500系が走り去るのを見届けて、在来線のホームへ下りると、間髪入れずに「サンライズ瀬戸」が入線。前回の教訓を活かし、まずシャワーカードを買ってから個室に入りました。
新山口を出た直後、東の空から月が昇ってくるのに気付きました。最初は赤っぽい月が、天頂へ向かうにつれて青白くなっていき、岡山へ着く頃には窓際からのぞき込むような高さまで昇りました。あのまま乗り続けても、いずれは視界から外れていたでしょう。その点、上部が湾曲した二階の個室の窓はお誂え向きです。ほぼ頭上に近い角度から注いでくる月明かりが、室内にも影を落としています。この月が次第に後方へ去り、やがては東の空が明るくなってくると予想されます。さらに一晩楽しめる以上、やはり新幹線で直帰する手はありません。
★岡山2234/サンライズ瀬戸(5032M)/708東京
新山口を出た直後、東の空から月が昇ってくるのに気付きました。最初は赤っぽい月が、天頂へ向かうにつれて青白くなっていき、岡山へ着く頃には窓際からのぞき込むような高さまで昇りました。あのまま乗り続けても、いずれは視界から外れていたでしょう。その点、上部が湾曲した二階の個室の窓はお誂え向きです。ほぼ頭上に近い角度から注いでくる月明かりが、室内にも影を落としています。この月が次第に後方へ去り、やがては東の空が明るくなってくると予想されます。さらに一晩楽しめる以上、やはり新幹線で直帰する手はありません。
★岡山2234/サンライズ瀬戸(5032M)/708東京