牛込日乘

日々の雜記と備忘録

細野晴臣トリビュート・ライブ

2007-07-28 23:59:02 | Music
 水曜日に大阪在住のH氏から「チケットが余ったから来ない?」と連絡があったため、日比谷野音でおこなわれた細野晴臣トリビュート・ライブに出かける。細野氏は今年の七月で還暦を迎えたそうで、考えてみればYMOのデビューだってもう三十年近く前のこと。音楽に目覚めたローティーンの頃から私にとってYMOの存在というのは小さくないものなのだが、ある種のファンたちのように、メンバーに対して全人格的に心酔するということはなかった。この三人は私にとっては都会的すぎて、ちょっと鼻持ちならないものがあったのだ(同じように、山国育ちの私にはサザンオールスターズというのがどうしても身近に感じられない)。

 まあ、ライブが始まってしまえばそんなことはどうでもよくて、竹中直人のMC、坂本龍一と高橋幸宏をまじえた挨拶(写真参照……ったって小さくてわからないか)、サンディー、そしてヴァン・ダイク・パークスと、信じられない豪華セットの連続。音も武道館や東京ドームなどに比べればかなりいい感じではあったのだが、同じ時間に隅田川の花火大会があったとかで、ヘリコプターがまあうるさいこと。おかげでウィスパー・ボイスを売り物にしている某女性シンガーの声はほとんど聞こえず。個人的にはヴァン・ダイク・パークスが「ディスカヴァー・アメリカ」から"Four Mills Brothers"をやってくれたのが一番の満足でありました。

 途中で斜め前の席に友人夫妻がいることに気付き、声をかけたら驚いていた。ここ一年ほど多忙で連絡できていなかったので、とりあえず元気そうな姿が見られてよかった。

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