Nutshell

PMRCがある限り。

The Suitcase Song - Copeland (2008)

2008年12月31日 18時17分02秒 | 2008


どうやら大晦日です。
2008年を総括します。

結論を言えばJason MrazとThe ScriptとCopelandです。
HMVの「3枚買うと25%OFF」により、全て買っても\4,200です。
2008年を総括すると\4,200です。

例年10枚くらい挙げていると思いますが、今年は厳選して3枚です。
聴いておかなければならないアルバムなんてせいぜい年に3枚ですよ。

Forever Travelling (Live) - Europe (2008)

2008年12月09日 23時13分59秒 | 2008


Live from The Darkのオープニング曰く、“スカンジナビア半島北部史上、最大のロックバンド”、EuropeのAlmost Unpluggedを買いました。
そこまでピンポイントな最大じゃなくても良いと思います。
Europeなら“Europe本土史上、最大”でも世間は納得すると思います。
そんな正直な所が好きです。

本作も、あくまで“Almost Unplugged”であり、決して“Unplugged”じゃありません。
むしろ、初っ端からエレキギターで始まります。
控えめながらキーボードも入ってます。
じゃないとミック・ミカエリが可哀相です。
Bon JoviのThis Left~の様なものだと思ってください。

それにしても、これは録音も演奏も最高に素晴らしいです。
ジョーイの喉も絶好調です。
ライブ・アルバムとは斯くあるべしといった作品です。

One Step Closer (Live) - Linkin Park (2008)

2008年12月08日 08時19分42秒 | 2008


Linkin ParkのRoad to Revolution:Live at Milton Keynesを買いました。
収録曲は基本的にCDとDVDで同じであり、DVDはリージョン・フリーです。
何故か追加マテリアルにまわされたPoints of AuthorityとSomewhere I BelongとPapercutはDVDの方でのみ、本編終了後、御馴染みのFBI Warningを見た後にのみ観る事ができます。
これらは何れも彼らの代表曲だと思われ、他に本編から外すものが幾らでもあると思いますが流石に飽きたということでしょうか。


セットがOne Step Closerから始まります。
最強最大のヒット曲からセットを開始する、俗に「Bon Jovi」と呼ばれる荒技です。
ヒット曲が腐るほど有り余っており、開始から抜群の安定したパフォーマンスを発揮できる極一部の猛者どもにのみ許される、難易度の非常に高い技です。
単純に声域の問題かも知れませんが、アンコールならばシンガーが力尽きていようが勢いで許されてしまう所も、この曲順だと1曲目からチェスターの高音の薄さが耳についてしまい、残念ながら成功とは言い難い結果となっています。

上述の外された三曲以外にも、Numbが通常版とJay-Z版と2回入っていたり、本編が最新アルバムからのシングルであるWhat I've Doneで終わったりと、セットリストには言いたい事が山ほどありましょうが、Live in Texasから5年も経っており、Linkin Parkという名前自体、そこはかとなく懐かしい気がするので、2008年も暮れのこの時期、一度くらい聴いてみても良いのではないでしょうか。

特にmy space好きというわけではありませんが、試聴には十分な音質という事で、今回もこちらで

Crystal Ball - P!nk (2008)

2008年12月06日 04時33分48秒 | 2008


アートワークには色々と言いたい事もありましょう。
ルックスにも色々と思う所もありましょう。
今更言っても仕方ないのです。
声だけなら最高なのです。

買ったまま放置されていたP!nkのFunhouseを聴きました。
前作から引き続いて方向性が無いという方向性に落ち着いた様であり、ルックスに目をつぶれば安心して聴ける内容となっております。
アルバムを通してセンスの良い楽曲が並ぶ中、どの曲をとってもその歌唱は説得力に満ちており、シンガーとしての力量は比類なきものだと改めて思い知らされます。

何が如何という事も無いですが、しかし、一言で言えば前作の方が良いです。

彼女の場合はクリップを観ても何だか仕方ない気がするので、こちらでWho knewでも。前作の曲ですが。

We Cry - The Script (2008)

2008年12月05日 07時30分20秒 | 2008


すべてのミュージック・ラヴァーズへ

挑戦的な叩き文句が帯に光るThe ScriptのThe Scriptを買いました。
売られた喧嘩は買う方です。
これで私もミュージック・ラヴァーズの仲間入りです。


第一印象としては「肩に力が入りすぎた過ぎたJason Mraz」といった所ですが、The Police有り、Stevie Wonder有り、James Blunt有りと音楽的背景の広さを物語るバラエティに富んだ個々の楽曲において、その楽曲完成度の高さとセンスの良さには目を見張るものがあります。

半年に1枚出るか出ないかの奇跡的傑作であり、Anna Nalickの新作が出ないので2008年の最優秀作品の座は揺るがないと思わます。


「我こそはミュージック・ラヴァーズなり」いう自信のある方は是非こちらへ。