四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

幸せって計れるのか?

2011-11-14 18:44:11 | 人間
日本一幸せなのは福井県をはじめとして
北陸三県(福井・富山・石川)がベスト3であった。

大学教授が経済力ではなく犯罪、平均寿命等独自のファクターで
出した統計に基づくらしい。
大阪や京都は下位やった、幸せなつもりやったのに(笑)。

北陸に住んだことがある私として、住みやすいポイント(S63年当時比較)は

・部屋代が安い
・食料品が安く特に魚介類に不自由はない
・渋滞が関西ほどひどくない
・飲食店が人口比に対して結構ある
・図書館等が充実している、というかガラガラ
・学生相手の仕事は多かった
・病院が結構多かった

住みにくさと言えば

・電車が無いのでほとんど車
(当時使った車はシビック、コルサ、サニー)
・雪で交通移動が大変
・街が大きくないので、車で走ると知り合いに会う
 確率が非常に高い。
・繁華街を除くと、晩10時以降開いている飲食店は殆ど無い。
・当時、民放TV局は2局しかなかった。したがって
 ニュースステーションの小宮悦子を見たこと無かった。

住みにくさで挙げた部分はしかし、我慢できる範疇であり
生きていけない問題ではなかった。
あらゆる店舗は駐車場が充分にあるので
駐車する場所を探す、という手間がなかった。

といって関西に住んでいて不幸せか?と言われると
別段そう思ったことは無い。
子供時代は公害(光化学スモッグ等)地域に住んでいて
新しい土地に住んでみたい好奇心はあったが
住みにくいと思ったことは当時、感じなかった。
その当時に会った人々とは引越ししても
未だ付き合いはあるので、人の幸福度はその土地ではなく
それまで袖摺りあった縁のある人がその土地に
どれだけ居るか、と言うことかもしれない。

金沢の小立野、香林坊、片町で飲んだり
白山や内灘海岸で山登ったり海泳いだり
布施や小阪で飲んだり食ったり
奈良公園や久宝寺緑地で遊んだり
何れも楽しかった思い出であり、行楽地や歓楽街の
優劣や好き嫌いに関して全く持ってない。
親でも親戚家族友人でも、楽しく過ごし暮らすことが共有
出来た時期があれば、それが幸せなんやと思う。

先日、同窓会やった時も本当は布施の「すし半」か
「王将」でやりたかったぐらいだ。
酔った勢いでストリップ「晃生ショー」にでも
行ってみたいが、今もあるのかは定かではない。

まあ、それで言えば私が幸せであっても
こんな親持つ子供はゴキブリみたいな親父で
たまったもんじゃないかもしれないが。