MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

MAKOTO

2005年02月19日 | 映画
監督:君塚良一、出演:東山紀之、和久井映見、哀川翔、室井滋、日本、2005

 幽霊が見える法医学監察医が主人公の、ゴースト・ヒューマン・ストーリーです。予告編を観てけっこう期待していたのですが、あまり面白くありませんでした。残念でした。理由は、共感できる登場人物がいなかったことであります。特に、一番ひどいのは、主人公の嫁です。ネタバレになるため詳しく書きませんが、こいつが一番ひどい奴っです。しかし、映画のラストは、「この嫁の気持ち、分かるわ~」みたいな終わり方でした。
 映画館の中は、おばちゃんが多かったです。主人公に東山がキャスティングされているためだと思います。少し驚いたのは、上映中に客のおばちゃんたちが泣いたり笑ったりしていたことです。どうやら、この映画はおばちゃん対応の映画のようです。これまで、おばちゃん対応の映画を観た事がなかったので始めは分からなかったのですが、よく観ていくと、物語の中のエピソードは、おばちゃんが感情移入しやすい話なのかなあ、と思えるものばかりでした。

明鏡国語辞典を買いました

2005年02月19日 | 日記
 雨が降りました。この3日間ぐらい、雨が降ったりやんだりして、天気が悪い状態が続いています。この季節に雨が続くと、気温がなかなか上がらないので、早く晴れてほしいと思います。
 今日はだらだら過ごしました。疲れてるなあ、と思います。
 そんな中、今日は力を振り絞って(大げさ)、映画『MAKOTO』を観て、辞書を買いに行きました。
 これまで、会社では2001年8月から『新解国語辞典第2版』(小学館)を使用していました。この辞書、どうも使いにくいのです。日本語の持つ微妙なニュアンスの違いが分かりにくいのです。
 私は日常業務で、商品クレームに対する調査報告書(謝罪文のようなもの)を、年間に400通ぐらい書きます。書類を書く際に気をつけなければならないことは、相手を怒らせない表現にすつことと、食品加工の素人にも分かるような文書を書くことであります。現代のビジネス文書に求められる「簡潔・明瞭」とは、少し性質の違う文書です。そのため、どの日本語を選んで使えばいいか、非常に難しいことが多々あります。
 今回、購入した辞書は『明鏡国語辞典 携帯版』(大修館書店、東京、2003)です(http://thistle.est.co.jp/tsk/detail.asp?sku=10212&page=1)。2002年に初版が刊行されていますので、とても新しい辞書です。それゆえ、特色の強い辞書になっています。用例が多く、類義語との違いや誤用についてもかかれており、言葉の持つ微妙なニュアンスが分かるように設計されています。大修館書店のホームページに、「どこがスゴイの? 『明鏡国語辞典』」として、この辞書の特色が紹介されています(http://www.taishukan.co.jp/meikyo/index.html)。詳しくはこちらを読んでみてください。早く仕事で使ってみたいです。