Nutshell

PMRCがある限り。

Angel Down - Sebastian Bach (2007)

2007年11月25日 00時08分50秒 | 2007


世間では3連休とかいう何やら聴き慣れない意味不明な言葉が飛び交うこの週末、Amazonに予約しておいたものの案の定、リリースから何日経っても届かなかったのでキャンセルして会社に向かう途中、Towerに寄り道してSebastian BachのAngel Downを買いました。


率直な感想を言えば、ソロ名義だとこんな所ではないでしょうか。

Skid Rowを知っている方なら漏れなくご承知の通り、彼は一流のシンガーで一流のフロントマンで一流の芸人ではありますが、どう転んでもどう間違っても曲が書けるやつではありません。
ここが大事です。
前提を間違うと大変な事になります。
プロデュースがRoy-Zという事で、"ひょっとしたら何とかなるかも"などと楽観してましたが、どうにもなっていません。残念です。


タイトルトラックである1曲目から素晴らしい魂の叫びを聴く事ができ、改めてとんでもないシンガーだなと思い知る訳ですが、続く2曲目のIron Maiden風のイントロから始まるこれ以上ないというくらいに安っぽいH/R曲で早くも作品の駄目っぷりを露呈します。
3曲目から5曲目では15年ぶりのAxlの声に感慨深いものを感じ、次は何処で飛び出てくるのかが楽しみで集中力も持続しますが、5曲目が終わると逆に、もうこれ以上何を聴いてよいやら。


とりあえず2005年のFrameshiftで既に業界復帰していたので特に復帰作という感慨も無く、まだ当分過去の栄光で食い繋いで行くのだなと遠い目をしてみたりしました。

これを聴くくらいならFrameshiftを聴いて下さい。


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