四条大宮ジャーナル

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お見舞い申し上げます

名マイラー

2012-11-09 14:43:38 | 競馬
平成になる前までは、距離体系や牡雌に応じた大レースなどなく
「八大レース、以上」だった。
いわゆる春秋の天皇賞、有馬記念、三歳牡馬三冠、雌馬二冠(桜花賞、オークス)
それ以外はG1とかG2の格付けもなく(宝塚記念でさえ軽視されていた)
ステップ扱いだったのだ、更に天皇賞は一回勝ったら次は出れなかったので
古馬は有馬記念しか大きいレースはなかったのだ。

そんな訳やから、どんなレース(1200でも3200でも)にも出て
メインレースの常連馬が居た。
昭和50年代ならさっと思い出して、バンブトンコート、ロングホーク
ヤマニンバリメラ、メジロファントム、キシュウローレルなどなど
今列記した馬あたりは現在で言うところのG1が取れてないか
勝って1つぐらいである。
ロングホークは雨の天皇賞、逃げるエリモジョージと鼻の差負けである。
タケクニさん悔しくて寝れなかったやろなぁ。

バンブトンコートは、1600mあたりのレースでは強く
2000を越えるとコテンパンにやられてる馬だった記憶があったので
調べてみた。
やっぱり阪神3歳Sとかマイラーズカップとかは勝ってて、2000越えは
さっぱりやったようだ。

あと、あまりにも有名すぎる名前だがトウショウボーイはマイルから
2000mの馬やった。
ライバルであるテンポイントに先行かれたレース(菊花賞、有馬)は
3200と2500、それでも前年の有馬ではテンポイントに勝ってるので
距離は持つと勘違いしがちやけど、何故か有馬はマイラー勝つのよね。
有名どころでは、ダイユウサク(笑)
メジャーなところではオグリキャップ。

距離体系が確立して、1600の馬が3200のレースにはなかなか出ない
時代ですがその分レベルが拮抗して、それはそれで面白いとは思う。
ナリタブライアンが1200の宮記念に出た時は・・・
あれはテキ(調教師)が変人やからしゃーないなぁといったところで
勝負になる、といったワクワク感はなかった。

でも今になって距離適性で明らかに消し!の馬を買っていたことを
思うと、どんな時代に生まれても私は馬券下手なんやということだけは
断言出来る!!
最初の頃サクラバクシンオー産駒でマイルは?と疑問視されていた
グランプリボス、今回は人気になるでしょうが応援します。
親父がノースフライトとつばぜり合いになった淀1600
息子が獲ったれ~