カネシゲタカシの野球と漫画☆夢日記

移転につき更新を停止しました。

阪神・三東がプロ初勝利!ただいま似顔絵製作中→でき申した。

2004年08月22日 22時09分52秒 | ☆阪神タイガース
【追記】というわけで三東さんの似顔絵が完成です。あまり似てませんが、彼の特徴である「顔面劇画タッチ」という部分は出せたと自負しております。(ていうか、それしか出せてません)

さあ、そんな昔の男前、三東洋投手がプロ入り2年目の初先発で見事初勝利ですよ。
くわしいスコアはこちらです。

本人のインタビューのとおり、初回に岩村に先制ツーランを打たれたことで開き直ったようですね。
僕は昨日の記事のコメント欄(書き込んだのは今日)で、「三東先発は来季のためにも面白い。6回3失点なら合格」と言いました。

ところがそれを上回る、6回5安打・2四球で失点2の活躍。
三振が4ということからわかるように、持ち味である変化球で打たせてとるピッチングが冴えました。

で、打線ですが。
実は15安打で14残塁なんですね、これが。
ちょっと攻めきれてないですよ。投手が締まっていたうえに勝ったので目立たないんですけどね。

しかし、岡田監督の大好きなビッグイニングこそなかったものの、確実に1点2点と加点すれば、最終的には7点もとれる。
それがわかれば何よりですよ。

それはそうと、昨日サジキハラを使わなかったと思ったら、今日こんな風に使いましたか。決め球らしい変化球はないものの、内角にズバっとくるコントロール。そして抜群の球威。
トラの投手陣は若さもあって、本当に将来が楽しみです。
心配なのは高齢化する打線。

あと、やっぱりこんな試合のときぐらいは途中で野口捕手を使って欲しいですよ。試合勘なんてほとんどなくなってるでしょうから。
まあ捕手がベンチに2人しかいないから無理なのでしょうが。(←三人いれなさいって!)
たしか野口捕手はFA権を今季途中に取得しています。
僕なら・・・出場機会のあるチームに出て行きたいですけどね。

野口捕手が最初の所属球団ヤクルトから半ば志願して日ハムにトレードされたのは、たしか古田の控えになってしまって出場機会がなかったから(だと思います)。

このままじゃ移籍されても文句言えませんです。ハイ。


あとこれは余談ですが、神宮ってみなさんご存知のとおり、選手がファンの前を通って引き上げていくじゃありませんか。
だいたい監督や活躍した選手は記者に取り囲まれています。

あの瞬間ぐらいは、記者の取り巻き取材を禁止して、ファンの声に選手がこたえてはくれないでしょうか?
それも立派なファンサービスだと思います。
負けたときはともかく、勝った時ぐらいは。
派手なガッツポーズで観客とともにバンザイしながら引き上げていく選手の姿が見てみたいです。
  1  2  3  4  5  6  7  8  9  計 
阪神0212000207
ヤクルト2000000013


それでは、本日ヤクルトの日本人球団記録となる35号ホームランを打った岩村選手の似顔絵でお楽しみください。(楽しめるのかな?)



岡田監督のインタビューにいちいち突っ込んでみました。

2004年08月22日 06時07分31秒 | ☆阪神タイガース
もう寝ようと思い、最後に朝五時に更新されるサンスポの記事をみていましたら、いつものように岡田監督のインタビューが掲載されていました。
(記事はこちらです)
よく読めばの話ですが、「おいおい」と突っ込みたくなるポイントがいくつかあったので、ここに紹介しておきます。
以下、太字が僕の文章で、その他が引用です。



【聞いてえな】本当は十一回で終わっていないとアカン

 (三塁側ベンチから練習を見ながら)
 --きのう(20日)は電光掲示板が故障していたが

 岡田監督「ちょっと暗かったね。まあお互い条件は一緒だから仕方がないけどね。でも試合前には、すぐに直ると言っていた。(お客さんにも)失礼なこと」

 --きょうこそ流れを変えたいが

 「ビックイニングだね。序盤に1イニングで何点かドドッと取ると(流れは)、変わる。1-0の完封とかはいい流れの時にしか出ない。やっぱり、まずは打線が頑張らないとね」


とにかく岡田監督はビックイニングにこだわることがインタビューで目立ちます。「流れを変えるのがビッグイニング」というのもお気楽すぎて賛同できないのですが、そこまで大量得点を望むなら作戦や指示で水物の打線をつなぐ橋渡しをするのが監督の仕事ではないのでしょうか?
打順だけ組み替えて、あとは楽観的に連打を待っていてはビックイニングなんてめったに作れません。
まず確実にランナーを3塁まで進め、目先の1点を確実に取りに行く。
その流れのなかで「たまたま」ビックイニングになったというのが野球本来の姿なのではないでしょうか?
去年はそんな感じでした。



 --赤星は復調気味?

 「波があるけどね。打つ時は打つ」
 
 --きのうはいい当たりが正面にいった?

 「いい当たりでもアウトでは仕方がない。赤星は塁に出ないといけない選手。フライを上げたらなにも起こらないけど、ゴロだったら失策をするかもしれない」


「波があるけど打つときは打つ」
それって、赤星に限らず普通の話なんじゃ…。



 --最近リードして終盤を迎えることが少ない…

 「そうやね。ここ5試合で五回が終わった時点でリードしていたことがないんちゃうか。それではアカン」

 (この日は沖縄・浦添ナイター。練習中には沖縄の曲が流れ)

 「沖縄か。そういえば、(春季キャンプ地の宿舎近くの)恩納村の球場も完成するらしいな。でも球場だけ。室内練習場とかブルペンはない」

 --来年は使えない?

 「球場だけでは使えないね。韓国のチームが使いたいといってきているみたいだけどね」

 (思い出したように)

 「そういえば近鉄とオリックスが合併すると春のキャンプに練習試合をする計画は無くなるな。オリックスと近鉄が2月の最後の方に高知に入って試合をやることになっていたのになあ。そういう予定だったのになぁ」


おいおい。
なに勝手に合併と決め付けて妄想にふけってるんよ??
選手の署名活動に自らすすんで参加した若松監督の爪の垢でも煎じて飲んでください。



 (ホッとした表情でベンチを飛び出した)

 --十一回で勝ったと思ったが

 岡田監督 「久保田を4イニングも投げさせるつもりはなかった。無理をさせてしまったからなあ。久保田があれだけ頑張ったのだからモレルもなんとかしてほしかった」

 --モレルは好不調が激しい?

 「四球を簡単に出しすぎる。追い込んでから打たれたり…。もっと慎重に投げないといけない」


だったらちゃんとしまっとけ!
昨日なんて、明らかに打たれる気配満々の先頭打者四球。
そして連打。
だめなものはダメ!はやく気づいて引っ込めるのが監督の仕事でしょう。



 --最後は秀太に助けれられた

 「本当は十一回で終わっていないとアカン」

 --鳥谷の本塁打は

 「一度、甲子園で五十嵐から打っていたから。最初、バントに失敗してそこから打たせようと思った。最高のホームラン。本当はあれで逃げ切らないといけない」


ここが一番腹がたちました。

なぜ鳥谷のバント失敗→ホームランを「最高!あれで逃げきらなきゃ」と褒め称えて、救ってくれた秀太の価値を下げるのだ?
逃げ切れなかったのはモレルを使った監督自身の継投ミスが原因だろうに。
それを帳消しにしてくれた秀太はおまけ扱い。本来は指揮官としてバント・ミスの方を責めてしかるべき鳥谷は絶賛。

「バントぐらい決めなアカン」とは岡田監督の口癖ですが、このインタビューを聞いていると、バントなどの小技を軽視している疑いがあります。
例えばこのインタビューを聞いた選手はどう思うでしょうか?
「なんや、失敗してもお咎めなしか。結果オーライでええんや。」
「バントしても給料上がらんもんな。やっぱり長打打ってナンボやで。」
僕ならそう受け取りますよ。
ファンが鳥谷のホームランに喜ぶのはともかく、指揮官まで手放しで喜んでどうします?
ミスはミスと、どうしてもっと怒らない?
甘いですよ、岡田監督。

そして、ヒーローなのに決して褒められなかった秀太。
これじゃ秀太はやってられませんよ。いい仕事したときは褒めてやりましょうよ。ただでさえ鳥谷入団の余波をうけて、ずっと2軍で頑張っていたんだから。



 --これでなんとか勢いに乗りたい

 「追い付くのは久しぶりか。勢いをつけるのだったら十一回で終わらないと。ピッチャーを総動員した。まだあしたがあるのになあ。まあ勝ったのは大きい。3点差を追い付いたのだから」

 (最後は笑顔でバスに乗り込んだ)



【結論というか、感想】
★やっぱりこの人は楽天家です。
いろんなことが、なんとかなると思っています。

★インタビューの言葉は、ほとんど選んでいないです。
いきあたりばったりです。

★おそらく、秀太にあまり愛情はありません。

★その分、鳥谷への愛情は有り余ってます。


以上です。寝ます。