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一歩一歩前進!

富士見レポート

2005-10-25 23:55:59 | レース
10/23(日) アドベンチャーin富士見
MTB50km B スポーツクラス
記録 3時間32分??秒

今回の目標も"鈴木さんに勝つ".今回も王滝同様後方からスタート.

スタート後しばらく舗装路の下りが続くのであるが,みんな結構速い.ボクもそこそこ漕いで順位を上げておくことにする.ふとメーターを見ると60kmを超えていたりしてちょっとビックリしながら番手を上げる.鈴木さんはまだ後方のはず.

前半はちょっと上げ気味で.鈴木さんから逃げる作戦.
途中,FORZAの優子さんやウインドブレーカーを脱いで遅れた野崎さんに抜かれてしばらくついて走ったりしたが,ジリジリと離れてついて行けない.このジリジリと離れる差は小さいようでものすごく大きい.このジリジリを詰めるためにはどのくらいの努力が必要なのだろう,などと思いながら淡々と漕ぐ.

淡々と漕いではみるものの,やはりずーっと登りだと結構つらい.だんだんペースが落ちてきている気が.こころなしか抜かれる頻度も多いような.と思うのだがペースはあがらない.寒くて足の感覚がない.このままではいつ鈴木さんに抜かれるか..と思いながら漕ぐ.

しばらく黙々と漕いで"このまま登りきれるかなー?"と思った瞬間鈴木さんが抜いて行った.王滝の時もそうだが,抜いていく鈴木さんは速い.こういうときはノリノリなんだろうなー.悔しいなー.

どんどん離されていくが,見晴らしのいいところだとなんとか遥か遠くに鈴木さんを確認できるくらいの距離.平坦&下りで追いつけるかも.

逆転の望みをもって舗装路を上げ気味で下る.寒さで手が痺れて痛い.痛すぎ.泣きそう.
舗装の下りが終わると,しばらく登ったり下ったり.
まだ鈴木さんとの勝負をあきらめるのは早い.
追いつける可能性10%未満だとは思うが,できる限り頑張ってみる.

そんな願いが通じたのか鈴木さんを遠方に発見.集中してちょっとずつケイデンスを上げ気味にすると,だんだん距離が詰まってきて1コーナー分くらいの差に.よしよし.王滝の逆転劇よもう一度.しかし,その後,1コーナー分の差がなかなか詰まらない.

追いつこうと頑張って登り下りを繰り返すが,結構,激登りがあって参ったりする.
そんなときはボクは人に話し掛けて気を紛らす.
"ココに来てこののぼりはないっすよねー!"とか"王滝も出ましたー?"とか,しゃべりながら登る.しゃべりながら登るとキツさがちょっと緩和される.ツーリングみたいで好きなんですね.しゃべりかけられた方は迷惑?

ちなみにその時一緒にしゃべりながら登った人は
「王滝なんてキツイだけでぜんぜんおもろないですわ」
といいつつ過去3回出場.次週の10月の王滝にもエントリーとのこと.王滝を毎年走る人の8割はこのタイプと見た.僕も含めて.

そんな話をしながら1コーナー差のまましばらく走っていると1コーナー先を走っていた鈴木さんが立ち止まった!よっしゃーと心の中でほくそえむが,隣の人とのおしゃべりはそのまま.おしゃべりが耳に入ったのか鈴木さんがこっちを見る.やべっ!見つかった.でも,しょうがないので平静を装って手を振ってみる.鈴木さん一瞬ギョッとした表情.
おしゃべりはしつつ,"もっとゆっくり休めー!"と念じつつ,そのあとの鈴木さんの行動に注目したが,残念ながら追いつく前にすぐにスタートしてしまった.しかもリスタート後のペースが速い.アレレ.

だんだん距離が離れて行く.くやしいがボクはそれ以上ペースアップできない.が,Cコースまである程度の距離で頑張れば逆転の可能性はあるハズ.なんとか差を最小限に抑えて射程距離にとらえておかないと..

そんなことを思いながらCコースへ突入.ガンガン飛ばす.Cコースは初めてだけど細かい振動がひどくて結構腕にくる.でもガンガン飛ばす.鈴木さんはまだか.途中,遅い人にブロックされる.なかなかどいてくれない.やっとこさ抜かせてもらったが,今度はフロントブレーキが効かなくなってしまい追撃終了...(泣)

そのままリアブレーキだけでCコースを安全なスピードで下り,ゲレンデを登り,4Xのコースでこけそうになりながらゴール.

3時間32分で鈴木さんとは2分差くらいだった.
西山君は3時間20分,小池さんは病み上がりでクラクラしながらも3時間25分とのことだった.

小さいようで大きな差.今のままでは縮まらない差.
なにかを変えないと勝てない.
自分の意識,時間の使い方.できることはあるはずなのだ.

でもお陰で次の目標がやっと見えてきた.
来年も王滝は出ますよ!






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