ども
「ギルバートグレイプ」の原作を読み終わりました。
映画は、ジョニーがギルバートを
障害のある弟アーニーをレオナルド・ディカプリオ
ギルバート君に未来をもたらす風のような少女ベッキーを
ジュリエット・ルイスが演じました。
監督はラッセ・ハルストレム
脚本は、原作者のピーター・ヘッジスが自ら手がけたそうです。
映画のちょっとした感想は以前英会話の勉強ということで
書いてみたことがあります。(コチラ)
「アイオワ州エンドーラ。
この退屈な街から生まれてこのかた24年間出たことがない青年ギルバートは、
ハンディを持つ弟アーニー、夫亡きあと過食症で病む250kgの母親、
二人の姉妹の面倒を見ている。
彼は家族を守ることに精一杯で、自分の夢や希望を見失ってしまっている。
ある日、彼の前にベッキーという少女が現れる。
風のように自由な少女ベッキーに、ギルバートは魅かれるが・・・
ラッセ監督が爽やかに描く感動作。」
というのが、DVDの裏に書かれております。
確かに、ラッセ監督。
ずいぶんと爽やかに綴ってくれました
なんとなく、色を押さえた(あまり鮮やかにはしていない)
あの独特な色彩感が、私には、心地よかったりもします
「何がギルバートをいらだたせてるのか?」
原題の答えは、映画の中でもすぐに探せるし、
その大変さも痛いほどわかる
でも、原作を読むと、柔らかな蚊帳の中での出来事のように
オブラートで包んであるのがわかりました。
ジョニーがギルバートを演じたってのが、もしかして
映画の雰囲気を決めているのかも・・・
そう、この優しい爽やかな雰囲気が映画になっている
田舎のあんちゃんを演じてるジョニーですが、
やっぱ、綺麗なんだよね・・・
もう少し、容姿端麗じゃない方が演じたら、
もっと、ドロったかもしれない
と、原作を読んで、また見たDVDの感想です
原作では、もっと、ママはしょうもないし
妹のエレンなんて、こっちも殴りたくなる子供だし
アーニーももっと、大変だった
実は、お兄さんだけでなく、もう一人お姉さんがいて、
二人とも要領よく家を出てしまっていて、
お金を仕送りしているけれど、やっぱ、
家で面倒をみてる長女のエイミーとギルバート君が一番大変なんだよね
映画の中でも
ちょこっと、「そのまま行かせてやれよ」ってつぶやいたり(アーニーのことね)
エレンともケンカしてるけど、
全然、かわいい状況なのです
私には、兄弟姉妹がいないので、
この兄弟ゲンカの状況が、結構、男女関係なく、すさまじかったり、
ギルバート君もさることながら、
まじで嫌ってるの?と思うようなお互いへの態度とか・・・
びっくりな部分です。
あと、ギルバート君は、自分ができないこと
例えば、飛行機に乗るとか、フードランドに行くとか、
バーガーバーンで食べるとか
そんなことをひどく嫌っていて、それなりの理由をつけてるのだけど、
やっぱ、ただただ、自分ができないから、
したくでもできないからね・・・憎んでるんだよね・・・
あとね、かわいそうに、一生懸命働いてるのにね、
仕送りの小切手が遅れたりとかで、お金がなくて、
でも、食料を山のように買わなくちゃいけなくて、ラムソンさんにつけてもらうの・・・
すごーく、お兄ちゃんの気持ちが辛かったなあ
って感じです。
そんな彼の心の声は、かなり辛辣で「イタタタ」と思いながらも笑えます。
決して、腹黒いとかではないの。
でも、結構なこと言ってる
ただ、言おうと思ったけど、言わないのよ
本当はもっと前に声に出していればよかったのかもね
ラストは、違った形でしたが、ギルバート君の心が溶けていったのは一緒
兄弟姉妹が、また、ひとつになった気もしたし、
なんと言っても、ベッキーとは、これから仲良くやっていけそうです
だから、読んだあとの、後味は、
映画と同じ風味でした
ということで・・・
ギル兄ちゃんの気持ちが揺れ動く3週間の話を読むと
なんとなく、彼のことがもっとよくわかった感じになり、
きっと、みなさんも、夢でグチをこぼされるかもしれません
彼の心は、ぜひ、本を読んで共有してあげてください
え
ここでおしまい
ギルバート君の秘密は
と思われたそこの一族の方
さあ、完全ネタバレで、ギルバート君の秘密を書いちゃいます
なので、この先は、ネタバレでも良い
秘密が知りたい方のみ進んでくださいね
(コメントも、今回は、
ネタバレ状況になるので、読みたくない方は、開かないでください
知ってしまった方だけ、遊んで行ってね)
ではでは・・・
「みんな知りたい、カーバー夫人のこと」
もう、これは、結構、興味深深でしたよ
今の自分の年齢で読んでいるからか、どうしても、
ベッキー目線より、カーバー夫人に自分を投影していたりする残念な私
なんと、高校を卒業した17歳にギル兄ちゃん、奪われております
「家に来て」と言われて、6月から7月の毎週自分の休みに
カバ家へ行く、兄ちゃん
でも、ずっと、進まなくて・・・6.7回火曜日の度に続いたあと
ついに、8月にカバ家にはいると
「僕は、彼女の顔を両手ではさんでキスをした」
「彼女のくちびるはコーヒーの味がした」
「9月になってクラスメートは大学に行った。
ぼくは町に残ってミセス・カーバーを研究した」
ドヒャーン
年増の勝利ってかー
で、それから、7年間、
カーバー家のガレージにギル君のトラックを隠したりしての
お楽しみは続いてるわけです
何もない、楽しみなんて何もないようなギルバート君の生活
一時でも潤っていたのかしら・・・
これは、カバ夫人にも言えるわね
すごく年下の自分が育てた男の子ギルバート君
彼の気持ちがベッキーに行ってしまったこと、
お世辞を言ったりすることは、全部お見通しなんだよね
ギル兄ちゃんの気持ちで切ないところを・・・ご紹介
二人の記念日にピクニックに行くのだけど、
もう、夫人との逢瀬が
「全部ベッキーとだったらなんて良かったのだろう?」
とか考えちゃってるギル兄ちゃんは、
カバ夫人の手を見て、「ささくれて、自分よりずいぶんと年をとってる」と思うの
うえーん
辛いわ
カバ夫人は兄ちゃんの視線を感じて、手を隠すのよ・・・
うえーん辛いわ
私までも、手を隠してしまった瞬間です
と、そんな感じで、
<ひどいじゃないか世話になっておきながら・・・>と
思われた方
いよいよ、だんなが死んで街を出ると言いに来た夫人に
普通の関係を装うギル兄ちゃん。
カバ夫人「もう、忘れかけてるようね?」って・・・
するとギルバート君は
「I want to say、No way can forget、
no way will I ever forget the way we kissed that first time、
the way you taught me how to hold you、
the way your hands moved all over me。
No way could I forget the gas-station bathroom、
our spot at Skunk River、
all those times on your kitchen floor。
But I don't say anything。」
あえて、彼の声をそのままに英語でどうぞ・・・
「忘れられるもんか」って感じの彼の声を聞いて、ぐっときた私
しかーしガソリンスタンドのトイレっておーーーーい
うらやましい・・・
いやいや、まったく、
すっかり、お兄ちゃんいろんなことを教わってしまいましたね
まあ、例の「もしもし遊び」は原作にもあるけど、
「この口がベッキーだったらなあ」とか考えていたりして、
決して、愛のあるものではないカバ夫人との関係なんだけど
ギル兄ちゃんの人生には大きいよね
喪服が色っぽくて、いろんなこと思い出しちゃって、
思わず、グレイプ君がおっきくなってる兄ちゃんに
「だんなとはひどいもんだったが、
私には、小さな男の子がいた。あなたがね」と言われ、
さすがにグサっときて、しなしなしてしまうギルバート君だったり・・・
もう、これ、全部、当たり前ですが、
こんなギルバート君が頭の中にある私には、結構な絵ができるわけです
ではでは、ベッキーはどうか?
おばあちゃんがエンドーラに戻ってきて住んでるの。
そこへ、両親が離婚しそうとかで、夏休みに来てるみたいなベッキー。
勿論、町中の男の子は興味を持ち、女の子たちは嫉妬するような存在です。
なんと彼女は15歳
おばあちゃんに言われて、「まじかよ」ってなってる兄ちゃんのかわいいこと
思わず、ベッキーが使ったトイレに座ってみたりね
当たり前だけど、ベッキーのことを考えて一人Hしちゃったり・・・
すごーく、ギルバート君が生身の男の子に感じて、
ほほえましかったアテクシ(←変なヤツ)
でも、15歳のくせに、男心を翻弄しすぎで・・・
完全にギルバート君の負けなんだよおかしい
彼女は、外見で見る人は嫌いなようで、「中身が大事」とずっと言ってる。
ギルバート君のトラウマも知って、彼の置かれてる状況も知って、
でも、彼が、自分を殺して生きてることが、ダメだと思ってる。
この辺は、映画と一緒だけど、
映画では、ジュリエットの演技が落ち着いていたからか、
すごーく母性を感じたけど
本のベッキーは、結構、難しい女の子・・・
あんなのに惚れると大変だわね
案の定、キスしてきたから、「ヤッター」と思って、
思わず、コンドームを3個も買っちゃうギルバート
勿論、「何言ってんの?」的なおあずけにあうわけで、
ちくしょーってなってるよ
これも、全部、
このギル兄ちゃんで想像している私は
結構、ジョニーを身近に感じてしまったという・・・
自分を全部出して、泣くことのできたギルバート君。
ベッキーが、彼を変えたことは確かで、
変わろうとする彼が、あらためて自分の家族を見回すと
あれれ?なんか、もっと、温かい感じがあるんじゃないの?
勿論、ママとのお別れはあるのだけど、
本当に新しいグレイプ一家の旅立ちを匂わせて終わるので、
ここは、形は違えど、ハッピーエンドに思わず、ほっとする部分です
ということで・・・
なんと言っても、ギルバート君が、
おパンツを膝のところまで下げて、じっと、自分のを見ていたり
で、自分でしようとすると、妹がノックもせずに入ってきて
大慌てで怒ってたりする・・・
そんな彼に爆笑な私
ジョニーギルバート君が、
余計、すっごく愛おしい気持ちになってしまった
ジョニーがそんなことを
って、なかなか想像できないけど、(あ、する?)
ギルバート君だとOKです
長い長い、ギルバート兄ちゃんの秘密・・・
まだあると言えばありますよ。
下関係じゃなくて、彼の辛いトラウマとか・・・ね
映画自体が、イマイチだなあじゃなくて、大好きだったら、
結構、はまることを請け合い
やっぱり、こんなステキな兄弟の写真がよく似合う
ぜひぜひ、読んでみてね
「ギルバートグレイプ」の原作を読み終わりました。
映画は、ジョニーがギルバートを
障害のある弟アーニーをレオナルド・ディカプリオ
ギルバート君に未来をもたらす風のような少女ベッキーを
ジュリエット・ルイスが演じました。
監督はラッセ・ハルストレム
脚本は、原作者のピーター・ヘッジスが自ら手がけたそうです。
映画のちょっとした感想は以前英会話の勉強ということで
書いてみたことがあります。(コチラ)
「アイオワ州エンドーラ。
この退屈な街から生まれてこのかた24年間出たことがない青年ギルバートは、
ハンディを持つ弟アーニー、夫亡きあと過食症で病む250kgの母親、
二人の姉妹の面倒を見ている。
彼は家族を守ることに精一杯で、自分の夢や希望を見失ってしまっている。
ある日、彼の前にベッキーという少女が現れる。
風のように自由な少女ベッキーに、ギルバートは魅かれるが・・・
ラッセ監督が爽やかに描く感動作。」
というのが、DVDの裏に書かれております。
確かに、ラッセ監督。
ずいぶんと爽やかに綴ってくれました
なんとなく、色を押さえた(あまり鮮やかにはしていない)
あの独特な色彩感が、私には、心地よかったりもします
「何がギルバートをいらだたせてるのか?」
原題の答えは、映画の中でもすぐに探せるし、
その大変さも痛いほどわかる
でも、原作を読むと、柔らかな蚊帳の中での出来事のように
オブラートで包んであるのがわかりました。
ジョニーがギルバートを演じたってのが、もしかして
映画の雰囲気を決めているのかも・・・
そう、この優しい爽やかな雰囲気が映画になっている
田舎のあんちゃんを演じてるジョニーですが、
やっぱ、綺麗なんだよね・・・
もう少し、容姿端麗じゃない方が演じたら、
もっと、ドロったかもしれない
と、原作を読んで、また見たDVDの感想です
原作では、もっと、ママはしょうもないし
妹のエレンなんて、こっちも殴りたくなる子供だし
アーニーももっと、大変だった
実は、お兄さんだけでなく、もう一人お姉さんがいて、
二人とも要領よく家を出てしまっていて、
お金を仕送りしているけれど、やっぱ、
家で面倒をみてる長女のエイミーとギルバート君が一番大変なんだよね
映画の中でも
ちょこっと、「そのまま行かせてやれよ」ってつぶやいたり(アーニーのことね)
エレンともケンカしてるけど、
全然、かわいい状況なのです
私には、兄弟姉妹がいないので、
この兄弟ゲンカの状況が、結構、男女関係なく、すさまじかったり、
ギルバート君もさることながら、
まじで嫌ってるの?と思うようなお互いへの態度とか・・・
びっくりな部分です。
あと、ギルバート君は、自分ができないこと
例えば、飛行機に乗るとか、フードランドに行くとか、
バーガーバーンで食べるとか
そんなことをひどく嫌っていて、それなりの理由をつけてるのだけど、
やっぱ、ただただ、自分ができないから、
したくでもできないからね・・・憎んでるんだよね・・・
あとね、かわいそうに、一生懸命働いてるのにね、
仕送りの小切手が遅れたりとかで、お金がなくて、
でも、食料を山のように買わなくちゃいけなくて、ラムソンさんにつけてもらうの・・・
すごーく、お兄ちゃんの気持ちが辛かったなあ
って感じです。
そんな彼の心の声は、かなり辛辣で「イタタタ」と思いながらも笑えます。
決して、腹黒いとかではないの。
でも、結構なこと言ってる
ただ、言おうと思ったけど、言わないのよ
本当はもっと前に声に出していればよかったのかもね
ラストは、違った形でしたが、ギルバート君の心が溶けていったのは一緒
兄弟姉妹が、また、ひとつになった気もしたし、
なんと言っても、ベッキーとは、これから仲良くやっていけそうです
だから、読んだあとの、後味は、
映画と同じ風味でした
ということで・・・
ギル兄ちゃんの気持ちが揺れ動く3週間の話を読むと
なんとなく、彼のことがもっとよくわかった感じになり、
きっと、みなさんも、夢でグチをこぼされるかもしれません
彼の心は、ぜひ、本を読んで共有してあげてください
え
ここでおしまい
ギルバート君の秘密は
と思われたそこの一族の方
さあ、完全ネタバレで、ギルバート君の秘密を書いちゃいます
なので、この先は、ネタバレでも良い
秘密が知りたい方のみ進んでくださいね
(コメントも、今回は、
ネタバレ状況になるので、読みたくない方は、開かないでください
知ってしまった方だけ、遊んで行ってね)
ではでは・・・
「みんな知りたい、カーバー夫人のこと」
もう、これは、結構、興味深深でしたよ
今の自分の年齢で読んでいるからか、どうしても、
ベッキー目線より、カーバー夫人に自分を投影していたりする残念な私
なんと、高校を卒業した17歳にギル兄ちゃん、奪われております
「家に来て」と言われて、6月から7月の毎週自分の休みに
カバ家へ行く、兄ちゃん
でも、ずっと、進まなくて・・・6.7回火曜日の度に続いたあと
ついに、8月にカバ家にはいると
「僕は、彼女の顔を両手ではさんでキスをした」
「彼女のくちびるはコーヒーの味がした」
「9月になってクラスメートは大学に行った。
ぼくは町に残ってミセス・カーバーを研究した」
ドヒャーン
年増の勝利ってかー
で、それから、7年間、
カーバー家のガレージにギル君のトラックを隠したりしての
お楽しみは続いてるわけです
何もない、楽しみなんて何もないようなギルバート君の生活
一時でも潤っていたのかしら・・・
これは、カバ夫人にも言えるわね
すごく年下の自分が育てた男の子ギルバート君
彼の気持ちがベッキーに行ってしまったこと、
お世辞を言ったりすることは、全部お見通しなんだよね
ギル兄ちゃんの気持ちで切ないところを・・・ご紹介
二人の記念日にピクニックに行くのだけど、
もう、夫人との逢瀬が
「全部ベッキーとだったらなんて良かったのだろう?」
とか考えちゃってるギル兄ちゃんは、
カバ夫人の手を見て、「ささくれて、自分よりずいぶんと年をとってる」と思うの
うえーん
辛いわ
カバ夫人は兄ちゃんの視線を感じて、手を隠すのよ・・・
うえーん辛いわ
私までも、手を隠してしまった瞬間です
と、そんな感じで、
<ひどいじゃないか世話になっておきながら・・・>と
思われた方
いよいよ、だんなが死んで街を出ると言いに来た夫人に
普通の関係を装うギル兄ちゃん。
カバ夫人「もう、忘れかけてるようね?」って・・・
するとギルバート君は
「I want to say、No way can forget、
no way will I ever forget the way we kissed that first time、
the way you taught me how to hold you、
the way your hands moved all over me。
No way could I forget the gas-station bathroom、
our spot at Skunk River、
all those times on your kitchen floor。
But I don't say anything。」
あえて、彼の声をそのままに英語でどうぞ・・・
「忘れられるもんか」って感じの彼の声を聞いて、ぐっときた私
しかーしガソリンスタンドのトイレっておーーーーい
うらやましい・・・
いやいや、まったく、
すっかり、お兄ちゃんいろんなことを教わってしまいましたね
まあ、例の「もしもし遊び」は原作にもあるけど、
「この口がベッキーだったらなあ」とか考えていたりして、
決して、愛のあるものではないカバ夫人との関係なんだけど
ギル兄ちゃんの人生には大きいよね
喪服が色っぽくて、いろんなこと思い出しちゃって、
思わず、グレイプ君がおっきくなってる兄ちゃんに
「だんなとはひどいもんだったが、
私には、小さな男の子がいた。あなたがね」と言われ、
さすがにグサっときて、しなしなしてしまうギルバート君だったり・・・
もう、これ、全部、当たり前ですが、
こんなギルバート君が頭の中にある私には、結構な絵ができるわけです
ではでは、ベッキーはどうか?
おばあちゃんがエンドーラに戻ってきて住んでるの。
そこへ、両親が離婚しそうとかで、夏休みに来てるみたいなベッキー。
勿論、町中の男の子は興味を持ち、女の子たちは嫉妬するような存在です。
なんと彼女は15歳
おばあちゃんに言われて、「まじかよ」ってなってる兄ちゃんのかわいいこと
思わず、ベッキーが使ったトイレに座ってみたりね
当たり前だけど、ベッキーのことを考えて一人Hしちゃったり・・・
すごーく、ギルバート君が生身の男の子に感じて、
ほほえましかったアテクシ(←変なヤツ)
でも、15歳のくせに、男心を翻弄しすぎで・・・
完全にギルバート君の負けなんだよおかしい
彼女は、外見で見る人は嫌いなようで、「中身が大事」とずっと言ってる。
ギルバート君のトラウマも知って、彼の置かれてる状況も知って、
でも、彼が、自分を殺して生きてることが、ダメだと思ってる。
この辺は、映画と一緒だけど、
映画では、ジュリエットの演技が落ち着いていたからか、
すごーく母性を感じたけど
本のベッキーは、結構、難しい女の子・・・
あんなのに惚れると大変だわね
案の定、キスしてきたから、「ヤッター」と思って、
思わず、コンドームを3個も買っちゃうギルバート
勿論、「何言ってんの?」的なおあずけにあうわけで、
ちくしょーってなってるよ
これも、全部、
このギル兄ちゃんで想像している私は
結構、ジョニーを身近に感じてしまったという・・・
自分を全部出して、泣くことのできたギルバート君。
ベッキーが、彼を変えたことは確かで、
変わろうとする彼が、あらためて自分の家族を見回すと
あれれ?なんか、もっと、温かい感じがあるんじゃないの?
勿論、ママとのお別れはあるのだけど、
本当に新しいグレイプ一家の旅立ちを匂わせて終わるので、
ここは、形は違えど、ハッピーエンドに思わず、ほっとする部分です
ということで・・・
なんと言っても、ギルバート君が、
おパンツを膝のところまで下げて、じっと、自分のを見ていたり
で、自分でしようとすると、妹がノックもせずに入ってきて
大慌てで怒ってたりする・・・
そんな彼に爆笑な私
ジョニーギルバート君が、
余計、すっごく愛おしい気持ちになってしまった
ジョニーがそんなことを
って、なかなか想像できないけど、(あ、する?)
ギルバート君だとOKです
長い長い、ギルバート兄ちゃんの秘密・・・
まだあると言えばありますよ。
下関係じゃなくて、彼の辛いトラウマとか・・・ね
映画自体が、イマイチだなあじゃなくて、大好きだったら、
結構、はまることを請け合い
やっぱり、こんなステキな兄弟の写真がよく似合う
ぜひぜひ、読んでみてね