日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

偕楽園観梅ツアー 2016 - 帰着

2016-02-21 18:24:51 | 関東
結局呑み屋には寄らず、簡単な買い物だけ済ませて戻りました。8時過ぎの出発から正味10時間の小旅行でした。水戸は意外に近いというのが終わった上での実感です。
列車が上野に着く直前、赤羽の「まるます家」で呑むという考えが咄嗟に浮かびました。上野の「大統領」とはしごすれば、小旅行を締めくくるには申し分ありません。しかし多少の迷いはありながらも見送りました。毎週末旅先で幾多の酒場をはしごしてきたこともあり、比較的再訪容易なこれらの店に、あえて今日行く必然性が感じられなかったとでも申しましょうか。水戸の梅を日本晴れの空の下で眺められただけでも、今の自分にとっては十分でした。
小旅行をいともあっさり切り上げたのは、次なる遠征に備えて体力と予算を温存するためでもあります。来たる週末は、前回の忘れ物を取り戻しに再び函館へ向かいます。うららかな陽気も束の間、来週日曜の函館は、最低気温氷点下7度の予報です。最後の最後は冬景色になるかもしれません。
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偕楽園観梅ツアー 2016 - ときわ82号

2016-02-21 15:56:43 | 関東
偕楽園に停車する最後の列車まで粘って切り上げました。二時過ぎから空が晴れ出し、午前の部と合わせて園内を快晴下で一周できたのは幸いです。偕楽園との相性のよさは今回も発揮されました。
復路も特急列車に乗りました。西日はまだ高い位置にあり、急いで帰るべき状況ではないものの、普通列車のグリーン車の倍に満たない料金でほぼ一時間早くなり、座席の格も上がることを考えると、常磐線の特急は乗り得だからです。
出発の段階では一杯やってから帰るつもりでした。しかし現時点ではまっすぐ帰る方向に傾いています。水戸で呑もうにも日曜のため店の心当たりがなく、途中駅で降りればそこから先は安普請の通勤電車で帰らなければなりません。その結果、呑むなら上野か浅草ということになり、今日行くべき必然性が感じられないからです。早めに帰り、昨日手をつけられなかった身の回りの片付けを済ませるのも一案でしょう。

★偕楽園1524/557M/1524水戸1553/ときわ82(2082M)/1706上野
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偕楽園観梅ツアー 2016 - 寒風

2016-02-21 13:44:13 | 関東
線路をまたいで拡張部の猩々梅林に入りました。肝心の方角に雲が居座る状況は相変わらずです。偕楽園といえば例年快晴に恵まれる相性のよい場所だったはずが、今年は珍しく空振り気味となっています。日が陰るということは体感温度が下がるということでもあり、そこへ風まで吹き出したため少々肌寒くなってきました。先ほど長袖を選択したのは失敗だったと申しましたが、前言を撤回する必要がありそうです。
日中いっぱい粘るにやぶさかではないものの、毎年眺めている梅でもあり、望みの薄い一発逆転に賭ける必要はなさそうな気がしてきました。偕楽園駅に列車が停まる三時半まで粘れるだけ粘り、明るいうちに引き上げようかと考えています。
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偕楽園観梅ツアー 2016 - 天気待ち

2016-02-21 13:11:35 | 関東
本園を軽く一周し、拡張部へ移ろうとするところで足踏みしています。一時晴れた空が再び曇ってしまったためです。到着時には雲が多いながらも時折日が差す場面があったのに対し、大きな雲が次から次へと流れて日差しを遮るようになってきました。これでは梅も絵にならず、かれこれ小一時間天気待ちをしている状況です。北の空には雲一つなく、東と西の空もおおむね晴れているにもかかわらず、日差しと重なる南の方だけ雲が出ているのが何とも惜しまれます。
ちなみに本日の段階で早咲きの梅が見頃から散りかけ、中咲きが次第に開花し始め、遅咲きはまだ蕾で、全体を通じて見ると見頃にはやや早いという状況です。まだ早いと感じられる理由として、最大勢力である白加賀が出揃っていないことが挙げられます。あまりに数が多すぎて、ともすれば量産型ザクのようにも思える白加賀ではありますが、この梅があってこそ全体が引き立つと今更ながら知りました。
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偕楽園観梅ツアー 2016 - 春の陽気

2016-02-21 11:14:05 | 関東
偕楽園に着きました。着いたはよいのですが依然として雲が多く、日が差す時間よりも陰る時間の方が長いという状況です。ただし、方角によっては青空が優勢となっており、時間が経てば両者の割合が逆転しそうにも見えます。
それより予想外だったのは温かさ、というより暑さといってもよいほどの陽気です。15度という気温はおおむね予報通りなのに対し、吹くといわれた風がほとんどないため、数字以上の体感温度があります。これではおよそ早春の気候とは思えず、梅どころか桜も咲き出しそうな勢いです。長袖を選択したのは完全な失敗でしたorz
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偕楽園観梅ツアー 2016 - 列車か車か

2016-02-21 09:34:36 | 東北
常磐線の特急は東日本お得意の全車指定、自分には珍しい普通車指定席の利用が最近続いています。もちろん筑波山が見える左手の窓側を押さえました。
これまで偕楽園に行くというと、車の利用が通例でした。しかし去年は初めて列車を利用し、今年も同様の選択としました。これは、偕楽園に丸一日近く滞在するのが常態化した結果、わざわざ車で行く必然性が乏しくなったからに他なりません。会津と掛け持ちするなら、翌日の行動を考えても車に利がある状況とはいえ、今回は水戸に行って戻るだけの日帰りです。速達性と定時性、さらには呑んで帰れる特権を考えても、今回は列車の利用が吉と考えました。
そのような事情に加え、近年の高速料金の高騰があります。ETC割引の大幅縮減に伴い、常磐道も谷田部までは問答無用の正規料金となって、さらには首都高の料金も値上げされ、これらの区間だけでも鉄道の普通運賃並みの料金を徴収されるようになってしまいました。自走する労力を考えても、水戸に車で行く利点は大きく減じられたわけです。来週も汽車旅となることが確定的で、自家用車は今年に入って正月の一度しか稼働していないことになります。だからといって汽車旅が面白くなったわけでも何でもなく、むしろ年々つまらなくなっているのが現状なわけです。交通手段を問わず、旅のしづらい世の中になったものだと思います。
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偕楽園観梅ツアー 2016 - ひたち5号

2016-02-21 08:49:48 | 関東
日帰りの小旅行は上野駅から始まります。9時という遅めの時間となったのは出遅れたからではなく、天候の回復が予報よりも遅れ、しばらく天気待ちをしていたことによります。都内では今なお雲が多めの空模様ながらも、筑波山と男体山は見えており、これなら行けると判断しました。着く頃には青空が広がっていてくれればよいのですが。
一時間後の特急なら東京駅から乗車でき、自分にとってはそちらの方が便利でした。しかし、上野から出るこちらの列車も悪くはありません。通勤列車のごとくわずかな間合いで慌ただしく発車する特急も多い中、長編成の列車が地平のホーム悠然と発車を待ち、時報と同時に滑り出すところは風格に満ちています。しかも上野を出れば、目指す偕楽園まで120km近く無停車の快走ぶりです。

★上野900/ひたち5(2005M)/1012偕楽園
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