決勝進出

昨日の陽気で開花が進み、早咲きの木が一両日中にも満開を迎えそうな情勢になってきました。その一方で、まだ二分咲き程度の木が少なからずあります。開花からの時間が長引いたことにより、個体差が例年以上に広がっているという印象です。満開間近から二分まであるということは、単純に考えれば五分咲きということになります。実際のところ靖国神社の標本木が今まさに五分咲きとなっており、最盛期は今週末まで延びそうです。
それにしても、高松商の決勝進出には驚きました。いや、明治神宮大会の覇者が勝ち上がってきた以上、順当といった方が適切でしょう。土壇場で追いつき延長戦を制した1回戦、集中打で快勝した2回戦、打撃戦を制した準々決勝に続き、緊迫した投手戦の末、延長11回に勝ち越すという本日の試合内容も劇的でした。いかなる展開になっても最後に勝つという老獪さは、古豪の面目躍如です。決勝戦の相手は智辯学園、4試合を2失点で勝ち上がってきたチームではありますが、昨秋以来の快進撃からすれば勝てない相手ではなく、少なくとも伝統と風格では圧倒しています。初代選抜覇者の復活なるか、明日は高校野球からも目が離せません。