福岡空港からジャンボタクシーをチャーターして、いつも通りの大筋は決まった旅ですが、目的地に着いたら各人の希望等を聞いて、あっちぶらぶらこっちぶらぶらの旅の始まりです。
伊万里に入ってまず行った場所は「伊万里焼・鍋島焼窯元 虎仙窯」です。
日曜日でしたが、伝統工芸士の青木妙子さんがいらっしゃって、丁寧に焼き上がるまでの工程を説明してくれました。
ありがとうございました。
その後「秘窯の里 伊万里大川内山」へ入りあちらこちらを見学後、伊万里・有田焼伝統産業会館へ急遽行く事になりました。
と言いますのは、伝統工芸士の青木妙子さんから伊万里鍋島焼協同組合が平成23年に、松本城に「色絵牡丹紋瓶子(いろえぼたんもん へいし)」を献上し、この会館内に同じ瓶子と松本市から頂いた感謝状が有ると聞いたからです。
伊万里鍋島焼協同組合から松本城に献上された「色絵牡丹紋瓶子」。
この伊万里・有田焼伝統産業会館には、この地区で活動をしている作家の作品が展示されていました。
私が一番気に入った作品は山本拓男さんのものでした。
緑色の濃淡で描かれている花がとても綺麗で引き込まれました。
伊万里・有田焼伝統産業会館に行く手前に川があり橋ががかかっていますが、この橋の両サイドには伊万里・有田焼の作品がちりばめられていました。
欠片もこのように用いると作品になってしまいます。
※伊万里・有田焼伝統産業会館内の写真は同館のご了承を戴いて撮影しております。