日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

花見の旅in四国 前夜

2011-03-25 21:06:14 | 旅日記
結局四国にも行くことにしました。やはり沖縄、九州、四国で花見ができるというまたとない機会を棒に振ることはできませんでした。本格的な花見シーズンの到来を前に一週休養しておきたいという考えもあったとはいえ、今回に関してはそれほどの迷いはありませんでした。
明朝の新幹線で岡山へ向かい、列車を乗り継いで高知へ着くのは最速で正午過ぎです。昼夜ともに高知城を見物して、花見の後はもちろん酒場で一献傾けます。翌日は花見のできる場所を探して高知市内を周遊し、夕方5時の列車で岡山へ戻って、新幹線で帰路につきます。はるばる土佐まで行くからには、もう少し行動範囲を広げたいのはやまやまながら、今日の時点で桜が咲いているのは高知市内のみ、それも五分咲きの一歩手前といったところのようです。山田の鏡野公園や佐川の牧野公園など、さくら100選に名を連ねる県下の名所で花が咲くのはまだ先のことになります。高知城を中心に、市内の花見の名所を二、三ヶ所訪ねて終了ということになるでしょう。しかし、四国へ列車で行くのもかれこれ五年ぶりです。高知には心惹かれる酒場も多く、花見の他にもそこそこ楽しめるのではないかと期待しています。都内での開花を間近に控え、適度な前哨戦になりそうです。

前回の三連休では久しぶりに大汗をかきました。雪もちらつく北国の寒さをよそに、上着も持たず、半袖シャツを鞄に忍ばせての出発です。ついに死者一万人を突破した震災の中、相も変わらず呑気に一人旅というのが申し訳ないところではありますが、その代わり桜が咲いたら東北で思い切り散財したいものです。それがいわゆる「自分にできること」なのではないかと思っています。こちらは一足先に花見へ出かけます。一月後にお会いしましょう…
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