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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「そーずらい」

2016-02-28 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「そーずらい」 
「そーずらい」は「そうでしょう」や「そうでしょうね」の意。



例1

※豊臣秀吉と織田信長は幼馴染と言う仮定での会話

織田信長 「ひでちゃ おはよう ござんした。
        こんまえ ひでちゃに おせえて もらった
        やきとりやに きのんなの よる 
        いって きた んね。」
豊臣秀吉 「おはよう ござんした。
        そーかい。
        で、どうだったい。」
織田信長 「やすくて うまくて よかったいね。」
豊臣秀吉 「そーずらい
        あっこの みせは やきとりも さけも
        やすくて うまくて いい みせ だじー。」



例文1の標準語(?)訳

織田信長 「秀吉さん、おはようございます。
        この前秀吉さんに教えていただいた
        焼き鳥屋に昨日の夜
        行ってきましたよ。」
豊臣秀吉 「おはようございます。
        そーですか。
        で、どうでしたか。」
織田信長 「安くて美味くて良かったですよ。」
豊臣秀吉 「そうでしょう。
        あそこの店は焼き鳥も酒も
        安くて美味くて良い店ですよ。」



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2 コメント

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そーずらい (まさ)
2016-02-28 21:26:36
こんばんは。いつも興味深く拝見しています。
横浜生まれと明科生まれのハーフです。
時々、そちらの言葉が出る時があります。特に「そーずら」とか「そーずらい」は、強調するときに断りを入れながら敢えて使っています。座が和みます。
返信する
まさ 様 (mt77)
2016-02-29 08:04:16
コメントをいただき有難うございました。
松本弁を遠慮なく、気にせずに話せる場は私にとってストレスが無く、ありがたい場だと感じています。
最近の若者は松本弁をダサいと思うのか、若者から松本弁をあまり聞きません。
敢えて松本弁を使わないのか、親が子供に敢えて松本弁を教えてないのか良くは分かりませんが、松本の言葉の文化が衰退してゆくことに寂しさを感じます。
「おてしょ」等のように、宮中の女官言葉と言われる言葉も松本弁の中には残っており、歴史を刻む中で磨かれてきた松本弁だと思うのですが残念です。
まだ沢山の松本特有の言葉がありますので、このblogの中で紹介をしてゆきたいと考えております。
返信する

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