桂の花（再）

松本城の北側の道路に街路樹として桂の木が植えられています。
この桂の木の反対側はソメイヨシノの並木となっていて、通行人の方の目はどうしてもソメイヨシノに向いてしまいますが、桂の木も負けじと、地味ですが花を咲かせています。
桂の木は雌雄別株で、花には花弁も萼もありません。



桂の雄花です。
雄花の葯は紅紫色で、長さは約５ｍｍ程です。



桂の雌花です。
雌しべが３～５個あり、柱頭は紅紫色をしています。
雌花は雄花よりやや遅れて咲くようです。