さりチャンの「英語多読」宣言!!

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NEW YORKERS SHORT STORIES

2009-11-29 21:12:08 | Oxford Bookworms
Oxford Bookworms Library (Stage 2) YL 2.6 語彙レベル700 総語数5895

O. Henry の短編集のリトールド版です。


The Christmas Presents
Soapy's Choice
A walk in Amnesia
Tildy's Moment
The memento

の5編が収録されています。

原書のタイトルはだいぶ変えられています。
たとえば、The Christmas Presents は原題が The Gift of the Magi です。

4月に読んだ The Gift of the Magi and Other Stories と2編ほどかぶっていました。

どれも O.Henry の有名な短編小説ですが、
なかでも、The Christmas Presents は『賢者の贈り物』でおなじみの話ですネ。


Oxford Bookworms Library シリーズの裏表紙に短い―ちょっと思わせぶりな―解説が載っていて、うまく書かれているなぁといつも感心します。

A housewife, a tramp, a lawyer, a waitress, an actress - ordinary people living ordinary lives in New York at the beginning of this century. The city has changed greatly since that time, but its people are much the same. Some are rich, some are poor, some are happy, some are sad, some have found love, some are looking for love.

O. Henry's famous short stories - sensitive, funny, sympathetic - give us vivid pictures of the everyday lives of these New Yorkers.


もうひとつ O.Henry の作品で忘れていけないキーワードは、cynical だと思います。

彼の決して幸せだったとは言えない生涯を考えるとなるほどと思えます。


この中で The memento が一番笑えました。
主人公にとってはそれが不幸なことなんですが…

Soapy's Choice は笑い話でよくありそうな話ですが、現実にもありそうでけっこうブラックな話です。

どの話もオチがある中で、A walk in Amnesia (原題 A Ramble In Aphasia)は分かりにくかったです。

主人公の Elwyn Bellford は記憶喪失のフリをしたのか、それともどのあたりから記憶がもどったのか…
「記憶喪失になってもやっぱり疲れる~」ってことなのだと思いますが…
自分でちゃんと読めているのか分かりません。

ネットでいろいろ見てみましたが、書評でも同じことがたくさん書かれていました。

原書を発見したので興味があるかたは読んでみてください。
http://www.eastoftheweb.com/short-stories/UBooks/RambApha.shtml

私は…お正月休みにでも読んでみます。