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今年のうちにBon JoviのCircleくらいは流石に書いておこうかと思ったのですが、
この師走の最中に改めて騒ぎ立てる程の大傑作でも失敗作でもなく、
デズモンド風味がいまひとつな件について今一度考えてみる時間もなく。
代わりといってはなんですが、
オルタナ界のハマショーことBreaking BenjaminのDear Agonyでも書いておきます。
ビデオはこちら。
シンガーの声質というのは産業ロックにおいて最も支配的なものでありますが
個人的には大抵のシンガーは許容範囲内であり
カイ・ハンセンだろうがサラ・ブライトマンだろうが有りです。
が、毎回非常にレベルの高い作品を送り出すBreaking Benjamin、
せっかく買ったのだから聴いてみようと決心して臨むも1分と経たないうちに
「ああ、やはりハマショーだ、良かった。」
という安堵感で終了となり、不思議と曲が最後まで進みません。
そんなにハマショーか?と言われれば、
自身を持って回答できるほどハマショーを知らないので辛いものがありますが、
ハマショーであろうがなかろうが無理なものは無理です。
声質の嗜好など生理的な問題で理由などありません。
下で書いたPuddle of Muddのウェスの声、歌唱は最高に好きな部類のものであり、
例えつまらない曲を唄われても聴いてしまうと思われます。
逆に素晴らしい曲を唄われても受け付けない声というものがあり、
私にとってはBenjaminさんの歌唱がそれにあたります。
簡単な事を確信するまでに3作品も買い続けてしまいましたが、
アルバムの出来は多分良いので、私と別の声質嗜好を持つ方は是非。