日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

北陸キャンプ最終章

2014-08-30 16:45:10 | 温泉
毎度おなじみ、しかしよくよく考えると前回のキャンプ以来となる「たから温泉」で汗を流します。時間的にいって、「トワイライトエクスプレス」の通過までにキャンプ場へ着くのは厳しくなってきました。どこかで通過を見届けてからの合流となりそうです。

たから温泉
下新川郡朝日町境642-1
0765-83-3356
800AM-2100PM
入浴料500円
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(高張性弱アルカリ性高温泉)
泉温 源泉49.7度
pH 7.59
湧出量 150l/min
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 15:55:14 | 甲信越
行きがけの駄賃のつもりで二駅だけ立ち寄るはずが、どういうわけか丸一日を消費してしまいました。ここからは高速道を飛ばしてキャンプ場へ向かいますが、一風呂浴びるなどの時間を考えると、着くのは五時を回る頃でしょうか。「トワイライトエクスプレス」の通過に合わせて、仲間が乾杯を始める頃です。そんな絶妙の頃合いにのこのこと現れ、文字通り「座りしままに食う」形となってしまうのは、いくら気心知れた連中とはいえ気が引けてきます。前回も今回も、別に狙ったわけではないのですがね…
それにしても気になるのは天候です。長野との県境を越えた途端に分厚い雲が立ち込め、時折雨粒が落ちてきます。改めて最新の予報を確認すると、七時から九時にかけて雨が降るなどという無情の宣告が。肝心要の宴会もご破算となってしまうのでしょうか。空模様に一喜一憂しながらのキャンプとなりそうです。
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 15:38:34 | 甲信越
292号線で県境を越え、そのまままっすぐ進むと現れるのが、飯山駅と並ぶ本日の見どころ脇野田駅です。青い空と白い雲が印象的だった信州から一転、峠を越えるや否や空がどんより曇ってしまったのが惜しまれます。結果としては、桜が満開かつ快晴という絶好の条件だった四月に、咄嗟の判断がつかず下車しそこなったのが非常に痛かったわけです。とはいえ、辛うじて撮影に耐え得る条件だったのは幸いでした。
飯山駅に比べればごくありふれた切妻の木造駅舎とはいえ、雪止め付きの金属屋根は同じく雪国ならではです。その駅舎の前には、新幹線の起工記念で植えられたという立派な木が並びます。背後に聳える新幹線併設駅に役目を譲っても、この樹木がかつての駅の名残を後年まで伝えるのでしょうか。こちらも長い間おつかれさまでした。
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 14:36:53 | 酒屋
この蔵に寄るのも久しぶりです。「水尾」でおなじみの田中屋酒造店で酒を買います。「水尾」の定番といえば、金紋錦を使った緑のラベルの純米酒ですが、今回は酒販店では見かけない別誂えの純米酒があったため二本同時購入。今夜の晩酌はこれで万全です。

田中屋酒造店
飯山市大字飯山2227
0269-62-2057
900AM-1800PM(日祝日定休・1月から3月まで無休)
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 14:02:19 | 甲信越
野沢に寄りたいという悪魔のささやきを振り切り、飯山市街に入りました。お目当ての飯山駅に立ち寄ります。もちろん初見ではないものの、過去訪ねたときは逆光などでまともに撮影できたためしがないため、移転前にどうにか間に合ったのは幸いでした。切妻の金属屋根にいかつい庇を巡らせ、寺社風の車寄せを設えた出で立ちが雪国の駅らしく、小屋根もよい味を出しています。時代の流れとはいえ引退は残念ですが、ともかく長い間おつかれさまでした。去りゆく名駅舎に敬礼…
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 12:46:37 | 甲信越
湯沢から17号線、353号線、117号線と経由して長野県に入りました。沿道の直売所で桃を買います。道自体は終始快走路ながら、前橋などの寄り道がたたり、本来の予定通過時刻を大幅に超過しています。一時にはキャンプ場に集合すべきところが、この調子では今回も数時間単位の遅刻となるでしょう。仲間からは顰蹙を買いそうです…
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2014-08-30 11:06:00 | 関東
渋川伊香保から再び関越道に乗りました。上越国境を越える前に、毎度おなじみ谷川岳のパーキングエリアで湧水を汲みます。気温は21度、しかし昨日のような蒸し暑さがなく、吹く風は実にさわやかです。待望の青空も広がり、予想外の活動日和になってきました。
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 09:01:08 | 関東
さて、賢明な読者の方はお気づきの通り、前橋に来たということは、上信越道には入らなかったということでもあります。
富山の東部という目的地からして、順当なのは上信越道を経由して更埴で下り、そこから白馬と糸魚川を経由する、自身北陸との往来で最も多く使ってきた経路です。しかし、今回は意表を突いて関越道をそのまま北上します。目当ては飯山、脇野田の両駅です。両駅とも10月には新幹線併設の新駅に移転するため、その他の駅にもまして猶予がなく、今回押さえておいた方がよかろうと思い立ちました。
ここで、賢明な読者の方は再び違和感を持たれたかもしれません。飯山市街の最寄りとなるのは上信越道の豊田飯山だからです。しかし意外なことに、関越の塩沢石打で下りても、高速道と一般道を合わせた距離には差がありません。走っていて楽しいのは上信越道よりも関越道であり、一般道の区間が長くなるのも、運転を楽しむ向きにはむしろ歓迎です。時間が許せば野沢にも寄れるのですから、こちらを選ばない手はないでしょう。
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2014-08-30 08:40:24 | B級グルメ
前橋で下りたのも、特に用があってのことではなく、「立ち寄るために立ち寄った」という例年通りの理由しかありません。しいていうならここで朝食をとることでしょうか。北関東の風物詩、山田うどんに立ち寄ります。
常々申している通り、出されるものは別に大したことがないのです。しかし、労務者御用達とでもいうべきがさつな雰囲気が癖になり、北関東へ来るたびに立ち寄ってしまいます。板の間の小上がりにあぐらをかいて、ミニカレー丼とうどん半玉を合わせた「朝カレーセット」をいただくのが、自分にとっての山田うどんの朝食です。しかし相も変わらず麺類がうまく噛めませんorz

★山田うどん江田町店
前橋市江田町577-1
027-253-6702
平日 900AM-2100PM(土日祝日600AM- )
朝カレーセット300円
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 07:56:54 | 関東
東松山から再び関越道に乗り、前橋で下りました。川越までと合わせた高速料金は1930円也。3月までは1350円で全区間高速を経由できたのですから、まったくひどい値上がりです。値上がりといえば、ガソリンもしばらく給油しない間に随分高くなったような気がします。全国的にも安値の地域である北関東でさえ、今ではレギュラーが165円です。世知辛い世の中だと、道中何度繰り返すことになるのでしょうか。
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 06:41:24 | 関東
この展開を予想できた方はいらっしゃるでしょうか。川越で関越道を下りました。川越に用があったわけではなく、早い話が高速料金の節約です。四時を過ぎれば正規料金という容赦のない料金体系になった以上、今後のことも考え節約術を検討しておきたいという狙いがあったわけです。しかし、以前鶴ヶ島で下りたときの経験からある程度予想できた通り、こちらの一般道は新4号などと違い、お世辞にも快走路とはいえません。規格も交通量も、大都市近郊のごく普通の幹線道路といったところで、渋滞こそないものの走っていて楽しい道ではなく、時間もそれなりに消費します。費用対効果を考えると、たとえ倍額とはいえ全区間高速で駆け抜けるか、鶴ヶ島から東松山まで一区間だけ一般道というのがせいぜいなのかもしれませんorz
せめてもの救いは、雨がようやく止んだということでしょうか。空は昨日と同様どんよりと曇ってはいるものの、運転しやすくなっただけでも助かります。あとは少しでも明るくなってくれればよいのですが。
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 05:08:46 | 関東
さて、大型連休中の事故以来、道義的な問題もあり、旅の一部始終をblogで公開するのを自粛していたわけなのですが、今回から逐次更新を再開します。心機一転再開するなら今しかないと判断しました。
誰にも迷惑をかけないのが一人旅の気楽さだと常々申しておきながら、あろうことか他人様を巻き込んでしまったことは痛恨の極みというほかなく、今なお深く反省している次第です。マイカーでの長距離移動はそのとき以来となります。自制しつつ走りたいと思います…
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北陸キャンプ最終章

2014-08-30 04:37:27 | 関東
その後旅支度を済ませ、仮眠と呼ぶに足らない程度のわずかな休養をとって起床しました。ETC割引の大幅縮減もあり、できれば三時台の前半には出たかったのですが、前夜の帰りが遅すぎてさすがに起きられませんでした。従来は六時までに乗れば半額、それを過ぎても三割引だったところが、今では四時前に乗っても三割引、それ以降は問答無用の正規料金なのですから、まったく世知辛いご時世になりました。ましてや今回は、最も影響の大きい関越道経由だけになおさらですorz

もっとも、目覚めてまず思ったのはそのことではなく、四時半というのに外が真っ暗だということでした。それもそのはず、今日の日の出は30分以上も後の5時11分で、最も早い頃に比べると46分遅くなっています。日の入りは18時12分で、こちらは最も遅い頃に比べて49分早くなりました。つまり、昼の時間はざっと一時間半ほど短くなっているわけです。「秋の日はつるべ落とし」を実感する季節になってきました。
記念すべき新年度の開幕戦ではありますが、外は雨音が聞こえるほどの本降りです。毎日飽きもせずよく降ります。改めて天気予報を確認すると、現地では昼頃まで降って上がり、夜半から翌朝まで再び降るなどという予報に変わっています。これではテントを張っても難儀するだけです。あれこれ新戦力を投入したところではありますが、今回は車中泊で済ませた方が無難かもしれません。せめて宴会の間だけは持ちこたえてくれればよいのですが。

ちなみに、標題は鉄道雑誌の常套句を拝借したものです。新幹線が開通する三月まで、北陸では別れの時を実感する場面が多くなるでしょう。
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