日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

糸吉言論

2016-03-26 19:10:28 | 旅日記
開花から初めて迎える週末でしたが、前日と比べてもほとんど開花は進まず、花見にはまだまだ早いという状況でした。その割に相当数の見物客が出ていたのは、予報に反して雲一つない青空が広がり、なおかつ適温無風の好天だったからなのでしょう。夜桜見物にはやや肌寒い、しかし日向で宴会するには好適な一日だったような気がします。
そのようなわけで、結局福岡は見送りました。上記の通り都内での花見には大分早かったわけであり、結果としては「迷ったら出ろ」だったのかもしれません。しかし、高額な交通費をかけて九州へ行くからには、最低でも三日を確保したいという考えがあります。少なくとも、ふと思い立って出かけるような場所でないのは事実でしょう。弘前の桜のように、一生に一度は見ておく価値があるものならともかく、福岡の桜がそこまで見事だという話は聞かないだけに、地元の桜を差し置いてまで見に行く必然性を感じませんでした。
ただし、仮にあちらの予報が快晴ならば、決行していた可能性は少なからずあります。天候と開花状況を踏まえた上での微妙な判断でした。西日本での花見はこれで二年連続の見送りとなり、その分渇望も高まってきます。来年似たような状況が出現すれば、四の五の言わず新幹線に飛び乗っているかもしれません。
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