A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

がん友の訃報。

2016-08-26 | 乳がん日記
今朝、LINEでメールがきた。
内容は、

『母、今朝亡くなりました』

動揺した。
娘が送ってきたのだろうか?
一行だけで、いまいち内容がわからない。
友人の母⁉
それとも本人⁉
変に返信して、間違えたら取り返しがつかない。
取り敢えず、
お悔やみの言葉だけメールした。

これは、状況を確認しないといけません。
お昼過ぎ、がん友のスマホに電話をしたら娘が出た。
本人が出てこなかったってことは、
やはり亡くなったのは、がん友か…‼
涙が溢れてきた。
信じたくなかったが、娘に聞いてみた。

つい最近、地元の病院に入院して、
一週間位前から寝たきりになったそうだ。
そして病状が急変し、今朝亡くなったとのこと。
まだ、若い。
50代中頃だ。
ご冥福をお祈りします。

最近彼女に逢ったのは、いつだっただろうか?
過去の記憶を辿っていった。
恐らく、6月に広島市の某総合病院の診察日だったと思う。
大体彼女は金曜日の診察が多いので、
その日も受付を済ませて辺りを見回したら、
彼女がいた。
早速、近寄ってお互いに近況を話し合った。
彼女は勉強熱心で、乳がんの事をとことん調べあげ、
そして、自分にあった治療法を選択している。

私が、この2月からビタミンC高濃度の点滴を開始したのも、
彼女の影響かもしれない。
既にその病院で、ビタミンC高濃度の点滴や、
NK細胞療法も受けており、
予め、点滴の様子や副作用の事も色々と教えてくれた。
新しい情報として、
マコーレ博士のことも教えてくれた。

彼女の娘にも何度か会っているので、
一緒に勉強している様子。
なのに私ったら、自分の病気に無頓着かも。
そんな意味では、彼女から色々と教わった事が多い。

そうそう、思い出した。
別れ際に彼女が今年の4月に放射線治療で入院し、
その時の診断書が出来ていたので、
取りに行かないといけないと言って、
別れたのが、最後だった。


初めての出逢いを思いだそう。
2006年4月だった。
思い起こせば、約10年以上前に遡る。
乳房再建で、エキスパンダー挿入手術で入院していた時、
彼女も自分の皮下組織を使った乳房再建で、入院していた。
がん友がいなかったので、
何とか友達が欲しかった。
話をしてみたら、何と同級生。
私は、ステージ3だったけど、
多分彼女は、ステージ2だったような気がする。
彼女は、友人が多いみたいで、
しょっちゅう誰かがお見舞いに来ていた。

あれから、10年以上も一緒に闘病してきたことになる。
彼女は、県北に住んでいたので、
しょっちゅう会えなかったけど、
毎年年賀状で近況を伝えたり、
私が再発して、また通院するようになってからは、
以外と会っていたように思う。

彼女は足を痛めていたので、
必ず引率として、友人だったり、
娘とお孫ちゃんだったりと一緒に来ていた。
娘とも何度も話をする機会があった。

彼女の病気に対する知識は相当高かった。
いつも色々と教わっていたので、
自分の知識のなさが情けなかった。
診察までの待ち時間が2時間近くあったときも、
話がつきることなくずっ~と治療法や薬の事を
話してくれた。

そんな彼女は、もうこの世にいない。
唯一病気の事をあれこれと話せる友人だった。
恐らく、病気の進行も似ていたのかな⁉

彼女がいなくなった今、
私は少しでも長く生きて、
治療もしながら、仕事を続けていかないといけない。
彼女の分も頑張って生きて行こうと心に決めました。

先日、
『後悔のない幸せな人生を生きるための12個の方法』
の記事を投稿したけど、
一度きりの人世だ。
友人の訃報により、
本当に悔いのない生き方がどんなものか、
改めて考えるきっかけを与えてくれました。

心残りがない人生を模索しながら、
自分なりに頑張ってみよう🍀
コメント
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