「悲しい酒」
古賀メロディーは素晴らしく、魅了され4枚組のLPを購入した。
そして木村好夫のギターをコピーし、その中の代表曲がこのナンバーで、神田コンパでは、常連の書籍店の
「若オーナー」であろう紳士的なお客さんがリクエストし歌ってくれ伴奏させていただいた。
場が「シーン」となるほど、お互いのまとまりが完璧に近かった。
この頃は「オベーション」という一台30万円するギターを二本購入し一台は渋谷の店に置き、もう一台は持ち歩いていた。
惚れ惚れする良い音を出すギターだった。
「ステインアライブ」
こういった曲も神田で演奏したが、今にして思えば場違いな曲でした。
皆さんはムード歌謡や演歌を待っているのだ。
あるお客さんから「スターダスト」はできるかと言われ、必ず勉強して来るとこの曲のためだけにモダンジャズの本まで購入した。
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「ヤングマン」
渋谷の店では極真の故・真樹日佐夫氏がみえていた。
静かに飲んでおられた・・。
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ここでは30分交代でピアノの先生とギターでのスタイルでしたが、この曲を演奏すると
ホステスが凄く元気付き重宝され乗せることで可愛がられた。
「与作」
この頃は「弾語り」も後半に入ってきて、初見も出来るようになり譜面さえ渡されれば80%の曲は弾けた。
記憶に残るのはこの曲で、いい加減にその場しのぎで弾くピアノの先生に比べこちらは譜面どおり本格的に
演奏するため、自分が歌っていて、拍手がたくさんきた。
18番でした・・。
(美空ひばり、ビージーズ、西城秀樹、北島三郎)