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江戸→明治→大正→昭和の境目

squallseifer8さん
江戸時代の始まり、終わり明治時代の始まり、終わり大正時代の始まり、終わり昭和時代の始まり、終わり
これらの年代を西暦で教えて下さい

質問日時:2009/12/7 23:17:38ケータイからの投稿


monogatarino_rekishi

江戸時代の終わりを1867年までとする場合と、1868年までとする場合がありそうです。

徳川慶喜が政権を朝廷に返却した大政奉還は当時の日本の暦で慶応3年(1867年)10月14日。

一方、それを受けた朝廷が出した王政復古の大号令は慶応3年12月9日ですが、今の暦では翌年にずれて1868年1月3日になります。

それで1868年の後半に江戸が東京になり、明治天皇が即位し、元号が慶応から明治になりました。
1868年の秋から年末までが「明治元年」です。

その後、1869年(明治2年)に明治天皇が京都から東京に移り、1871年(明治4年)に廃藩置県です。

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●時代劇における「慶応4年(1868年)」
幕末から明治までを描いた時代劇の場合、『翔ぶが如く』(西郷隆盛と大久保利通が主人公)、『徳川慶喜』や『天璋院篤姫』では明治維新以降まで描かれました。一方、『龍馬伝』は主人公が坂本龍馬(または~竜馬)で、龍馬が暗殺されたのは1867年、大政奉還の直後、王政復古の前なので、もし、ドラマで龍馬の死まで描いて終わるとすると、完全に江戸時代のうちに話が終わることになります(実際は岩崎弥太郎の回想で話が進んだので第1話と最終回では明治時代の日本が描かれた)。

必殺シリーズでは『仕事人意外伝』のタイムスリップや『現代版』を除くと、『必殺からくり人・血風編』で慶応4年(1868年前半)、戊辰戦争の時期に官軍が江戸に近づいていた時代を描いたのが一番現代に近いことになります。
中村主水(~もんど)は『からくり人』には出ていませんが、別のスペシャル版『横浜異人屋敷』で1868年初めの鳥羽・伏見の戦いに参戦、佐々木只三郎(「龍馬を斬った男」とされる)を暗殺しており、これは一応、日本の時代劇では「江戸時代末期」とされています。

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●大正、昭和
1912年は明治45年から大正元年になりましたが、お隣では前年1911年に辛亥革命で清国が滅び、1912年から中華民国が成立しています。

植木等は1926年(大正15年、昭和元年)の12月25日、大正天皇が崩御した日に生まれたそうですが、親が出生届を出すのを忘れ、戸籍では1927年(昭和2年)の2月25日生まれになっているそうです。

昭和天皇は1989年(昭和64年、平成元年)の1月7日に亡くなりました。同年1月8日から平成元年です。
体操の内村航平は1989年1月3日生まれなので、厳密には昭和64年生まれ。
柔道の中村美里は1989年4月28日生まれで、完全に平成元年生まれ。

ちなみに日本の教育制度では、内村航平のほうが学年では1つ上になるはずです。

内村航平 ~スポーツ名鑑~ ― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
体操の内村航平選手。 1989年1月3日生まれ。 1週間しかない昭和64年生まれです。平成1年生まれとしているのは誤りですか??
by tytkha13920さん


編集日時:2009/12/13 08:03:21
回答日時:2009/12/12 06:37:31

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内村航平(twilog)
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