満開

高松商は大接戦の末に惜しくも散りましたが、都内の桜はいよいよ最盛期を迎えました。早咲きの木がまさに満開、遅咲きの木も五分咲きの手前までは達しており、靖国神社の標本木がほぼ満開という状況です。昨日も今日も、行きと帰りで開花状況が目に見えて違いました。これは日毎に気温が上がってきたということでもあります。雨合羽を羽織っていた序盤に対し、昨日からは雨合羽の出番がなくなり、今日にいたっては半袖シャツ一枚でも汗ばむ陽気でした。しかも雲一つない青空が広がる完璧な条件です。悠然とベンチに腰掛け花見をしていた昨日までとは大きく様相が変わり、慌ただしく動くうちにたちまち時間は過ぎました。
惜しまれるのは、晴天が今日で終わり、明日から五日続けて曇か雨と予想されていることです。もし的中すれば、今季の花見日和は実質一日限りとなってしまいます。とはいえ今週末までは夜桜もあり、天候がよくないなりの使い道はあります。日中はわずかな晴れ間に期待しつつ定点観測、帰り道は夜桜見物というのが当面の日課となりそうです。