Nutshell

PMRCがある限り。

No More Sorrow - Linkin Park (2007)

2012年12月01日 02時31分03秒 | 2007

 

丸ごと上げられてもこちらも困る、という我侭が横行するほど

時間に追われた生活をしている日本の社会人の鏡と致しましては

丸ごと上げられたショウを通して観る事など通常間違っても無いわけですが

間違って観出したところ

チェスターの鬼気迫る消耗っぷりと

篠田の余裕溢れる涼しげな顔の

美しきコントラストに止まらなくなったこちらの一本。 

 

バンダナ巻いた小太りのおっさんの悲惨な姿に衝撃を受けたばかりなだけに

もう少し喉を休ませながら歌って欲しいというか、

むしろお前はくちパクで許すというか

頼むから少し喉をいたわって下さいまじで

という危うさの中で最後のBleed It Out~Runawayまで持続する奇跡の喉が

感動の嵐を巻きおこします。

巻き起こしますが心臓に悪いので

次回作では喉に負担の掛からない曲を増やして頂きたい。

 

日本の社会人の鏡の方はyoutubeに飛んで曲毎に飛ばし聴きして下さい。


Take The Time - Dream Theater (1993)

2008年04月11日 22時37分50秒 | 2007



Dream TheaterのGreatest Hitを買いました。
Greatest HitsではなくGreatest Hitです。
(...and 21 other pretty cool songs)というサブタイトルに、プロモーション力不足だった過去のレーベルへの恨みや、ポートノイ曰く受けて然るべき正当な評価を得られなかったシーンへの攻撃心が光ります。
良く見るとPull Me Underだけ金色で書かれてますね。
子供っぽいですがまあ良しとしましょう。

前に書いた通り収録曲は残念至極なので、ここを見て頂いている殆どの方は同じと思いますが興味があるのは既発表でない次の3曲のみです。

Pull Me Under (2007 Remix)
Take The Time (2007 Remix)
Another Day (2007 Remix)

Pull Me~とTake~は1枚目(The Dark Side)の先頭2曲です。
意気揚々とデジパックから取り出し、コンポのボリュームを上げて再生です。

20秒でスキップして
30秒で止めましたよ。



個人的に無かった事になっているFalling into Infinityを初めて聴いた時のあの感じです。
というか、RemixはKevin Shirleyでした。
そのままでした。

酷いです。
ここ数年聴いた中では一番酷いです。
倖田來未のWe Will Rock Youと同じくらい酷いです。
超絶名曲を一体なんだと思ってるのでしょうか。

My Dear Coutry - Norha Jones (2007)

2008年01月01日 23時15分53秒 | 2007
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

新作くらいは書き留めておかないと大変な事になるという事をつい昨日、身をもって知ったので今年は気を引き締めて行こうと思います。


気を引き締める為にパソコンのディスプレイを替えてみました。

昨日、このブログを書きながらも、ずっと前に友人に貰ったまま放っておかれたルパン三世のReal Mediaファイルをだらだら再生していたのですが、どうにもデスクトップ領域の狭さに耐え切れなくなり、書き終えたそのウィンドウでAmazonへ出向き、IIYAMAの22インチを注文しました。お急ぎ便で。

注文から18時間で届きましたよ。
便利な世の中になったものです。
流石は2008年です。
2010年には30分以内に届くに違いありません。

縦は変わらず横に広がっただけですが、大分快適になりました。
24インチでも置けたのではないかとちょっと後悔していますが、ルパンの為にそこまでしたら別の意味で後悔すると思うので良しとします。


さて。
欠番だった10位にNorah Jonesのこれを入れておきます。

第十位:My Dear Coutry - Norah Jones


これを入れる為にわざと10位を空けておいたに違いありません、去年の私は。

これまでの作品中、最も派手なジャケットにそぐわず地味な落ちついた曲群で構成されたNorah Jonesの3rdですが、リリースは2007年の早い時期だった(多分)事もあり、一時期はそこそこ聴いていたので非常に良作な筈です。
従って昨日の選曲から漏れたのは単に忘れていただけだと思います。
妥当な順位を考えなおすのも今更なので10位です。
済んだ事は仕方ありません。
今年は頑張ります。

今気がつきましたが、これまでのアルバムジャケットは1stが青で2ndが黄色で3rdが赤と基調となっているのですね。なんとなく横に並べたくなりますが、とりあえず間違えて同じアルバムを何度も買う様なうっかりさんに優しい配慮です。

The Pittsburg Syndrome - Soilwork (2007)

2007年12月31日 22時38分55秒 | 2007
年末恒例の集計ネタが必要かと思いますが、そもそもこんな事を始めたきっかけは過去に書いたものへのリンクを飛ばしときゃ新しい事を書く手間が省けるじゃん、とか軽く考えていただけなので、書いていないものが大半を占める今年、真面目に2007年を彩った名曲たちの紹介などをやろうとするととんでもない手間が掛かるのは目に見えており、もう「今年は徳永英明です。買ってないけど多分凄いんです」などと完全に諦めに入っておりましたが、書かずにいて一番困るのは誰より自分だと思うので頑張って一年を振り返ろうと思います。

改めてここの"2007"のカテゴリを見ると2007年以外のものが紛れ込んでいる事の如何に多い事か。
前から気づいていたものも幾つかあったのですが、修正するのも面倒なのでそ知らぬ振りをしていた訳ですが、自分で不便なので頑張って修正してみた所、"2007"に残ったのはわずか23件。
まー、23曲もあれば上から10個並べる事は出来ましょう。
出来ましょうが、それは2007年を語る名曲とは決して成りえない事は明らかであり、終わりよければ全て良しという先人の残した素晴らしい言葉を思い出したが故にこうしてブログに向かう大晦日。

しかし、未開封の山を前にどうしたものかと。
NINのYear Zeroって今年だったんですね。
V. Carltonがもう埃を被ってこんな所に。
C. Dionなんて聴かなくても内容判るものを何故買ったのか。
まー、いずれ聴くこともありましょう。


第一位:Under The Sky - The Answer



リリースが2006年だろうが良いのです。
昨年末に出たものは今年にカウントされるのです。
国内盤発売は2007年1月24日です。

この作品の内容は本当に素晴らしいの一言に尽きます。
ボキャブラリーが貧困ですな。
復活したらしいThe Black Crowesや、今、巷で熱いZepplinなどを引き合いに出すまでもなく、純粋に素敵ロックを提供しています。
これでシンガーが格好良かったらGunsの1/10程度にはシーンを変えてましたよ。


第二位:Bang My Drum - Danielia Cotton



まだ買ってから日も経っていないので殆ど聴いてません。
聴いてませんが、これから何度となく聴く事でしょう。
これは聴き入ってしまう為、対峙する場が限られるのですよ。
Arch EnemyやSoilworkならば仕事中の良いBGMになるので消化するのは一瞬です。
人それぞれでしょうが。


第三位:The Pittsburg Syndrome - Soilwork



11月、12月に異常に聴いていた一曲です。
今更こんなものが最高に格好良いと感じるとは思いませんでした。
メタル魂、むしろラーズ魂を感じます。


第四位:I Don't Wanna Stop - Ozzy Osbourne



夏前まで異常に聴いていた一曲です。
今更こんなものを一日中聴いてられるとは思いませんでした。
三つ子の魂とでも言いましょうか。


第五位:We Don't Have to Look Back Now - Puddle of Mudd



Control、Blurryで有名なPuddle of MuddのFamousからWe Don't Have to Look Back Nowです。
外部ライターの手による産業ロックのお手本の様な当該曲の出来は秀逸であり、シンガーの擦れ気味の声と素直な唄い回しにより以下略。

教科書に載せたい程に素直な曲の持って行き方はBon Joviあたりに近いですが、声質と飾らない歌唱からBryan Adamsの様に聴こえます。

綺麗なメロディや予想通りの曲展開が非常に耳に心地よい一曲なのですが、書いた人間が違うだけあって、どうしたってアルバム中で浮いています。

もしこれがシングル切られて間違って売れてしまったらこれまでのバンド活動、全否定ではないでしょうか。


第六位:Jake - Ginger



Ginger名義のアルバムは本当に素晴らしいです。
もうバンドは止めてもらって結構です。
ここ2年、Gingerのアルバムで年を明けている訳ですが来年もまたGingerで幕を開ける様です。
今年はThe Wildhearts名義でもアルバムを出していますし、この勤勉さはTom Scholzあたりに見習わせたいです。


第七位:Ziltoidia Attaxx!!! - Devin Townsend




D. Townsendの作品で久しぶりに納得の出来です。
最優秀作品と言っていた本作ですが気づいてみれば七位です。
人の心の移り変わりは儚いものです。

知ったその場で間違いなく買い、買ったその日に間違いなく聴く、数少ないミュージシャンです。Biomech以外は大した事ない彼ですが、何故か期待してしまいます。


第八位:Andy Warhal Said - Thunder



往年のThunder好きならば思わずニヤリとする事、間違い無しな展開を見せる一曲。
The Thrill of It All以降、煮え切らない楽曲群にイライラしていた方は是非。


第九位:Storm - Lifehouse



If I will get lost in your eyes,
I know Everything will be alright.


Who We Areの最後を飾るLifehouse以外の何者でもない名曲。
この曲が無かったらどうなっていた事でしょう。
前向きな歌を歌ってはならない奴らがいます。
B. AdamsとD. MustainとLifehouseです。



一曲足りないですか。
多分気のせいです。
これ以上は無理です。


今年もこんなに頑張って書きましたよ。

良いお年を。

Bang My Drum - Danielia Cotton (2007)

2007年11月26日 00時13分34秒 | 2007


何度聞いても全く意味の判らない3連休とかいう奇怪な言葉が飛び交うこの週末、またしても会社に向かう途中に寄り道してDanielia CottonのBang My Drumsを買いました。
というか誰でしょう、これ。
全く知らない人です。

時代が求めるBluesy Soul~心に染み込むメロディと歌声~
各方面から大絶賛のシンガーソングライター


との事です。
とりあえず俺方面からも大絶賛です。

どうも聴いた事がある気がしましたが、Walking in Your Footstepsですね、これは。

得てしてこんなアルバムがその年のベストアルバムになるものです。
このアルバムに出会う為に仕事に出かけたに違いありません。

詳しくはOfficial Siteで。
知らないので何も書けなくとも仕方ありません。

Angel Down - Sebastian Bach (2007)

2007年11月25日 00時08分50秒 | 2007


世間では3連休とかいう何やら聴き慣れない意味不明な言葉が飛び交うこの週末、Amazonに予約しておいたものの案の定、リリースから何日経っても届かなかったのでキャンセルして会社に向かう途中、Towerに寄り道してSebastian BachのAngel Downを買いました。


率直な感想を言えば、ソロ名義だとこんな所ではないでしょうか。

Skid Rowを知っている方なら漏れなくご承知の通り、彼は一流のシンガーで一流のフロントマンで一流の芸人ではありますが、どう転んでもどう間違っても曲が書けるやつではありません。
ここが大事です。
前提を間違うと大変な事になります。
プロデュースがRoy-Zという事で、"ひょっとしたら何とかなるかも"などと楽観してましたが、どうにもなっていません。残念です。


タイトルトラックである1曲目から素晴らしい魂の叫びを聴く事ができ、改めてとんでもないシンガーだなと思い知る訳ですが、続く2曲目のIron Maiden風のイントロから始まるこれ以上ないというくらいに安っぽいH/R曲で早くも作品の駄目っぷりを露呈します。
3曲目から5曲目では15年ぶりのAxlの声に感慨深いものを感じ、次は何処で飛び出てくるのかが楽しみで集中力も持続しますが、5曲目が終わると逆に、もうこれ以上何を聴いてよいやら。


とりあえず2005年のFrameshiftで既に業界復帰していたので特に復帰作という感慨も無く、まだ当分過去の栄光で食い繋いで行くのだなと遠い目をしてみたりしました。

これを聴くくらいならFrameshiftを聴いて下さい。

Robert Johnson's Tombstone -Thunder (2007)-

2007年11月15日 23時27分04秒 | 2007


Did the Devil really buy your soul?
Did the Devil really buy your soul?
Did he teach you how to play and take your soul away?


ようやく肌涼しさを感じる様になり、遅れに遅れた仕事も収束の目処がついた事によりいつに無く気分良く帰宅できた11月の夜、部屋に溜まった置き場のないCDの山を見るに、やはりどう少な目にみても例年以上に新作も買っている筈ですが、今日も一日中、仕事しながら聴いていたのはQueenのMustaphaだったりするので、ここから30件の大台に乗せるのは(以下略)。


ThunderのRobert Johnson's Tombstoneを買いました。
今年の初め頃に買いました。
当時、何か書きかけた様ですが、そのまま非公開のままになってました。
「コーエン兄弟のO Brother, Where Art Thou?」
と一言書いた所で力尽きたらしく、何と続けたかったのか知る由もありません。

確かにO Brother~にはR. Johnsonのエピソードがモチーフとして登場しますが、そもそもジョージ・クルーニーは決して好きな役者では無く、映画自体に特に語るべき内容があったわけでもないので、そこからThunderの新作にどう繋げるつもりだったのか、繋げられるものならば是非見てみたかったです。
繋げられなかったので書きかけで放置された疑いがあります。

悪魔に魂を売ったくらいでギターが上達するならば幾らでも売りますよ、
というかスラッシャーだった若かりし頃には間違いなく売り払っていた筈です。
特に上手くなったりはしませんでしたが。


さて。
そんなR.Johnsonを大胆にあしらったThunderの新作です。
実に充実の内容であり、Behind Closed Doors以来の傑作です。
特に6曲目のAndy Warhol Said。
これを待っていたのです。
これが聴きたかったのです。
聴いた事がある気がしますが良いのです。

リリースは去年ですが2007年にカウントしておきます。
良いのです。
国内盤の発売は今年で買ったのも今年です。

The Saints -Helloween (2007)-

2007年10月30日 23時55分32秒 | 2007



やあ。僕、○○。たった今、アルバム最後の曲のミックスダウンを終えた所だよ!
今回も色々あったけど、こうしてみんなに新作を届ける事が出来て、とてもハッピーだよ!


今年もまた、いつまで経ってもHandsを除いてちっとも定着しないHalloweenがやってきたという事でドイツ人っぽい挨拶をあしらってみました。
どの辺がドイツ人っぽいのか説明するまでもなく判って頂けるものと思います。
HelloweenのGambling with The Devilを買いました。


私事でありますが、
「近頃すっかり人間が丸くなりましたね」
と言われる機会も多く、
「いや歳を重ねると人間は丸くなるものですよ。
 これ以上敵を増やしてどうしますか。
 ネット社会で知らない人に恨まれるのは怖いものですよ。」
などとなんとなく自分を納得させるに足る理由を繕う事も増えてまいりました。

すっかり丸くなったので、今日も今日とて敵を増やさない様に一生懸命オブラートに包んで書き進めます。

いい加減に使えねえシンガーは解雇しちまえ。

何を聴いてもBallerinaにしか聴こえないんですよ。
Take These Tearsにしか聴こえないんですよ。


彼の声を生かせるのは低音のスローメロディなんです。
Where The Eagle Learn to Flyなんです。
Somedays I Sailなんです。


バンドの曲を生かせるのは高音に力があるシンガーなんです。
・・・・・・!!

無謀な名前しか出てきませんでした。


では楽曲面で貢献しているのかと言うと。
・・・・・・!!

書くまでもないですか。


と、まあ、一通り書いた所で新作の内容に迫るのかと思いきや無責任に次回へ続きます。

Exile -Soilwork (2007)-

2007年10月25日 22時57分30秒 | 2007


SoilworkのSworn To A Great Divideを買いました。
久しぶりにタイムリーです。

今年、意思とは全く無関係ながら最も耳にした曲の一つがWind It Upならば、逆に強い意思を持って聴きに聴いた曲の一つがNatural Born Chaosだったりするので、ヴォーカルのみとは言えプロデューサーとしてDevin Townsendがクレジットされていた事はちょっと嬉しいサプライズであり、ボーナスDVDにヴォーカル録音風景が収録されているらしいのでDevin Townsendフリークとしてはアルバム本編を聴くよりも先にDVDを見てみました。

誰だこのハゲた暑苦しいデブは・・?

Army of One -Annihilator (2007)-

2007年10月08日 01時41分12秒 | 2007



Anthrax and Motorhead, Exodus, Slayer, Bang your your head.
Dedication when the going got tough was never enough.

Priest, Metallica, Megadeth, Iron Maiden, and Black Sabbath.
They tried to kill it, force it Underground.
You can't take it down.


まー、別に良いんですけど・・・。


Annihilatorの冗談みたいなタイトルの新作、Metalを買いました。
Annihilatorについては、ここ数年の作品は聴いておらず、買ったのは2001年のCarnival Diablos以来、まともに聴くのは1997年のRemains以来です。

YMOに影響を受けてしまったIron Maidenの様な1曲目や、Arch Enemyを取り入れてみたHoobastankの様な2曲目を聴いて愕然としましたが、他の追随を許さないセセコマシさは健在であり、
ダンダダン・ダダダ、ダンダダン・ダダダ、ドッタッタラララ・タラララー
という、Annihilatorっぷりもいつも通りです。

とりあえず3曲目に収録されているのが、このArmy of One.
アルバム収録曲の比重で言えば1曲目と並んで最も重要な3曲目を一体なんだと思ってるのか、一度きっちり説教してやりたい気がしないでもないですが、このアルバムを手に取るリスナー層に限り間違ってないのかも知れません。

上記の通り、ここを見て頂いている方にとってはクリスチャンにとっての食事前のお祈りの言葉と同義とも言える言葉が歌詞に並ぶ為、否が応にも興味深々に違いないのですが、曲はと言えばいつものダンダダン・ダダダに合わせて、ラップ風ともトム・アラヤ風ともつかないテンションで叫んでいるだけなので、無理して聴く程の価値がある訳でもなく、いささか残念な結果に。

とか何とか言いながら、少し気に入り始めてますが・・。

Looking for Love (remastered) -Whitesnake (2007)-

2007年10月04日 23時39分52秒 | 2007


収集癖などというものは全く持ち合わせていません。
デビカバの大ファンというわけでもなく、
サイクスの熱狂的フリークという訳でもありません。

しかしWhitesnakeの1987 20th Anniversary Special Editionを買いました。
結局買いました。
ええ買いましたとも。
買わないわけがないじゃないですか。

最近のリマスタリング技術の進歩には目を見張るものがあり、これが録音されたのが20年も前だという事など信じ難い程です。
ヴォーカルだけならば。
Looking for Loveは素晴らしいです。

近頃は2000年のリマスター盤を頻繁に聴いているので、これに慣れた耳で聴くとやけに高音が耳につきます。スネアが耳障りです。
単にウォークマンとコンポの差かも知れません。
mp3とCDの差かも知れません。

ところで、たった今、気づきましたが2004年のフランス盤の時に"2004年のリマスター"と書いてましたが、正しくは"2000年のリマスター"です。
自分の書いた物を読み返す事など滅多になく、非常に多い誤記や誤変換やスペル誤りは気づいても「まー、意味は通じるからいいや」と放っておくのですが、流石にこれは申し訳ないので直させてもらいました。

Schoolbook -fields. (2007)-

2007年09月13日 01時14分06秒 | 2007


首相の退陣表明はさておきます。

さておきますというか特に思う所も無いので上記の様な前置きは全くもって要らないのですが、そんな時事でも一応書いておくと当時世間では何が起きていたのかが後々判って便利なこともありましょう。


どうにも体力の消耗が著しい残暑の折、毎朝欠かさず予定時刻より1時間ほど寝坊しており、これは体が必死で発している危険信号に違いないとの自己診断により今日も今日とて早々に帰宅しては何をするでもなくアンニュイな一時を過ごしております。

昨日知った木下ナントカがグータンヌーボに!
グータンヌーボに、いや、テレビにここまで笑わされるとは。
"TPO"と言いたい所に飛び出した"TKO"の一言にまた惚れました。

とか何とか書いてる内にもフジテレビにまた出ています。
知らなかっただけで凄く売れてる様です。
そりゃ売れますよ。TKOなどと言われたら。
この勢いだと当ブログもそのうち木下ナントカの応援サイトになってしまうかも知れません。


が、とりあえず溜まった新作を消化することが先決です。
今朝になってようやく寝坊の理由が体調以外にも有る事が判りました。
fieds.のEverything Last Winterがそれです。

前に8 from the Vilageを書いていますが、あれは8曲も入っていながらもEPであり、フルレングスアルバムの本作がデビューアルバムらしいです。へー。
そんな事は知らずに聴き始めると1曲目からSong from The fieldsが流れ出して騙された気になるのでくれぐれもご注意下さい。

とりあえず近頃コンポに入れっぱなしになっているのがこのアルバムであり、コンポを目覚ましに使っている都合上、毎朝定刻にSong from~が掛かります。
この楽曲、デビューアルバムの1曲目を飾るに相応しく、朝の寝覚めにもってこいの佳曲なのですが、その美しいメロディが二度寝に最適だというのが誤算でした。

変則トラッドと二度寝好きな方は是非。

Ziltoidia Attaxx!!! -Devin Townsend (2007)-

2007年09月03日 01時08分56秒 | 2007


You Give Us A Coffee!
You Give Us A Coffee!
You Give Us A Wop Bam Boom!


2007年、最高のアルバムを紹介します。
何故こうなったか全く判りませんが、これは壮大なミュージカルです。
若干の想像力と何事も笑って許せる心の余裕が必要ですが、これ程の作品は暫くみられなかったものであり、今年はまだ4ヶ月残ってますが恐らくこれを超える作品は現れないでしょう。

実は買ってから大分時間が経っているのですが、そもそもいつ買ったんでしょう。
Bon Joviと同じ時期あたりだと思いますが、Bon Joviをいつ買ったのかも書いてないので判りません。
何たる怠惰でしょうか。

素晴らしい作品に出会ったらその場の勢いを残す為に、なるべく早く此処に書く事にしているのですが、ここまで遅れたのはそれなりに理由があります。
完全にストーリー構成になっている本作ですが、そのストーリーの全てが歌詞の中で語られる訳ではなく、導入部にあたる1曲目からして完全にどうかしている予想外な言葉が飛び交います。
曲中も普段聴きなれない言葉が多く、また、少なくとも曲中に語られない部分はブックレットを読んでストーリーを把握しないと何が何だか判りません。そんな面倒な事をする習慣など全く持ち合わせない事から、そのうち暇が出来たら真面目に読んで、書くのはその後にしようと考えていた為に結果としてそのまま放置される事と相成りました。
なんて立派な理由でしょう。

しかし、恐らくそんな暇は永久に取れないまま2008年になりそうな気がしてきたので、流し読みで書いてしまいます。

国内盤が10月24日に出るらしいので、英語があまり得意ではない方にはそちらをお勧めします。

とりあえず作品と向かい合う為に必要となる予備知識は以下の通りです。

・Ziltoid君(写真)は4次元からやってきました。
・Ziltoid君は4次元パワーでタイムトラベル出来ます。
・歴史を変える事は出来ないものの結構楽しんでます。
・歴史に干渉できる様になる為にはタイムトラベルの燃料に最高のブラック・コーヒーが必要です。
・最高のドリップを求め、宇宙で唯一それが存在する地球へやってきたZiltoid君。
最高の一杯を求めて政府を脅迫します。


引き込まれるストーリーです。


この世界を少しでもご理解頂ける様、一部、直訳します。

Ziltoid:隊長。。。

Gummy:はい、Ziltoid様!

Ziltoid:人間どもは究極の一杯を用意したか?

Gummy:はい。ここに。

Ziltoid:うむ。。(飲む。)
Ziltoid:なんて酷い!こんなものをこの私に差し出したのか?!
奴ら最高の珈琲豆を隠してやがる・・攻撃の準備を!!!



ぐいぐい引き込まれます。


侵略された地球人の運命や如何に!?
Ziltoidの破壊的なロックコンサートの結末は?!
スペキュタクラー隊長は追撃を振り切れるのか!?


などなど、目が離せない展開です。

音楽的にも本当に素晴らしいのです。
Ocean Machine以来の会心の作です。

Broken -Lifehouse (2007)-

2007年08月02日 02時43分39秒 | 2007


手下どもが早めの夏休みに入り、今頃実家に届いたお中元のカルピスでも片手に風鈴の音でも聴きながらアンニュイな一日を謳歌しているであろう8月初旬、職場の諸兄の面々とはどう頑張ってみても見ている世界が1ミリも重ならないという理由により勝手に別拠点に長期出張して自分の開発を続行する道を選んだ私としましては、出先の業務日がまだまだ続いている都合上、梅雨が長引こうが雷が間近で鳴ろうが7月は三日しか休んでない事に気づこうが延々と仕事を続けていたりします。

就職活動に勤しむ学生の皆様、"週休2日"っていうのは大抵は嘘ですよ。


LifehouseのWho We Areを買いました。
完全無欠の捨て曲無し、奇跡的名盤の1st:No Name Faceを世に送り出したのは今から7年前。何処もかしこも"とりあえずHanging By A Moment掛けとけ"と言わんばかりの風潮が吹き荒れ、たまたま渡米していた特に音楽好きという訳でもない友人をして"聴き飽きた"とまで言わしめたのが翌2001年。
続く2nd、3rdで、あの1stの出来は一体何だったのだろうか、と世間の首を傾げさせ、すっかり私の視界から姿を消しつつあるこの2007年、4thが出てました。

かつて持っていた"国内盤が待ちきれない程の執着"も無いので、なんとなく視聴してみました。

昔から常々不思議なのです。
視聴している時は、大抵、実際よりも遥かに良く聴こえるんです。
視聴器の前では内心ガッツポーズだったのです。
"これを待っていたんだぜ、今年の俺は!"くらいの勢いだったのです。

家に帰って落ち着いて聴くとそれ程大した事ないのです。
いや、曲は非常に良い出来ですし、爽快で伸びやかで、ここに来て随分垢抜けた感があります。2nd、3rdとは比べようも無い出来です。

日差しの眩しい夏のドライブに最適です。

が、しかし、Lifehouseには声を張って歌い上げて欲しい訳では決してなく、どちらかと言えば裸電球に虫が飛び交うガレージの隅で、何やら内向的な事をブツブツ言ってるくらいの感じが心地よいのです。心に響くのです。

夜風の心地よい夜のドライブに最適な事を希望します。


誰も彼もが陽気な方向へまっしぐら中であり、俗に"80年代風のヴァイブが戻ってきた"とでもいうやつなのでしょう。

それはそれで・・。