日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

この季節の楽しみ 2014番外編

2014-08-25 23:50:12 | 野球
六月下旬の地方大会開幕から二ヶ月あまり、大阪桐蔭の優勝という予定調和で今季の選手権大会が終わりました。
地方大会を専門とする人間だけに、全国大会について多くを語る資格はありません。そんな中あえて特筆すべきは、今世紀の選手権でわずか1勝だった三重県勢の決勝進出、ではなく地元二松学舎大付の初出場でした。校名を記した幟が町の至る所に立つ様は、旅先では何度も目にした光景とはいえ、それを地元で目にするという状況には新鮮さを覚えました。四年前、我が母校があわや8強進出という快進撃を続け、母校が勝ち上がるという感覚を初めて知ったときのようなものとでも申しましょうか。地域性こそ高校野球の真髄だと、改めて思った今季の選手権でした。
それにしても、blogで高校野球を散々語っておきながら、自身一度も聖地を巡礼していないという現実には忸怩たるものがあります。一昨年仙台の七夕まつりを見物して以来、次の夏は甲子園だと構想しながら、昨季も今季も結局果たすことができませんでした。今季の場合、大会期間中に三度あった週末のうち、第一週は悪天候で土日とも全試合中止、第二週も中止になるかどうかが微妙な状況で、第三週はあいにく休養日が土曜と重なり、遠征しても準決勝の二試合しか観戦できないという条件のため、結局見送ったという顛末です。しかし、お盆と重なり天候に左右されやすいのはいつでも同じではあります。四の五の言う前に、ともかく足を運ぶべきだったのかもしれません。来年こそ甲子園でお会いしましょう…
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