雪

太郎を眠らせ　太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ　次郎の屋根に雪ふりつむ


音の無い夜　明けると銀世界
朝の壬生寺は　猫や鳩の足跡だけやった。

関西では雪降ると可愛いもんだが
ニュースでは北陸は結構な雪らしい。
こんな日は大変や、朝から雪かき雪おろし
しないと道歩けない、家壊れてしまう。

いくら除雪しても、どんどん積もり閉口したもんや。

でも夜中の雪は度々幻想的な光景を見せてくれた。
明かりの無い道を歩いていると、月明かりと雪の反射で
うす青い風景が続く。
これは学生の頃見たシャガールの「青」や。
シャガールは北欧やったっけ？ならこの「青」は
見たままを描いていたのだろう・・・
音が遮断されて、雪を踏む音しか聞こえないシュールな時間。

雪の明かりが強烈なのは、スキー場行く方ならお解かりでしょう
人間では作れないような真っ白！眼をやられます。
音を吸収するので、滑っている時は何も考えず
ひたすら滑降していくと子供の頃の夢中な自分に還る。

あー、今年は雪多いのに行けんなぁ・・・
といっても5～6年行ってませんが、冷え切った後の
温泉がいいのよね～スキー。
エロ仲居に「身体は疲れててもコッチは元気やろ～～」
とか言われて股間を握られるセクハラっぷりは
北陸の温泉ならではだ、わははは。

今日は早く帰って、ウチの太郎と銭湯でも行くか。
露天銭湯があるので雪見気分で・・・・