mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

阿弥陀如来

2016-12-26 | お気に入り
大分県豊後高田市田染路にある
国宝「富貴寺」
平安後期の建築で、天台宗の古刹です。


写真は11月30日に訪ねた時のものです。

優美な姿の富貴寺大堂は
写真を撮ることもでき、四季折々の様子を見ることができますが、
内部は行った人しか見ることができません。



撮影は禁止なので、
これはパンフレットから写したものです。

中央に阿弥陀如来が安置されています。

内部の壁面には仏像絵が描かれています。

人が訪ねると御堂の左右の扉が開け放たれます。

なんと無防備なことでしょう。
冷たい風も吹き抜けます。

初めてこの御堂に上がった時、もう何年も前になりますが、年月を経た歴史の重みをひしと感じましたが、
あまりにも自然に任せた管理に不安も覚えました。

今回も同じようでした。

近くにある「真木大堂」の仏様達はガラスの部屋に入れられて温度も管理にされています。
その状態にも違和感はありましたが、
仏像が守られることは確かでしょう。

富貴寺の阿弥陀如来も壁の絵も、かつては極彩色だったことでしょう。
今は色あせて、はげ残った金箔が往時を偲ばせます。

どちらがいいかなんてことは、私には分かりませんが、
阿弥陀如来像に手を合わせながら、こんなことを思いました。



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2 コメント

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Unknown (つぶやき)
2016-12-26 17:54:14
こんばんは。

富貴寺大堂の屋根は美しい形をしていますね。木々に囲まれた中にひっそりと建つお堂らしくていいですね。
同じ仏像なのに、片方は自然のまま、片方は厳重に管理されていて、ずいぶん差がありますね。重要文化財になっているかどうかなんでしょうかね。
BSで五木寛之さんの「百寺巡礼」という番組があるんですが、いつも楽しみに見ています。
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つぶやきさん (chiyoe)
2016-12-27 10:29:04
おはようございます。

ですね。
真木大堂の仏像はどれも重要文化財でした。

でも富貴寺は国宝なんですよ。
いいのかなー。このままで。
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