MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

内モンゴル出張3日目~山や農村の風景

2010年03月16日 | 日記
 今日で内モンゴル出張は終わりです。あっという間の2泊3日です。今日は朝から15時頃まで食品加工工場を訪問しました。空気が乾燥していることと、太陽が照っているため、低い気温(-10℃ぐらい)もそれほど苦になりませんでした。マフラーも帽子も必要ありません。しかし、日が照らない工場の中はものすごく寒く、少し苦痛でした。



 高速道路を車で走っていると、呼和浩特(フフホト)の山々はうっすら雪化粧をしていました。非常に美しい光景でして、飽きずに眺めていました。ときどき、山の斜面に生えた低い背の植物を食べている羊を目にしました。シャッターチャンスを逃して惜しかったのですが、アルプスの少女ハイジで観るような光景でした。





 至る所に農村も観られました。レンガ造りの建物です。こういうところに住んでいる人は寒いだろうなあ、と思います。この写真を掲載した理由は、中国の経済格差の問題を語りたいわけではなく、ただ単純に風景が美しかったためです。うっすら雪化粧をした山、茶色の土地、赤茶けたレンガで作られた背の低い建物。味わい深い風景だと思いました。

 帰りは呼和浩特空港から上海の虹橋(ホンチャオ)空港へ。到着したのは23時でした。虹橋空港では第2ターミナルが開業開始していました。めちゃくちゃ綺麗なターミナルです。上海万博の準備が進んでいるのだと感じました。虹橋からはタクシーに乗り、蘇州へ。

 そんなこんなで内モンゴルの出張は終りました。初めて観る風景や人の生活に、ちょっとした感動の連続でした。旅をしないといけないなあ、と痛感しました。