日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

海を渡って沖縄へ 2018 - 帰着

2018-11-01 23:00:41 | 中国
小幅の遅れを引きずって、明石海峡大橋が見えた頃には0時が間近に迫っていました。目の前で主塔の明かりが消えるのを見届けると、直後にさらなる名場面が待っていました。折しも下弦の月が昇り、須磨浦の水面を鈍く照らしていたのです。その月が駿河湾では天頂に昇っていました。熱海を出る頃から朝焼けが広がり、小田原を過ぎた直後に朝日が昇ってくるという顛末です。一月半経っただけにもかかわらず、日の出が随分遅くなったものだと思います。
変わったのは日の長さだけではありません。前回は兎にも角にも蒸し暑く、何はさておき一風呂浴びたい気分でした。しかし、今回は沖縄にいる間でさえほとんど汗をかきませんでした。上陸後はTシャツ一枚で乗り切ったものの、博多の屋台はビニールシートに覆われた冬仕様でした。東京駅に降り立ったとき、Tシャツではさすがに肌寒いと感じました。二週ぶりとなる東北で、秋がどれだけ深まったかが気になります。次なる旅も楽しみです。
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