その昔ライチと呼ばれた彼らのAmerican Soldierを買いました。
が、これまた別に買わなくても聴かなくても良かったなと思います。
デビュー作からPromised Landあたりまでは聴いていた訳ですが、それ以降の作品には全く興味が持てず、売る為に製作され、事実売れたと思われる前作も見送ったまま現在に至ります。
本作も見送られる筈だったのですが、ジャケットとコンセプトと帯の叩き文句に釣られました。
「人は何故戦い続けるのか。」
「ジェフ・テイトが2年を費やし、実際の戦争を最前線で戦った米兵にインタビューを敢行。」
こんな事を書かれては財布の紐が緩んでも仕方ありません。
「トム・クルーズは好きではないが原作がグリシャムだから見た」
とかそういう感じです。
が、しかし、収録された何れの楽曲もスキップを押さずに何処まで頑張れるか忍耐力が試される残念至極な展開であり、詞の面においても、どう間違ってもアメリカン・ソルジャーでもPTSDでもない私の琴線に触れる事はなく。
興味深い話に接したければ本でも読みますよ。
テーマが良かっただけに残念な作品です。