日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

糸吉言論

2016-09-21 23:20:26 | 旅日記
谷間の平日二日は平穏無事に過ぎました。昨夜のうちにある程度の旅支度を済ませ、十分な休養もとったため、満を持して出発できそうです。

昨日の時点での考えがその後変わることはなく、北海道へ行くということで結論が出ました。幸い今回も道内に九日間、最大では十日間滞在できます。これだけの日数があると、現地の天候と実際の進捗状況により行動はいかようにでも変わるため、現時点で綿密な予定を立てても仕方がありません。ただし、最新の予報を見る限りでは道北よりも道東の方が好天を期待できるため、今回はそちらを中心に旅することになるかと思います。上陸後は存続が危ぶまれる札沼線、根室本線の沿線をたどって東進し、その後網走方面へ北上して、終盤で旭川に寄れればといったところでしょうか。
最大十日間というのは、苫小牧から夜行のフェリーで八戸に渡り、車を置いて始発の新幹線に乗るという奥の手を使った場合、道内滞在が実質一日延びるからです。この場合、翌週の三連休の前日にもさらに一日休みを頂戴し、中四日で復帰した後、さらに四日かけて北東北を旅します。天候不順なら北海道からそのまま帰ることも検討しますが、延長戦に突入する可能性は高いと思われます。

北海道への渡航手段としては、去年三年前に利用した新潟からの新日本海フェリーと、一昨年乗船した仙台からの太平洋フェリーがあり、自走のガス代、高速料金とフェリーの航送料金を合わせた出費はどちらもほぼ同じです。奇数年に新日本海フェリー、偶数年に太平洋フェリーを利用してきたことからすると、今回は太平洋フェリーということになりそうですが、上陸後の経路を考えると、今回は苫小牧より小樽を起点にした方が理にかなっています。小樽に着けば夜明けと同時に動けるという利点もあり、今回も新日本海フェリーかと考えている次第です。
いずれの航路にも十分な空席があるため、予約をせずに向かいます。4時頃までに出発すると8時台には新潟に着き、腹ごしらえと買い出しを済ませてから乗船できるというのが経験上把握している時間配分です。万一寝坊をした場合には、その日の晩の仙台発に目標を切り替えます。それでは明朝お会いしましょう…
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