日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 21:54:01 | 北陸
全行程終了です。糸魚川まで高速に乗り、そこから白馬と更埴を経由して帰ります。時間が大分遅くなり、全区間高速という選択も検討すべきところではありますが、遠回りになるため短縮効果は小さいことが経験上分かっています。高速料金の負担が大幅に上がったこともあり、いつも通りの経路を考えている次第です。
去年同じ経路で帰ったときに比べ、現在地での時刻は一時間半ほど遅れています。白馬で風呂に入った時間を除いても、実質一時間の遅れです。そのときの帰着時刻に一時間を足せば、おおよその時間も読めてきます。やや憂鬱になる時間帯ですが、ともかく前に進まなければ始まりません。次は帰着後にお会いしましょう…
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 21:35:06 | 北陸
往生際の悪さを見事に発揮し、またしてもキャンプ場に舞い戻ってしまいました。いや、さすがにもうきりがないだろうとは思ったのですが、写真を撮り忘れていたことに気付いたのです。帰りはさらに遅れるものの、おかげでEF81牽引の貨物列車の通過が見られたので一石二鳥ではあります。
すっかり見慣れた光景とはいえ、小さいながらも実によくできたキャンプ場だと改めて思います。線路から近からず遠からず適度な距離を置いているのが一つ。そしてもう一つは、親不知の天険が尽きて黒部の扇状地が広がる、その扇のまさに先端にいるのを体感できることです。活動仲間とのキャンプはこれで最後になりそうですが、何年かに一度はここでソロキャンプを張り、古きよき時代を懐かしむのもよいでしょう。そのときにまたお会いしましょう…
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 20:54:03 | B級グルメ
移動の前に腹ごしらえを済ませます。立ち寄るのは温泉の向かいの「栄食堂」です。生地の漁港で腹ごしらえするつもりがこうなったのは、あろうことか満席で振られるという誤算があったためでした。しかしこの店も悪くはありません。いかにも街道筋の昔ながらのドライブインといった佇まいと雰囲気がよいのです。
ここへ来たなら看板にもあるたら汁をいただくのが定石というところ、今回はあえてカレーライスを選択。汁物は朝昼兼用の漁師汁でたらふく味わったため、あえてどこにでもあるものを選んだ次第です。そのカレーは特にどうということはなく、やはりたら汁にしておくべきだったかという気がしないでもありませんが、ありふれたものをいただくのが今回の目的だったのですから、ある意味目的は達成されたといってよいでしょう。

栄食堂
下新川郡朝日町境647-1
0765-83-3355
700AM-2100PM(LO)
第四月曜定休(祝日の場合は翌日休業)
カレーライス640円
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 20:29:06 | 温泉
名残は尽きないものの、「北越」の下り最終列車の通過を見届けて切り上げました。これにより、白馬で風呂に入れるかが微妙な時刻となったため、今回は昨日と同じ「たから温泉」で一風呂浴びて行きます。北陸キャンプがなくなれば、ここに立ち寄る機会も少なくなってしまいそうです。
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 19:57:29 | 北陸
二日間の旅にも仕舞いの時が近付いてきましたが、最後にもう一ヶ所寄らなければならない場所があります。昨晩世話になったキャンプ場です。
仲間内で十数年来恒例行事として続いてきた北陸キャンプが、新幹線の開業とそれに伴う北陸本線の消滅により、今季限りと言われていることについては既に申しました。それだけに、最後の最後はここへ立ち寄らずにはいられなかったという次第です。
自身この北陸キャンプに毎年参加していたわけではなく、合わせても片手で数えられる程度でしかありません。このblogを始めてからは、七年間でわずかに二回です。毎年主催している連中と比べれば、このキャンプ場に対する思い入れはたかが知れているともいえます。しかし、北陸で一人旅をしていたとき、偶然にもここでキャンプをしていた仲間に急遽合流するといった思い出もあり、少なくとも一つのキャンプ場としては、紛れもなく生涯最も印象に残るであろう場所です。それだけに、ここで仲間とキャンプをすることも金輪際なくなるかと思うと、何ともいえない感慨が押し寄せてきます。
夏場の二ヶ月だけ開放されるこのキャンプ場、奇しくも今日は本年の最終日です。しかし、日曜晩のキャンプ場に人影はなく、昨日はさほど気に止めなかった秋の虫の声に混じって、遠くから波音が聞こえてくるにすぎません。気温は適度で風もなく、まさに絶好のキャンプ日和だというのにもったいない話です。松林のサイトに昨日使い損ねたテントを張り、もう一晩名残を惜しんでから帰りたいのはやまやまながら、残念ながら別れの時がきてしまいました。長い間世話になったことに感謝します。
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 18:33:42 | 北陸
光量の限界まで粘って撮影終了です。高感度域の画質が飛躍的に改善したと言われるEOS-1D Xが、早くも本領を発揮してくれました。
快晴とまではいかなかったものの、天候に全く期待していなかった状況で、これだけ撮れたのですからもう十分です。新幹線の開通まで、北陸へ来る機会はあと何度か考えられるとしても、その頃にはこの稲穂は刈り取られているでしょう。北陸本線最後の秋に、心ゆくまで名残を惜しむことができたのは幸いでした。
現在の気温は23度、昨日とは全く違う心地のよい夕風が吹き、田圃からは秋の虫の声が聞こえてきました。残照は茜色から紫色へと変わりつつあります。この夕景とともに、長く記憶にとどめておきたい北陸の列車たちです。
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 15:54:38 | 北陸
こちらの読み通り、どこへ行っても一面に稲穂が広がり、場所探しにはさほど苦労をしませんでした。現在西入善の直線区間で撮影中です。惜しむらくは午後から曇りの時間が長くなってしまったことで、ものにできた列車は実質二、三本といったところでしょうか。しかし、列車撮影というのは得てしてそんなものです。富山平野の稲穂に北陸本線という、来年にはもう見られない画を撮ることができたのですから、今日はこれでよかったのだと納得しています。
時間が経つにつれて雲が厚くなってはきましたが、今から何かと掛け持ちするのは中途半端です。再び晴れるかどうかにかかわらず、日中はこのまま撮影に注ぎ込みます。日没後は生地の漁港に戻って腹ごしらえし、白馬で一風呂浴びて帰るというおきまりの流れになりそうです。
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 12:03:53 | 北陸
腹ごしらえを済ませて土産を買い、湧水を汲んだところで午前の部は終了。天候に関しては何の期待もしていなかった今回の活動ですが、ありがたいことに午前中から青空が広がっています。雲は多めながらも、大半の時間で晴れるか薄日が差しているという状況です。気温も暑からず寒からず申し分ありません。これなら午後は列車撮影を中心にするのが順当でしょう。
ここで撮りたいという撮影地は近辺にはないものの、どこへ行っても稲穂が頭を垂れている時期です。線路沿いを適当に走れば、ここはという場所が一つや二つ出てくるのではないでしょうか。実りの季節の富山平野を行く北陸本線はこれが見納め、余すことなく記録しておきたいと思います。
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 11:02:29 | B級グルメ
仲間の活動に便乗するかどうかというところ、今回はキャンプ場を出る段階で流れ解散となりました。この後は一人旅に戻ります。まずは朝食がてら生地の漁港にやってきました。
漁師汁と称するあら汁は、鱈を中心に大きなぶつ切りが大量に入って100円という気前のよさです。調子に乗って2杯注文したものの、これなら一杯でも十分でした。2個200円のおにぎりにも大粒の鮭が詰め込まれ、400円ですっかり満腹。鮮魚、塩物、乾物に加工品と、海産物なら何でもござれの品揃えも相変わらず秀逸です。やはり、富山の東部へ来たならここに立ち寄らなければ始まりません。

★魚の駅生地 とれたて館
黒部市生地中区265
0765-57-0192
900AM-1800PM
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北陸キャンプ最終章 二日目

2014-08-31 07:25:46 | 北陸
おはようございます。昨日は「トワイライトエクスプレス」の通過を見届けてからキャンプ場へ向かい、設営の間もなく宴会に合流して、日付が変わる頃に散会という結果でした。先ほど上りの「トワイライトエクスプレス」が通過して行ったところです。

昨夜は結局テントを張らずに車中泊としました。酔った拍子で枕だけを後部席に放り込んで倒れ込み、気付けば翌朝だったという顛末です。しかし、フロントガラスが濡れてはいるものの、路面が乾いていることからして、降ったとしてもにわか雨だったことが分かります。気温は適度で風もなく、これならテント泊には最高だったでしょう。あれこれ道具を揃えたというのに、何のために来たのやらという結果になってしまいましたorz
とはいえ、これも全くの結果論ではあります。というのも、キャンプ場に着いた時点では、これでキャンプをするかと半信半疑になるような天候だったからです。何しろ、高田からの移動中は断続的に夕立が叩きつけ、キャンプ場でも海から生暖かい風が轟々と吹いていました。しかし、その風がいつの間にやら心地のよい夜風に変わり、夜半にはすっかり止んで、終わってみれば絶好のキャンプ日和になっていたというわけです。

教訓は二つあります。一つは、雨風を気にしていてはキャンプはできないということです。雨が降るからキャンプをしないというのは、雨が降るから車に乗らないといっているようなものです。洗車したその日に降ったり、運転に差し障るほどの豪雨だったりするならともかく、雨風をいちいち気にしていては車になど乗れないわけで、同じ理屈はキャンプにもそのまま当てはまります。天候に一喜一憂するのも楽しみのうちと、今更ながら得心しました。
もう一つは、あまりにも当然のことではありますが、設営は宴会の前にしておくということです。やはり、酔いが回って疲れが増幅された状態では、今更テントを張るなどという気力も起こりません。どちらも次回に向けての参考としますφ(. . )
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