Nutshell

PMRCがある限り。

The Pittsburg Syndrome - Soilwork (2007)

2007年12月31日 22時38分55秒 | 2007
年末恒例の集計ネタが必要かと思いますが、そもそもこんな事を始めたきっかけは過去に書いたものへのリンクを飛ばしときゃ新しい事を書く手間が省けるじゃん、とか軽く考えていただけなので、書いていないものが大半を占める今年、真面目に2007年を彩った名曲たちの紹介などをやろうとするととんでもない手間が掛かるのは目に見えており、もう「今年は徳永英明です。買ってないけど多分凄いんです」などと完全に諦めに入っておりましたが、書かずにいて一番困るのは誰より自分だと思うので頑張って一年を振り返ろうと思います。

改めてここの"2007"のカテゴリを見ると2007年以外のものが紛れ込んでいる事の如何に多い事か。
前から気づいていたものも幾つかあったのですが、修正するのも面倒なのでそ知らぬ振りをしていた訳ですが、自分で不便なので頑張って修正してみた所、"2007"に残ったのはわずか23件。
まー、23曲もあれば上から10個並べる事は出来ましょう。
出来ましょうが、それは2007年を語る名曲とは決して成りえない事は明らかであり、終わりよければ全て良しという先人の残した素晴らしい言葉を思い出したが故にこうしてブログに向かう大晦日。

しかし、未開封の山を前にどうしたものかと。
NINのYear Zeroって今年だったんですね。
V. Carltonがもう埃を被ってこんな所に。
C. Dionなんて聴かなくても内容判るものを何故買ったのか。
まー、いずれ聴くこともありましょう。


第一位:Under The Sky - The Answer



リリースが2006年だろうが良いのです。
昨年末に出たものは今年にカウントされるのです。
国内盤発売は2007年1月24日です。

この作品の内容は本当に素晴らしいの一言に尽きます。
ボキャブラリーが貧困ですな。
復活したらしいThe Black Crowesや、今、巷で熱いZepplinなどを引き合いに出すまでもなく、純粋に素敵ロックを提供しています。
これでシンガーが格好良かったらGunsの1/10程度にはシーンを変えてましたよ。


第二位:Bang My Drum - Danielia Cotton



まだ買ってから日も経っていないので殆ど聴いてません。
聴いてませんが、これから何度となく聴く事でしょう。
これは聴き入ってしまう為、対峙する場が限られるのですよ。
Arch EnemyやSoilworkならば仕事中の良いBGMになるので消化するのは一瞬です。
人それぞれでしょうが。


第三位:The Pittsburg Syndrome - Soilwork



11月、12月に異常に聴いていた一曲です。
今更こんなものが最高に格好良いと感じるとは思いませんでした。
メタル魂、むしろラーズ魂を感じます。


第四位:I Don't Wanna Stop - Ozzy Osbourne



夏前まで異常に聴いていた一曲です。
今更こんなものを一日中聴いてられるとは思いませんでした。
三つ子の魂とでも言いましょうか。


第五位:We Don't Have to Look Back Now - Puddle of Mudd



Control、Blurryで有名なPuddle of MuddのFamousからWe Don't Have to Look Back Nowです。
外部ライターの手による産業ロックのお手本の様な当該曲の出来は秀逸であり、シンガーの擦れ気味の声と素直な唄い回しにより以下略。

教科書に載せたい程に素直な曲の持って行き方はBon Joviあたりに近いですが、声質と飾らない歌唱からBryan Adamsの様に聴こえます。

綺麗なメロディや予想通りの曲展開が非常に耳に心地よい一曲なのですが、書いた人間が違うだけあって、どうしたってアルバム中で浮いています。

もしこれがシングル切られて間違って売れてしまったらこれまでのバンド活動、全否定ではないでしょうか。


第六位:Jake - Ginger



Ginger名義のアルバムは本当に素晴らしいです。
もうバンドは止めてもらって結構です。
ここ2年、Gingerのアルバムで年を明けている訳ですが来年もまたGingerで幕を開ける様です。
今年はThe Wildhearts名義でもアルバムを出していますし、この勤勉さはTom Scholzあたりに見習わせたいです。


第七位:Ziltoidia Attaxx!!! - Devin Townsend




D. Townsendの作品で久しぶりに納得の出来です。
最優秀作品と言っていた本作ですが気づいてみれば七位です。
人の心の移り変わりは儚いものです。

知ったその場で間違いなく買い、買ったその日に間違いなく聴く、数少ないミュージシャンです。Biomech以外は大した事ない彼ですが、何故か期待してしまいます。


第八位:Andy Warhal Said - Thunder



往年のThunder好きならば思わずニヤリとする事、間違い無しな展開を見せる一曲。
The Thrill of It All以降、煮え切らない楽曲群にイライラしていた方は是非。


第九位:Storm - Lifehouse



If I will get lost in your eyes,
I know Everything will be alright.


Who We Areの最後を飾るLifehouse以外の何者でもない名曲。
この曲が無かったらどうなっていた事でしょう。
前向きな歌を歌ってはならない奴らがいます。
B. AdamsとD. MustainとLifehouseです。



一曲足りないですか。
多分気のせいです。
これ以上は無理です。


今年もこんなに頑張って書きましたよ。

良いお年を。


post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。