A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

入院3日目☆

2006-04-15 | 乳房再建
昨夜は余りの痛さで痛み止めの錠剤のほか筋肉注射と座薬をして眠りについた。が、とてもじゃないけど痛くて眠れない。2~3時間は眠れたかなぁ~?薬が効いているのかどうかは全然わからない。

朝食の時間になった。起き上がれないので看護師さんが食事を運んでくれた。看護計画によると今日から歩き回れることになっている。個人差があるので看護計画どおりにはする必要がないんだけど、朝食を食べるために起き上がらないといけない。ベッドの両端に柵がついているので両手でつかんで起き上がろうとした。痛い!両手を伸ばすだけでも痛い。柵をつかもうとして痛みを我慢して手を伸ばし何とか柵をつかむことが出来た。次は起き上がり!痛い、痛い、と叫びながら何とか起き上がれた。が、ベッドに座っているだけで、どうしようもなく痛い。ちょっと動いただけでも痛い。もちろん朝食のトレーには届かない。困ったことにナースコールにも手が届かない。あぁ~、もうだめ!いいわ、朝食を食べるのは諦めよう!そして痛みを堪えて何とかベッドに横になった。しかし、この痛さの中よく自分で起き上がったものだ。もうこんな無理はしない。痛いものは痛いんだ。痛みが少し落ち着くまでベッドに横になっておこう。

朝食が運ばれて25分くらい立ったら看護師さんが来てくれた。『○○さん、どうですか?ごはん食べていないねぇ!食欲はあるの?』『さっき何とか起き上がったけど痛くて痛くて又ベッドに横になりました。』そんなこんなで結局看護師さんに食事介護してもらうことになった。ベッドを起こしてもらい、看護師さんに食べさせてもらった。当たり前なんだけど、いつもされているので食べさせるのがうまい。私も最初から遠慮せずに食べさせてって言えば良かった。もしかしたら、姉が朝食を食べさせるために来てくれるかもしれないと心の中で少し思っていた。

朝食が終ってしばらくしたら主治医の先生と女医先生が一緒に病室へ様子を見にきて下さった。痛みは人それぞれだし、痛かったら痛み止めがあるから遠慮なく言って下さいとのことだった。痛み止めをしてこの痛さである。手術の前にはこんなに痛いとは一言も聞いていなかった。しかし今更言っても仕方がない。とにかく症状が落ち着くことを祈ろう。

10時過ぎに姉が来てくれた。今日も休みを取って必死に介護してくれている。最初は何かと雑だったけど何度か同じことを繰り返すうちにだんだん介護がうまくなってきた。私も調子に乗っていろんな事をお願いした。やはり姉妹だからあれして、これやってとかなりわがままも言わせてもらった。本当に有り難い。痛みは一向に収まらない。患者によって症状がまちまちとのことだけど、とにかく痛みが早く消えてくれるのを待つのみ…。姉がいるうちに歩いて見ようと思い、起き上がるのを手伝ってもらった。足をベッドから床に下ろそうとするんだけど、相変わらず痛い。結局無理をせずに今日も一日寝たきりの生活を送ることにした。看護計画はあくまでも予定であって、その通りにしなくてもいいのだ。私も痛いものは痛いし我慢しないことにした。

昼食の時間がやってきた。姉にベッドを起こしてもらうんだけど、ちょっとの振動が傷口に響くので『待って、お願いもっとゆっくり…。』などとわがままを言いながら起こしてもらった。ベッドを起こしてもらえばあとは自分で食事を食べることが出来る。

しかし、寝たきりの看護とは本当に大変なことだ。何から何までお世話にならないと自分では何も出来ない。ただ、排泄に関しては尿意は尿管が入っているから問題ないけれど、もよおしてきたらベッドの中でするって看護師さんが言っていた。それだけは勘弁してください。その時は這ってでも自分の足でちゃんと排泄に行きます。

姉は二泊三日で私の介護に来てくれていた。明日から仕事があるので昼過ぎに帰っていった。結構わがままばかりを言わせてもらって迷惑ばかりをかけてしまった。いつも母同様に私の事を心配してくれて本当にありがとう。姉には面倒ばかりかけて中々恩返しが出来ない。今は入院生活を楽しく送って予定通り退院することだけだ。また違った形で姉と母には恩愛しないとね。

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入院2日目(手術日)☆

2006-04-14 | 乳房再建
病院の朝はとっても早い。
昨夜はそんなに緊張していなかったはずなのに夜中に2回くらい覚醒してちょっぴり寝不足気味!
6時になると病室の電気が前触れもなくパッと点く。
眩しいぜっ!もう一眠りするために布団を被って目を瞑る。
朝は絶食なので8時過ぎまではゆっくりできる。でも結局7時過ぎには起き上がり、歯磨きと洗顔をする。

前日術後に着る服を袋に入れていたので、もう一度中味を確認した。
中に入っているのは、ゆかた、T字帯、バスタオル。
術前30分前になり、血栓予防のソックスをはき終わったら担当の看護師さんがやって来た。『ご家族の方は来られますか?』前回もそうだったけど、今回も病室に来るのがちょっと遅い。
結局病室を出るギリギリの8:45頃にやってきた。
しかし、私のために大事な時間を割いて来てくれているのだ。感謝しなくてはね!

いよいよ乳房再建に向けていよいよエキスパンダー挿入手術が始まる。
8:50に母と姉とともに病室を出てそのまま看護師さんに連れられて中央手術室へ徒歩で向かった。
手術室の前で母と姉とはお別れ!『○○ちゃん、手術頑張ってね。大丈夫!大丈夫!』母も姉も笑顔で見送ってくれた。

手術室の扉が閉じて中に入ったら、看護師さんが『○○さんの家族ってものすごく明るいですね。
普通なら皆神妙な顔で送り出すのに…!』昨夜、母や姉のお気に入りになった“魔法のアファメーション”の中から希望の言葉を母と姉が交互に言ってくれたのだ。9時から何人か手術を始めることになっていたけれど、私達の到着が一番早かった。『何でも一番最初って気持ちがいいですね。』手術室に早く来たからって別に何の意味もないけれど物は考えようなのだ。
これで気持ちよく手術を受けることが出来るわよ。

ここで手術室の看護師さんに引き継がれ手術室に案内され手術台に乗った。
すぐ横を見たらパーテーションがあって隣の手術台でも手術が行われるようだ。
何人か手術用の白衣に着替えた先生や看護師さん達がいる。
その中の一人が私の方を振り向いた。
「○○さん、今日が手術だったのね。私もすぐ隣で別の手術があるのよ。頑張ってね。」
何と私の乳腺分泌外科の主治医の先生だったのだ。
超びっくりでもあるし、とっても素敵!
やはり外科という名称がつくからには手術をするのが当たり前なのだ。
形成外科の女医先生然り、乳腺分泌外科の先生然り、最近は医学の現場でも女性の進出がとても進んでいるっていうことを改めて感じた一瞬でした。

麻酔を行うために血圧計、心電図、酸素飽和度計をつける。
点滴は左手の甲にしようとしたが、血管がうまく見つからないので左手首の内側に針を刺すことになった。
酸素マスクをつける。ゆっくり呼吸をしているけど、この辺りから意識が朦朧としている。。。

「はい、○○さん手術が終わりましたよ~。」
誰が言ったのかは全く覚えていない。
この声で目覚めて病室に帰ったのは12:45。
ストレッチャーから病室のベッドへと移動する。
私は浴衣を着て、T字帯をして、左手首の内側に点滴をして、鼻には酸素注入の管、右胸にはドレーン、尿道には尿管。
あっちこっち管だらけ。
麻酔の時に口の中に挿入した気管内チューブが右上唇をかなり強く押さえつけていたみたいで、少し腫れ上がっている。口の中がやたらと乾く。

母はこの忙しい中、時間を作ってきてくれたけど私の手術が無事に終ったので、しばらくしてバスで帰ることになった。
年老いた母に迷惑ばかりをかけて本当に親不孝な娘である。
どんな風に親孝行をしたらいいんだろう!なんてこんな時は早く退院して元気な姿を見せるのが一番だよね。

夕方になってやっと水分の補給が出来た。
看護師さんが吸い口にお茶を入れて来てくれた。寝ながら飲むのって難しい。
しかし、ちょっとでも頭を動かそうものなら痛くて痛くて大変なのだ。何とか顔を横に向けてやっと水分補給をすることが出来た。
とにかく傷跡が痛い。痛くて痛くて何とかして欲しい。
取り合えず今晩一晩寝たらある程度は痛みがひいてくるだろう!
しかし患部側の腕が痛いのはわかる。何で健側の腕を1センチ動かしただけでも痛いの?呼吸も息苦しいし、深呼吸が出来ない。
寝返りなんてトンでもない。当たり前だけど体って何から何まで繋がっているのよね。

夕食時間、術後なので流動食だ。
私のベッドは電動式ではないので姉に手動でおこしてもらう。
が、ちょっと動いただけでも痛い。『あっ、待って!もう少しゆっくり!あっ、止まって!そうそうちょっとづつ動かして!』30°位おこしてもらい、夕食を頂く。もうはらぺこなので流動食もグビグビとすっごい勢いで飲んでしまった。
が、これがあとで少し大変なことになったのだ。

食事が終ったあと、姉が『○○ちゃん、明日は自分で起きて食事しなさい!』ゲゲェ!何て冷たいことを言う人だろう!
この状態で起きれると思っているんだろうなぁ…。
私はこんなに痛い思いをしているのに…。でも敢えて姉には『うん、わかった。いつも忙しいのにありがとう!』“明日早く来て朝食食べさせて…!”とは言えなかった。
まあ、看護師さんがいるもんね。それでなくても姉には色々と面倒をかけているし…。

9時頃、いきなり吐き気がしたので大急ぎでナースコールをした。
ボタンを押すんだけどなかなか看護師さんがやって来ない。
やっと看護師さんが洗面器を持ってきてくれたけど、何とか吐き出さずに済んだ。原因は空腹のため夕食の流動食をすっごい勢いでがぶ飲みしたせいなのだ。
悲しいかな、食い意地がはっていたわ。

9:30の消灯前に主治医の先生と女医先生が病室まで様子を見に来てくださった。「○○さん、調子はどうですかぁ~!」
「とっても痛いです。明日から歩くようになっているけど、まだまだ無理みたいです。」
「痛みは人それぞれ違うので無理をしないように頑張りましょう!」
先生達の励ましの言葉がとっても嬉しい。
この夜は、傷口と右胸下側と右胸脇側がとても痛くて、ほどんど眠ることが出来なかった。
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今日から入院☆

2006-04-13 | 乳房再建
乳房再建に向けて今日から入院です。
思ったより荷物が多くて一週間旅行用のスーツケースに荷造りし、朝9時過ぎに自宅をタクシーで出る。混雑はなかったので5分で病院に到着してしまった。まず向かったところは売店。そこで術後に必要な腰帯を買う。名称は“腰帯”だけど術後に傷口を固定するために胸に巻くそうです。

9時半前に1F病院の受付で手続きをし早速病室がある9Fへ向かう。ナースステーションで挨拶をしたあと、斜め前にある面会室で少し待機。しばらく待っていたら面会室のすぐ近くの3人部屋の一番手前にあるベッドに案内された。その後看護計画、入院診療計画、病院のオリエンテーション等説明して頂き、気持ちは手術に向けてだんだん高まってきた。手術予定時間は明日の13時からということになっていたけど、手術のキャンセルが入り、もしかしたら明日の朝9時からの手術になるかもしれないと言われた。時間が遅くなるのはいいけれど、早くなるのは心の準備が出来ていないし、ちょっとドキドキ!まっ、考えても仕方ないのでなるようになれです。今回は、手術の詳しい説明は事前にしてもらっているので、あとは麻酔科の先生の説明だけ!その前に病院内の設備等を色々と案内してもらった。

一段楽したので、姉や親しい友人に部屋番号をメールしたあと、奥の部屋のベランダ側にいる患者さんに挨拶をした。調度点滴中でタイミングが悪かったけど、取り合えず軽く挨拶をする。多分20代初めの若い子みたいでした!荷物の整理もそこそこに済んだので着替えることにした。患者さん達ってパジャマじゃなくって、ジャージみたいなラフな格好で病院内をウロウロしている。もちろんパジャマの方もいらっしゃったけど、ここで普段着にしようか?それともパジャマにしようか?と色々と悩んだ結果、入院しに着たんだからパジャマにしようと、早速新しく購入した春パジャマを着用した。もうすることが何もない。入院中に読書するために図書館から沢山本を借りていたので早速読むことにした。こんな時に読む本は内容が軽めでササッと読める本が楽チンである。

昼食後、看護師さんが来られて明日の手術の時間を教えてくれた。『明日の手術は朝の9時からになりました。』やはりそうか!でしばらくお風呂に入れないので入浴するために順番を取って下さった。と言っても浴槽には入らずにシャワーのみで体の隅々をキレイに洗う。今日の予定は夕方まで何もない。入院したばかりなのでベッドに入って大人しく読書することにした。母と姉が可愛い私に会うためにこちらへ向かっているが、なかなか連絡がない。結局三時過ぎに病室へ来てくれた。6時の夕食が食べ終わった頃、女医先生が病室に入って来られた。『今回、○○先生と一緒に手術を執刀する、形成外科の○○です。』ひゃ~、かっこいい!女医先生だわ。私の乳がんの主治医も女性だし、今回の形成外科手術で主治医の先生と一緒に執刀して下さるのも女医先生。身長が高くて、宝塚の男役みたいにかっこいい。話し方もとてもはっきりしているし、優しい言葉で手術の内容を説明をして下さった。母も姉も先生のテキパキした様子をみて私同様すっかりファンになったようだ!しばらくして麻酔科の先生も来られて説明があった。今回二度目の手術だけど、麻酔は何度してもいい気分ではないみたいな事を事前に看護師へ話していたので、先生は全身麻酔の合併症の事を詳しく説明して下さった。自分では何も出来ないので全ては先生達にお任せするしかない。

面会時間の8時が近づいてきたので、母と姉は帰っていった。ベッドで大人しく読書をしていたら、主治医の先生登場!『○○さん、遅くなりました!』いえいえ、全然!学会のために私の病室にくるのは消灯前くらいと言われていたので思ったより早く来て下さった。『明日の手術のために、マーキングをしておかないとね。』上半身裸になって明日エキスパンダーを入れる場所をマーキングしてもらう。う~ん!?先生はとっても悩んでいる。私の左胸と手術するほうの胸を比べながら、○○さんは胸が大きいから、としきりに言っている…。『もし、エキスパンダーで思ったほど膨らまなかったら左の胸を少し小さくするようになるかもしれませんね!』ギャ~、それだけは勘弁!『折角の美乳に傷をつけたくありません。』『そうですねぇ~、何とかやってみましょう!今回の手術は第三期手術の腹直筋皮弁法(ふくちょくきんひべんほう)とシリコンを入れる方法のどちらでも選択できるようにしておきましょう。だた放射線を受けているので皮膚がどれだけ伸びるかがわかりませんので、様子を診ながらやって行きましょう!』はい!私は先生に何もかもお任せしますよ!

こうして私の入院生活が始まった。乳房が返ってくることによって身体と心のQOLの向上が期待できるのだ。色々と悩んだ挙句決断したことなので全ては先生達に委ねます。明るい入院生活を送ろう…!
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不安なんてもうないぞっ!

2006-04-12 | 日記
入院前日、猫仲間の友人が遊びに来てくれました。4月の中旬になろうとしているのに河川沿いの桜は、まだ立派な花弁を十分残している。夕方7時頃待ち合わせをして河川敷の夜桜を楽しむことにした。約20分くらい桜を鑑賞しながら散歩したけど、夜の風は少し冷たい。なので、私のうちで一杯飲むことにした。入院するのでたいした食材は残っていなかったけど、簡単な豆腐とオニオンスライスのサラダとトマトソースのパスタとデザートにフルーツをご馳走した。

ここ2~3日、手術の事を考えているつもりはなかったけれど、おなかを下したり、心臓の鼓動が早くなったり、夜眠れなかったりと、はっきりいって体調不良だ。でも今日は友人と何気ない会話をすることで、気持ちがすっきりして落ち着いた。やはり無職で人と話すことがなかったし、かなり不安とストレスが溜まっていたのかもしれない。本当に友人の気遣いに脱帽です。手術前の不安な気持ちがこれで少し払拭できました。かなり気持ちが和みました。

私はもう大丈夫!今日も幸せ、明日も幸せ
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最後の給料日!

2006-04-10 | 日記
今日はこの前まで務めていた会社の給料日だ。
3月末に退職したメンバー3人と夕方6時に前の会社に集合することになっていた。終日雨が降っていたんだけど、時間はたっぷりあるしちょっと小雨だったので歩いていくことにした。時間通りに行ったら元同僚がすでに会社の前に待っていた。やはり一人では入りにくかったと言うことで私を待ってくれていた。二人で事務所の中に入ってソファーに座ってお給料をくれるのを待つことにした。しばらくして退職した3人目のメンバーも事務所にやってきた。退職日のお別れ会のときにもしかしたら仕事が決まるかもしれないと言っていたので、早速聞いてみたら4月からもう勤務していた。はやっ!

3人で色々と雑談をしているんだけどなかなかお給料をくれる気配がない。いつもこうだ。お給料日なのに私達が銀行に行くように仕向けないとなかなかお給料を銀行におろしに行ってくれなかった。本来ならお給料日の朝一番に自分の銀行口座に振り込まれているはずなのに手数料がもったいなくて手渡しだった。手渡しされるほうがお金の有り難味がわかって嬉しいこともありましたけどね。で今日もわざと出し惜しみをしている。本当に時間泥棒だ。あれこれ色々と過去を振り返っていたらやっとお給料を渡してくれた。これで一安心。しかし、資金繰りが苦しい中、お給料日を一日も遅れることなく払ってくれたことには本当に感謝しなくてはならない。今会社がどのようになっているかは知る由もないが、私達を解雇したからにはそれなりに経営を立て直して軌道に乗るようになればとお祈りします。

懐も温かくなったのでうきうき気分で帰ろうとしたら、同じ方向に帰る元同僚が迎えの車が来るので一緒に帰ろうと誘ってくれた。で今の会社の事をあれこれ聞いてみた。一言でいえば彼女はとっても強運だった。3月下旬にハローワークの求人を通じて聞いてみたら、応募者が多いので申し込むんだったら早めにと言われて応募した。いつも履歴書には最終学歴しか書かないのに小中高校の学歴も書いて、面接に望んだらたまたま面接者とも小中高校が同じ2年先輩と言うことがわかり、それが一つの決め手になったようだ。とも言っていた。

もともと彼女は仕事がよくできたし、懐柔策がうまいのでそれなりのものを醸し出していたんでしょうね。そこの会社、応募者が多く二日間しかハローワークの求人に乗せていなかったのによく見つけたものだ。9時から5時の勤務で週休二日、もちろん社会保険も付いていて、お給料も前職よりちょっぴりいいみたい。本当に彼女は運がいいと思った。そしたら、“○○さんも大丈夫よ。前の会社がここまで持った事が強運なんだから今度は○○さんの所にいい運がやってくるわよ~!今景気も上向きだし…!!”そうよね、心の持ち方しだいだもんね。彼女は雰囲気が明るくって前向きの発言だし、いつも相手にいい印象を与えなくてはいけないですよ!って言っていた。最近は『人は見た目が9割』という書籍も出版されているし彼女みたいに明るく振舞えるようにいつも心がけないとね。

4月から暇なのでネットのハローワークの求人だけはちゃんとチェックしているんだけど、正社員、週休二日、中心部の勤務場所で検索したら求人数が十数件しかないんだ。
本格的な求職は手術以降に考えることにしよう。。。
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お花見ツアー☆

2006-04-09 | 患者会&がん友
私が入っている患者会で春の例会として、バスツアーがあったので参加してきました。今年は桜の見頃がちょうどこの週末だったし、お天気も良かったので最高の一日になりました。朝9時前に新幹線口に集合してバスに乗り込み、向かった先が蒲刈。天然温泉のリゾート施設に到着し、お昼まで1時間半の自由時間があった。温泉にも入る事ができたけど、今回もパス!皆、同じ乳がん患者で別に気にする必要はないんだけど、それでも人前で入浴するのはまだ恥ずかしい。ジロジロ見られる訳ではないけどね!

私はゾロゾロと団体行動をするのが苦手なので、とっとと一人で近くを散策することにした。リゾート施設の周りはウォーキングができるようにキチンと整備されている。急な登り坂もあったりして、結構キツい。しかし高台から眼下に広がるビーチは「日本の渚・百選」「日本の水浴場55選」に選ばれただけあって、本当に素晴らしい景色である。汗もかいたし、新鮮な空気を胸いっぱいに吸ったので、早く引き上げて温泉にでも入ろうかなぁ~なんて思ったけど、やっぱりまだ勇気がない。しばらく歩いていたら、昨年の春の例会で出会った方が一人で歩いていたので、一緒に散策することにした。一年ぶりの再会である。彼女も私の事をちゃんと覚えていてくれて、その後ずっと一緒に行動することになった。

ランチが済んだ後は患者会の代表の方からこれからのイベントの案内がありました。無料のものや有償のものとか色々とあったけど、参加できるものはなるべく参加するつもりだ。ここを出発する前に桜の木をバックにして恒例の記念写真を撮り、リゾート施設をあとにしました。この後向かった先は下蒲刈。庭園や美術館等、見どころがいっぱい。自由時間が2時間半もあったので、まずは辺りを散策することにした。さすがに歩くだけでは到底時間を潰すことができないので、白雪楼へ入ることにした。ここは江戸時代末の建物。入場料は2割引で240円お抹茶付き。次に向かったのが、松涛園。入場料、ここも2割引で640円。朝鮮通信使に関する資料等の展示と回遊式の美しい庭園があり、意外と見どころが沢山あって歴史探訪と文化の香りを十分に楽しむことができました。長いと思っていた自由時間も有意義に過ごすことができました。

ここを4時に出発し、新幹線口に帰ってきたのが5時20分。同じ乳がん患者じゃないと気持ちが分かり合えないし、気兼ねなく話すことができてすっきりしました。バスから降りて帰るときに患者会の代表者の方が私の乳房再建の事を覚えていて、声をかけて下さった。一年前の患者会で話したことを気にしてくれて本当にありがたい。ちょっとしたひとことがとっても嬉しく思いました。この患者会、お年を召した方が多く、朝バスに乗り込んだときはちゃんとうまく溶け込んでいけるか不安を感じていたが、やはり同じ乳がん患者ということでそんな気持ちは一変に吹っ飛んだ。
そう、私達出会った時はいつも支えあって活きましょうね
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思いがけないプレゼント☆

2006-04-07 | 日記
今日はいつもお世話になっている猫仲間の友人を自宅へ招いてお花見をすることにしました。

ちょっと前に4月の中旬に入院するって言っていたら、今日ネグリジェをプレゼントして頂きました。
私の事を思ってネグリジェを選んでくれたことが嬉しかったです。
本当に思いがけないプレゼントだし、いつも気遣ってくれることに感謝します。
私の雰囲気にピッタリだったので、私のお気に入りとして入院中はずっと愛用させて頂きますよ…。

で、今日のおもてなし料理はブルサンのカナッペから始まって、コーンスープ、高級牛肉のステーキわさび醤油添え、緑黄色野菜たっぷりのサラダ、帆立貝とアスパラのバター炒め、トマトソースたっぷりのパスタ、締めはフルーツ。

気が付いたらビールもワインもかなり飲んでいました。
本当に心地よい時間が流れていった感じです。
ありがとう!
楽しいひとときを過ごすことが出来ました
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乳房再建に向けて♪

2006-04-06 | 乳房再建
一週間後の入院を控え、今日は形成外科での診察がありました。
午前中、先生から手術方法の詳細を説明して頂き、その後は看護師に入院のための簡単な説明と術前の検査の説明がありました。

レントゲンは先週乳腺外科の三ヶ月検診で撮っているのでそれを使うことにして、採血・検尿・心電図・身長・体重(聞いていないぞぉ~)・肺活量の検査をしました。
手術は二回目だし検査の内容がわかっているので、検査受付案内図を頂いたけど、すいすいと検査を済ませることができました。

今無職だし時間はたっぷりあるので、手術のときに“ねまき”を着用することになっているので買いに行くことにした。看護師さんから売店に売っているからと言われて、早速行ってみた。
“ねまき”があった!
でも色が白地に紺と赤の二種類しかない。
はぁ~、ダサっ…
もっと可愛いのがないのかなって聞いたら、デパートとかスーパーにも売っていると言われ、近くのデパートで見てみることにした。
やはり柄がいまいち。
ちょっと距離があるけれどスーパーにも行ってみた。
ここには病院の売店に売っているのと同じメーカーの物を売っていた。
どうやらピンクの可愛い“ねまき”などは期待するべきではなかった。
色が心理的に与える影響に期待しようと思ったのに…。
結局、ネットで購入することにした。
茶碗屋呉服でちょっぴりお買い得な“ねまき”を見つけたので早速ネットで注文した。

この記事を書いている最中にラジオで絵門ゆう子さんの訃報が流れた。
あ~、なんてショッキングなニュースなんでしょう!
こういうニュースを聞くたびにいつも思うのは、なんで突然訃報なの?
てっきり元気で頑張っていらっしゃると思っていたのに。

ついこの前『がんでも私は不思議に元気』という書籍を出されたばかりなのに…。
がんの告知を公表してから6年。
彼女は乳がん患者として私達が言いにくかったことやどのように人生を楽しくゆっくり過ごして行くか様々なメッセージを残してくれた。
結構勇気付けられる内容や人生の逆境をどのように乗り越えていけばいいか指針を示してくれた。

彼女が残していった書籍等をもう一度改めて読み直してみようと思った。
本当に最後まで絵門さんだから出来る事や自分らしい生き方をされたし、皆さんのために色々と尽力なさったと思います。
心からご冥福をお祈りします。。。

私とがんの病期や治療方法は違うけれど、いつも前向きにそしてゆっくり過ごして行くように心がけよう。
もう、頑張らないって決めたので…。
でもなんで今日なの?
乳房再建と言う手術を控えているのに、果して手術をする意味があるのだろうか…。
絵門さんは乳がんが転移しているのを公表して6年だから私の場合は…
などと勝手に自分の病気とダブらせてしまうので、やはりショックは隠せない。
これではいけない!
やはり希望を持って生きていかなくては。
もともとあったものですから、乳房再建して『私、脱いでもすごいんです!』
って胸を張って言えるようになるんだ
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がん友、放射線照射終了!!

2006-04-05 | 日記
そろそろ、がん友の放射線照射が終る頃だろうと思ってメールしたら、調度今日が最後の25回目だった。
これは祝ってあげようと思い、早速一緒に食事をすることになった。
夕方、歯医者の予約があったので、治療を済ませて友人と待ち合わせたのが6時過ぎ。食卓用の桜花のブーケと500mlの一番絞り6本入りの缶ビールをお土産として持って行った。

歯の治療で麻酔が効いてて唇の感覚がないのにグビグビとビールを飲んでしまった。とにかく治療が終ってめでたいから少々のアルコールは構わないでしょう!と勝手に判断しちゃいました。
放射線照射が終ったからといって腫瘍がすぐ小さくなるものではないらしい。
しばらくたってCT検査等で腫瘍が縮小しているかどうかを確認すると言っていた。

それにしても、とても嬉しそうな笑顔をしている。
うんうん、わかるわかる。
自宅から病院まで徒歩で行って、エレベータは全く使わなかったから逆に元気になったと言われていた。
晴れの日も雨の日も風の日も土日を挟んで毎日25回、よく通院しました。
どんな治療にしても終った後というのはホッとしてとっても嬉しいのだ。

結果がわかるのがまだ先になるけれど本当に良かった。
私も同じがん患者としてまた一緒に支え合って行きましょう
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新年度が失業の始まり!

2006-04-03 | 日記
新年度なのにそれが失業生活の始まりなのだ。
今朝、元会社の同僚とハローワークで待ち合わせをして、早速3人分の雇用保険被保険者の資格喪失届けと離職票を提出。

本来ならば会社の担当者が離職票を記入したものを本人に内容を確認してもらって、その後ハローワークへ提出して受付が完了したら離職者宅へ書類を郵送。
書類が自宅に届いたら、本人が失業認定をしてもらうためにハローワークへ離職票を提出。
このように面倒だし、社長たちに任せていたらいつになるかわからないので、自分達で離職票と書類を用意して届出を完了しました。

そのあとはすぐ自分の失業認定をしてもらうために離職票とともに書類を提出。
12:30ころ提出した書類の受付と説明が終了したのは15:00。

時間がかかったけど、おかげさまで一日のロスもなしに今日が受給資格決定日。
最初の失業保険認定日が4月27日。
とにかく年度末に全ての書類を完璧にして退職しましたもんね。
今日は年度初めだったし年度末の退職者が多かったらしくて、いつもの4倍くらいの人の多さだそうです。

もう腹ペコ
こんな時間になるんだったら、ちゃんとランチをしてからハローワークに行けばよかったわ。
帰宅してから、簡単に食事を済ませホッと一息。

で、給付金がいくらになるかなぁ~って計算したら、余りの少なさに深いため息が………
でも別に贅沢をしなければ何とか生活できるので、目標は5月の連休明けくらいに仕事が見つかればいいかな!
暫定的ではあるけど、一様目標は立てておかねば。

職業訓練校もちょっと気になるけど、適性検査が意外と大変なのよねぇ~。
以前もたまたま職業訓練校へ入るために適性検査を受けたら倍率4倍以上なのに受かってしまった。
定員20名だから、上位成績者から順番に20名選ぶんですって!
今回は年齢もいっているし中高年ですから、ちょっと躊躇してしまうんだよね。
しかし、ものは試しなのでもう一度チャレンジしてみようかしら~

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春パジャマ~♪

2006-04-02 | 日記
そろそろ入院準備をしようと思っていたら、パジャマがないことに気付いてしまった。
普段はユ★クロのTシャツとかスウェットパンツですものね。

前回の入院生活は三泊四日だったので、姉に貸してもらった。
今日、デパートをウロウロしていたら、たまたま春パジャマがセールになっていたので、いい機会だから購入することにした。
ピンク系の明るい色にしようと思ったけど、なかなかいいのがなかったのでこの柄に決めました。
でもこの柄私好みではないけれどセールだったし、安かったものですから…



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花♪

2006-04-02 | Weblog
携帯電話で画像の初投稿!
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