すぐ続きを書くつもりがすっかり1週間経ってしまいまして・・・。
現状ですが特に進展なし。まだ仕事は見つかっておりません。
さてエージェントA社のBさんからお電話があったところからなんですけど、この方は会ったことはないんですし、最初電話で話した時は微妙に怖そうな感じすらしたんですけど、履歴書を直して送ってくれたり、面接の結果がだめだった時も(最初の面接がこの人からの紹介だった)「あなたは明るいし、経験もあるから大丈夫よ。」なんて励ましてくれたり(日系のエージェントでもこちらのエージェントは日本の派遣会社のように親身になってくれることはあまりないので)何気に気遣ってくれていい人だなあと思っているんですが、最初はある旅行会社の紹介で電話をくれたんですが、そこは他社からすでに紹介されたところで、しかも面接にはいたりませんでした。
さて、この方からのお電話で週活状況や不安に思っていることなどを話したらしばらく間があってから「あなた営業はやりたくないの?お電話でお話していると明るいしハキハキされているから合うんじゃないかと思うんだけど?」とおっしゃるわけです(まあ早い話がうまく乗せられてしまった感じですが)。
営業とひとことで言っても色々ありますからね。私が過去にした営業の仕事は新卒で入社した会社で英会話学校の営業と、大学時代のアルバイトの1つでダスキンの無料サンプルなどの案内だったのですが、どちらも顧客開拓を自分でやらなきゃならなかった(というかダスキンの方は顧客開拓が仕事だった)ので、英会話の方ではテレアポもやりましたし、ダスキンの方では家を一軒一軒まわらなきゃならなかったのですが、そうなると冷たくあしらわれることが多いじゃないですか。それらが正直結構辛い思い出で、辞めてからも時々夢に見るくらいでした・・・(ホント打たれ弱い・・・)。
なわけで「うーん、営業かあ・・・。」と思ったのですが「社長さんとお話してみる?」と聞かれて、詳しく内容を知らないうちに選択肢から排除してしまうのは嫌だったので面接を取り付けていただき、翌日に行ってきたわけですね。
ところでその不動産会社の社長さんですが、これは後から聞きましたが紹介してくれたA社のBさんとは25年という長きに渡るお知り合いでだったそうで、日本人の50代くらいの男性ですが、非常に自然体でしたので話がしやすく、なんだかステキな方でしたよ。
「長所は?」とお決まりの質問をした後も、「そんなこと言われても自分で自分の長所を言うなんて不自然で言いにくいよね・・・。」と言ってくれたり、あとどういう人材が欲しいかなどの話をした後も「自分は営業に向いていると思いますか?」と聞かれたので「外に出るのは好きですし、人と会うもの好きなのでそういった意味では向いているかもしれませんが、でも、結構くよくよしてしまったり打たれ弱いので向いていないかなとも思います。」と答えたら「うーん、あまりくよくよする人も向かないと思うが、逆にあっけらかんとしすぎていてもまずいんだよね。でもまあ私も自分で営業が向いているとは思わないもんなあ・・・。」などという言葉が返ってきたり、社長さんがそんな感じだったのと、また私の方も今回はどんな仕事か詳しく聞いてみよう、みたいな気持ちで行ったのでそれまでの面接のような気負いはなく自然に話が出来たのはよかったと思います。それに社長さん音楽好きで若い頃から今に至っても色々コンサートに行っていらっしゃるようだったので(なんと昔ビートルズが日本に来日したときにも行ったらしい)音楽絡みの雑談もしまくりで、途中で英語力のチェックのため外国人の女性とのちょっとした会話も挟みましたが計1時間ちょっと話してました・・・。ちなみに仕事としては媒体を見て連絡してきてくれたお客様に、お客様の希望のお部屋を見つけることが主な仕事となるわけなので、もちろん他社に負けないようにきびきび動いて見つけることが営業成績につながるわけですが、顧客開拓という作業はないそうなので、私の不安の80パーセントぐらいはここで消えました。
そんなわけで、私としては「希望する」ことに決めてエージェントA社のBさんにそのようにお伝えしましたが、実際のところ、不動産についてはまったく無知ですし、営業の経験も短いですし、車でロンドンのあちこちを回らなければならないのですがイギリスでの運転経験は皆無ですし、募集広告を出していたので他の応募者の中で経験者や車の運転に慣れている人が居ればその人に決まるだろうから難しいかなと思って結果を待ってました。
火曜日にBさんから電話で「まだ結果分からないんだけど、もしかしたら支店長さんと会ってもらうかも。」などと言われたのですが結局水曜日にBさんから「今回は難しいようです。」というメールが来たのでして、残念ながら不採用ということになりました。
さて、この1週間はエージェントの紹介からの面接は1つもありませんでしたが、初めて自分で応募したところから電話がきまして面接とトライアルをやってきました。
こちらはレストランで、日本食ではあるのですが、実際日本人のやっているお店ではなく、しかもものすごい有名なセレブリティご用達といわれる高級レストラン、1度行ってみたいと思っていたのですが、ランチでも1万円以上はかかるようなお高いお店なので行ったことはなかったのですが、たまたま求人広告(自分が知っている店舗ではないもう1つの方でしたが)を見つけたので、ダメ元でとりあえず応募してみました。しかし応募が面倒で1度お店に応募用紙を取りに行き、A4の4ページくらいの応募用紙を記入して志望動機なども書いて履歴書を挟んでお店に持って行かなきゃならず、記入途中でくじけかけたのですが、とりあえずなんとか終了して先週の初め提出してきたわけです。
で、火曜日にお電話を頂き水曜日に面接。電話を下さった担当の方は日本人の方でしたが、面接はその日本人の方(キャプテン)とヨーロピアンの男性(マネージャー)。電話が入ったか何かで日本人のキャプテンが抜けてしまったので主に話をしたのはマネージャーの方でこれはいたってシンプルで、レストランで働いた経験があるかどうかの確認、フルタイムで働けるのかという確認だけで、あとはトライアル(お試しのただ働き)となったわけです。
そうそう、こちらの飲食店だとトライアルがあるのが一般的ですね。
それで金曜日7時間拘束の5時間労働してきたのですが、私またもやダメダメでして、一応結果は後程電話とのことでしたがOKの場合すぐOKと出るみたいなので、これは不採用受け取ってよいと思います。というか正直自分でもあまりやっていける自身がない気がするので多分不採用となった方がいいのかもしれない・・・という気がしなくもありません(根性なしな私)・・・。
お店は2階がレストラン1階がバーに分かれています。寿司カウンターにいる人はみんな東洋人だったので多分日本人だけかもしくは韓国の方、中国の方もいるのかもしれません。厨房の方は多国籍でした。ウェイターウェイトレスも多国籍ですが主にどヨーロッパ出身の若者達。日本人らしき女性が居たので日本人か聞いたら違うとのこと。シフト表に1人日本人の女性の名前を見つけましたがその日は見かけなかったですね。
ところでね、そのレストランですがお客様がくると「いらっしゃいませ」と言うんですよ。日本人経営の日本食だって、日本人のお客様に対しては「いらっしゃいませ」ですが、それ以外の方には「Good Evening」なのに、徹底して微妙に英語なまりの「いらっしゃいませ」だったのでそれを聞くたびに不思議な気持ちになりました。
お店は非常に沢山の人が働いているので持ち場などが決まっているため、非常にオーガナイズされていますし、マナーなどもしっかりしていますし、ちゃんとルールが決まっていて、さすがだな、と感心しましたよ。
さて私ですが最初テーブルなどの説明をしてくれたのが多分フランス人の男性。「日本では11~14は不吉とされているのでその番号のテーブルがない。」と説明されたんだけど日本人の私としては「4」が不吉なのは知っているんですがあとは知りませんがホントかね?
その後、別の男性(多分イタリアンかスパニッシュかラテンの人だと思います)について、その人の持ち場の仕事を教えてもらいながら働いたのですが、営業開始後の4時間はドリンク(冷たい方)であとは暖かいドリンク(お茶など)を運ぶんですが、なんせテーブルが沢山あってなかなか覚えられない・・・。1番から10番、50番台、70番代は法則が簡単なので覚えられたのですが他がイマイチ覚えづらく、しかも、Table 3 Seat 2 など、テーブル番号だけではなく、席まで指定されています(でもさすがです・・・)。
もちろんテーブルなどは覚えれなくても地図があるので確認できるんですが、仕事を教えてくれた人が持ち場からホールの中がわかりやすいように貼ってある地図を逆さにして色々書き込んでくれたんですね。それに見慣れてきて、多少ドリンクを運べるようになってきたときに誰かが逆さになっていた地図を直してしまったんです。不思議なもので地図って逆さになるとまったく違うもののように思えてものすごい混乱してしまいましまい、自分でも地図をもらっていたのでポケットから取り出して逆さにして確認したりしていましたが席まで行くと急に分からなくなってしまったりして他の人に確認しなきゃならなかったりしましてだんだんヤバイ感じになってきました。
そういうときには悪いことが続くもんで、お客様にビールを注ぐのにうまくつげず・・・これが結構ショックだったのですが日本でスナックでバイトしていたのでビールを注ぐのなんて100万回?もやっているのですが、日本人だし、スナックだし、グラスを握って傾けてくれるじゃないですか、でもこっちはそういうわけには行かないんですね。ひとりだけ白人の女性なのにグラスを持って傾けてくれた方が居て、すごい「日本ツウ」だなと思いましたが、あとはそういうわけには行かず、泡が立ちすぎないようにグラスの反対側の側面を狙って注ぐように言われたのですがうまく出来なくてグラスは泡だらけ。それでお客にすごい不快な顔をされてしまったり、下げようとした皿が取り皿だったのですが私は知らなかったので「まだ使ってるんだけど。」と言い返されたり、お手洗いの場所を聞かれたのに分からなくて他の人に聞かなきゃならなかったりと、そんなことが続いてしまい、しかも最初に「高級レストランだから粗相がないように。」と言われていたもんだから、急に気が萎縮しまいお客が怖くなってしまいまして、しかもそんな時に、使おうと思ってポケットから取り出した自分のボールペンが破裂していて手がインクだらけになり、それでトイレに手を洗いに行ったときに「ああもうダメだ。もう嫌かも。帰りたいかも・・・。やっぱり日系の会社で働きたい」とか思ってしまい(根性なし!)、でも、逆にもう採用してもらわなくていいし、とか、客も同じ人間だし、とか、沢山スタッフがいるんだから自分が役に立たなかったからってお店にはまったく影響ないし、とかトイレの中で考えていたら徐々に気が楽になり、それで持ちこたえて最後まで働いて帰ってきました。
あらためて、私のロンドンで知り合った日本人の友人(ポーランド人の奥さんの居るTさんや、今は大阪に戻っているMちゃん)や、Nさんや、他の国々で仕事している友人達が、外国人たちに囲まれて頑張って仕事してきた(またはきている)様子を思い出すと(自分にもあることはあるのですが短期間でしたので)、彼らは本当に偉いな、たくましいな、強いなと思ってしまい、自分が「甘い」人間だということを思い知らされました・・・・とほほ。
まあそんな感じですが、トライアルが終わって帰りに携帯を確認したらエージェントA社のBさんから「折り返し電話ください。」というメッセージが入っていました。金曜日の夜だったのでまだ話はしていませんが、またどこか紹介してくださるのかも知れませんし、まあ来週からまた頑張って行かなくては。
現状ですが特に進展なし。まだ仕事は見つかっておりません。
さてエージェントA社のBさんからお電話があったところからなんですけど、この方は会ったことはないんですし、最初電話で話した時は微妙に怖そうな感じすらしたんですけど、履歴書を直して送ってくれたり、面接の結果がだめだった時も(最初の面接がこの人からの紹介だった)「あなたは明るいし、経験もあるから大丈夫よ。」なんて励ましてくれたり(日系のエージェントでもこちらのエージェントは日本の派遣会社のように親身になってくれることはあまりないので)何気に気遣ってくれていい人だなあと思っているんですが、最初はある旅行会社の紹介で電話をくれたんですが、そこは他社からすでに紹介されたところで、しかも面接にはいたりませんでした。
さて、この方からのお電話で週活状況や不安に思っていることなどを話したらしばらく間があってから「あなた営業はやりたくないの?お電話でお話していると明るいしハキハキされているから合うんじゃないかと思うんだけど?」とおっしゃるわけです(まあ早い話がうまく乗せられてしまった感じですが)。
営業とひとことで言っても色々ありますからね。私が過去にした営業の仕事は新卒で入社した会社で英会話学校の営業と、大学時代のアルバイトの1つでダスキンの無料サンプルなどの案内だったのですが、どちらも顧客開拓を自分でやらなきゃならなかった(というかダスキンの方は顧客開拓が仕事だった)ので、英会話の方ではテレアポもやりましたし、ダスキンの方では家を一軒一軒まわらなきゃならなかったのですが、そうなると冷たくあしらわれることが多いじゃないですか。それらが正直結構辛い思い出で、辞めてからも時々夢に見るくらいでした・・・(ホント打たれ弱い・・・)。
なわけで「うーん、営業かあ・・・。」と思ったのですが「社長さんとお話してみる?」と聞かれて、詳しく内容を知らないうちに選択肢から排除してしまうのは嫌だったので面接を取り付けていただき、翌日に行ってきたわけですね。
ところでその不動産会社の社長さんですが、これは後から聞きましたが紹介してくれたA社のBさんとは25年という長きに渡るお知り合いでだったそうで、日本人の50代くらいの男性ですが、非常に自然体でしたので話がしやすく、なんだかステキな方でしたよ。
「長所は?」とお決まりの質問をした後も、「そんなこと言われても自分で自分の長所を言うなんて不自然で言いにくいよね・・・。」と言ってくれたり、あとどういう人材が欲しいかなどの話をした後も「自分は営業に向いていると思いますか?」と聞かれたので「外に出るのは好きですし、人と会うもの好きなのでそういった意味では向いているかもしれませんが、でも、結構くよくよしてしまったり打たれ弱いので向いていないかなとも思います。」と答えたら「うーん、あまりくよくよする人も向かないと思うが、逆にあっけらかんとしすぎていてもまずいんだよね。でもまあ私も自分で営業が向いているとは思わないもんなあ・・・。」などという言葉が返ってきたり、社長さんがそんな感じだったのと、また私の方も今回はどんな仕事か詳しく聞いてみよう、みたいな気持ちで行ったのでそれまでの面接のような気負いはなく自然に話が出来たのはよかったと思います。それに社長さん音楽好きで若い頃から今に至っても色々コンサートに行っていらっしゃるようだったので(なんと昔ビートルズが日本に来日したときにも行ったらしい)音楽絡みの雑談もしまくりで、途中で英語力のチェックのため外国人の女性とのちょっとした会話も挟みましたが計1時間ちょっと話してました・・・。ちなみに仕事としては媒体を見て連絡してきてくれたお客様に、お客様の希望のお部屋を見つけることが主な仕事となるわけなので、もちろん他社に負けないようにきびきび動いて見つけることが営業成績につながるわけですが、顧客開拓という作業はないそうなので、私の不安の80パーセントぐらいはここで消えました。
そんなわけで、私としては「希望する」ことに決めてエージェントA社のBさんにそのようにお伝えしましたが、実際のところ、不動産についてはまったく無知ですし、営業の経験も短いですし、車でロンドンのあちこちを回らなければならないのですがイギリスでの運転経験は皆無ですし、募集広告を出していたので他の応募者の中で経験者や車の運転に慣れている人が居ればその人に決まるだろうから難しいかなと思って結果を待ってました。
火曜日にBさんから電話で「まだ結果分からないんだけど、もしかしたら支店長さんと会ってもらうかも。」などと言われたのですが結局水曜日にBさんから「今回は難しいようです。」というメールが来たのでして、残念ながら不採用ということになりました。
さて、この1週間はエージェントの紹介からの面接は1つもありませんでしたが、初めて自分で応募したところから電話がきまして面接とトライアルをやってきました。
こちらはレストランで、日本食ではあるのですが、実際日本人のやっているお店ではなく、しかもものすごい有名なセレブリティご用達といわれる高級レストラン、1度行ってみたいと思っていたのですが、ランチでも1万円以上はかかるようなお高いお店なので行ったことはなかったのですが、たまたま求人広告(自分が知っている店舗ではないもう1つの方でしたが)を見つけたので、ダメ元でとりあえず応募してみました。しかし応募が面倒で1度お店に応募用紙を取りに行き、A4の4ページくらいの応募用紙を記入して志望動機なども書いて履歴書を挟んでお店に持って行かなきゃならず、記入途中でくじけかけたのですが、とりあえずなんとか終了して先週の初め提出してきたわけです。
で、火曜日にお電話を頂き水曜日に面接。電話を下さった担当の方は日本人の方でしたが、面接はその日本人の方(キャプテン)とヨーロピアンの男性(マネージャー)。電話が入ったか何かで日本人のキャプテンが抜けてしまったので主に話をしたのはマネージャーの方でこれはいたってシンプルで、レストランで働いた経験があるかどうかの確認、フルタイムで働けるのかという確認だけで、あとはトライアル(お試しのただ働き)となったわけです。
そうそう、こちらの飲食店だとトライアルがあるのが一般的ですね。
それで金曜日7時間拘束の5時間労働してきたのですが、私またもやダメダメでして、一応結果は後程電話とのことでしたがOKの場合すぐOKと出るみたいなので、これは不採用受け取ってよいと思います。というか正直自分でもあまりやっていける自身がない気がするので多分不採用となった方がいいのかもしれない・・・という気がしなくもありません(根性なしな私)・・・。
お店は2階がレストラン1階がバーに分かれています。寿司カウンターにいる人はみんな東洋人だったので多分日本人だけかもしくは韓国の方、中国の方もいるのかもしれません。厨房の方は多国籍でした。ウェイターウェイトレスも多国籍ですが主にどヨーロッパ出身の若者達。日本人らしき女性が居たので日本人か聞いたら違うとのこと。シフト表に1人日本人の女性の名前を見つけましたがその日は見かけなかったですね。
ところでね、そのレストランですがお客様がくると「いらっしゃいませ」と言うんですよ。日本人経営の日本食だって、日本人のお客様に対しては「いらっしゃいませ」ですが、それ以外の方には「Good Evening」なのに、徹底して微妙に英語なまりの「いらっしゃいませ」だったのでそれを聞くたびに不思議な気持ちになりました。
お店は非常に沢山の人が働いているので持ち場などが決まっているため、非常にオーガナイズされていますし、マナーなどもしっかりしていますし、ちゃんとルールが決まっていて、さすがだな、と感心しましたよ。
さて私ですが最初テーブルなどの説明をしてくれたのが多分フランス人の男性。「日本では11~14は不吉とされているのでその番号のテーブルがない。」と説明されたんだけど日本人の私としては「4」が不吉なのは知っているんですがあとは知りませんがホントかね?
その後、別の男性(多分イタリアンかスパニッシュかラテンの人だと思います)について、その人の持ち場の仕事を教えてもらいながら働いたのですが、営業開始後の4時間はドリンク(冷たい方)であとは暖かいドリンク(お茶など)を運ぶんですが、なんせテーブルが沢山あってなかなか覚えられない・・・。1番から10番、50番台、70番代は法則が簡単なので覚えられたのですが他がイマイチ覚えづらく、しかも、Table 3 Seat 2 など、テーブル番号だけではなく、席まで指定されています(でもさすがです・・・)。
もちろんテーブルなどは覚えれなくても地図があるので確認できるんですが、仕事を教えてくれた人が持ち場からホールの中がわかりやすいように貼ってある地図を逆さにして色々書き込んでくれたんですね。それに見慣れてきて、多少ドリンクを運べるようになってきたときに誰かが逆さになっていた地図を直してしまったんです。不思議なもので地図って逆さになるとまったく違うもののように思えてものすごい混乱してしまいましまい、自分でも地図をもらっていたのでポケットから取り出して逆さにして確認したりしていましたが席まで行くと急に分からなくなってしまったりして他の人に確認しなきゃならなかったりしましてだんだんヤバイ感じになってきました。
そういうときには悪いことが続くもんで、お客様にビールを注ぐのにうまくつげず・・・これが結構ショックだったのですが日本でスナックでバイトしていたのでビールを注ぐのなんて100万回?もやっているのですが、日本人だし、スナックだし、グラスを握って傾けてくれるじゃないですか、でもこっちはそういうわけには行かないんですね。ひとりだけ白人の女性なのにグラスを持って傾けてくれた方が居て、すごい「日本ツウ」だなと思いましたが、あとはそういうわけには行かず、泡が立ちすぎないようにグラスの反対側の側面を狙って注ぐように言われたのですがうまく出来なくてグラスは泡だらけ。それでお客にすごい不快な顔をされてしまったり、下げようとした皿が取り皿だったのですが私は知らなかったので「まだ使ってるんだけど。」と言い返されたり、お手洗いの場所を聞かれたのに分からなくて他の人に聞かなきゃならなかったりと、そんなことが続いてしまい、しかも最初に「高級レストランだから粗相がないように。」と言われていたもんだから、急に気が萎縮しまいお客が怖くなってしまいまして、しかもそんな時に、使おうと思ってポケットから取り出した自分のボールペンが破裂していて手がインクだらけになり、それでトイレに手を洗いに行ったときに「ああもうダメだ。もう嫌かも。帰りたいかも・・・。やっぱり日系の会社で働きたい」とか思ってしまい(根性なし!)、でも、逆にもう採用してもらわなくていいし、とか、客も同じ人間だし、とか、沢山スタッフがいるんだから自分が役に立たなかったからってお店にはまったく影響ないし、とかトイレの中で考えていたら徐々に気が楽になり、それで持ちこたえて最後まで働いて帰ってきました。
あらためて、私のロンドンで知り合った日本人の友人(ポーランド人の奥さんの居るTさんや、今は大阪に戻っているMちゃん)や、Nさんや、他の国々で仕事している友人達が、外国人たちに囲まれて頑張って仕事してきた(またはきている)様子を思い出すと(自分にもあることはあるのですが短期間でしたので)、彼らは本当に偉いな、たくましいな、強いなと思ってしまい、自分が「甘い」人間だということを思い知らされました・・・・とほほ。
まあそんな感じですが、トライアルが終わって帰りに携帯を確認したらエージェントA社のBさんから「折り返し電話ください。」というメッセージが入っていました。金曜日の夜だったのでまだ話はしていませんが、またどこか紹介してくださるのかも知れませんし、まあ来週からまた頑張って行かなくては。