暦が春に変わって最初の週末、残念ながら太平洋側の天候が冴えません。懸案となっている静岡をまたも先送りし、代わりに中一週での登場となる週末パスで汽車旅に出ます。行先は仙台です。
仙台といえば、去年は花見の行き帰りと北海道からの帰りに立ち寄り、年末には恒例の「光のページェント」も見物しました。しかしいずれも短時間の滞在にとどまり、宿泊する機会を一度も作ることができませんでした。今回は一昨年の花見以来の宿泊となります。二年近く間が空いただけにありがたみも格別です。
昨年四回立ち寄りながら、一度も宿泊しなかったという事実からも分かるように、足を運んだ回数に比して宿泊する機会が極端に少ないのが仙台の特徴です。これは偏に宿泊事情の厳しさによります。
仙台の厄介なところは、盆正月、連休などの繁忙期に限らず、暦通りの週末であっても、かなりの頻度で市内の宿のほぼ全てが埋まってしまうことです。人口100万級の大都市で、これほど恒常的に宿泊事情が逼迫しているところは国内に存在しないような気がします。このような事情もあり、直前に予定を決める自分にとって、仙台は宿泊地として選びづらい都市の代表格なのです。しかるに今回は、仙台にしては珍しいほど宿泊事情に余裕があり、場所、料金、設備のいずれをとっても申し分のない宿に、1室だけ空きが出たところに滑り込みました。空きが出次第即押さえるしかないところが仙台の宿命ではありますが、ともかく最大の難問である宿の確保に成功したことにより、行先は決まった次第です。
乗車については多くを期待できない東北地方ではありますが、今回は昨年開業した仙石東北ラインに地下鉄東西線、さらには震災から復旧した仙石線、石巻線という題材があります。それらの乗車にかこつけて国分町の夜を満喫し、時間が許せば翌日山形にも立ち寄る予定です。二年に一度のことだとすれば、仙台に泊まれる機会は生涯にあと10回そこそこしかありません。残り少ない機会の一つを大切にしたいものだと思います。
仙台といえば、去年は花見の行き帰りと北海道からの帰りに立ち寄り、年末には恒例の「光のページェント」も見物しました。しかしいずれも短時間の滞在にとどまり、宿泊する機会を一度も作ることができませんでした。今回は一昨年の花見以来の宿泊となります。二年近く間が空いただけにありがたみも格別です。
昨年四回立ち寄りながら、一度も宿泊しなかったという事実からも分かるように、足を運んだ回数に比して宿泊する機会が極端に少ないのが仙台の特徴です。これは偏に宿泊事情の厳しさによります。
仙台の厄介なところは、盆正月、連休などの繁忙期に限らず、暦通りの週末であっても、かなりの頻度で市内の宿のほぼ全てが埋まってしまうことです。人口100万級の大都市で、これほど恒常的に宿泊事情が逼迫しているところは国内に存在しないような気がします。このような事情もあり、直前に予定を決める自分にとって、仙台は宿泊地として選びづらい都市の代表格なのです。しかるに今回は、仙台にしては珍しいほど宿泊事情に余裕があり、場所、料金、設備のいずれをとっても申し分のない宿に、1室だけ空きが出たところに滑り込みました。空きが出次第即押さえるしかないところが仙台の宿命ではありますが、ともかく最大の難問である宿の確保に成功したことにより、行先は決まった次第です。
乗車については多くを期待できない東北地方ではありますが、今回は昨年開業した仙石東北ラインに地下鉄東西線、さらには震災から復旧した仙石線、石巻線という題材があります。それらの乗車にかこつけて国分町の夜を満喫し、時間が許せば翌日山形にも立ち寄る予定です。二年に一度のことだとすれば、仙台に泊まれる機会は生涯にあと10回そこそこしかありません。残り少ない機会の一つを大切にしたいものだと思います。