やはりありました。算数文章題で100%立式間違いを防ぐ手段が!

2014年05月14日 22時56分02秒 | 日記

 算数学習において難しい・易しいは、人それぞれ違います。

 また、ほかの科目でも同じ事が言えます。

 私の指導研究は、易しいと答えられる生徒さんには、残念ながら

該当しないかも知れません。私の対象は頑張る意思があるのに

ある壁に阻まれて悪戦苦闘している”生徒の皆さんに”捧げるものです。

 

 算数で言う壁とはいったいどの様なことでしょうか?

 1. 計算力が向上しない(筆算計算・分数計算・四則計算ほか)

 2. 割合の意味と使い方の両方とも理解が伴わない

 3、 図形関係が、特に円周率が絡む問題が理解できない

 4、 文章問題が特に理解できない

    先生からは、問題を解くときは「文章の読解力」が必要に

   なるので、力をつける為に「本」を読みなさいと言われた?

 5、 テストにおける得点が、思うようにならない

    「壁」とは、自分が目標とするラインをなかなか越えられない

   状態、何かひとつでもと思うのだがそのひとつさえ思うように

   ならない状態・・・この状態は自分が作ったのか!どうか。

    私は考えました。何とかしようと思っている生徒さんには

   絶対に非はありません。強いて言うならば「指導者」の側に

   あると言えます。適切な指導がなされていない可能性がある

   のではないかと思われます。

 

   と、言う事で、私は教え方ひとつで「分からなかった事も分かる

  ようになる方法」があるんですよと主張しているのです。

  

   現状は、文章問題に照準を当て、「文章問題の立式は100%

  間違いを防げる方法」を編み出して、岡山県赤磐市吉井の

  「子どもサイエンスプラザ吉井」算数講座にて実践中です。

 

   先日の11日(日)午前の部・午後の部と指導して今、資料を

  集めていますが、旧来の指導法ではとても太刀打ちの出来ない

  子ども自身が、はたまた参観の母親が特にびっくりするほどの

  効果・結果を生み出しています。

 

   その指導法の一端をご披露します。

   前回のブログと重複する所があるかも知れませんが、ご了承

  ください。

 

   まず第一に今までの発想ではなく、新しい視点を持って指導法

  を考えて下さい。

   例えば次の問題があるとします。  あなたならどのようにして

  教えますか。分からせますか?

 

  * 4mの重さが8/3kgのアルミパイプがあります。このアルミパイプ

  1mの重さは何kgですか 

 

   一度だけ文章は読みます。

   次が新しい視点です。 今までは数字の関係を捉えさせるのが

  先であったと思いますが、どうでしょうか。

   

  新しい視点は、単位の行く場所決めのルールを作って、それに

 合わせた式作りをさせるので、一定性と一貫性が伴って正しい

 式作りが出来て、生徒たちに安心感を持たせながら学習させる事ができます。

  数字は後から単位についていくので、その時に「割合関係」が正しく

理解できるし、割合に関係する数字なのか・もとの量と比べる量に関係する

数字なのかどうかが手に取るように分かります。メリット大なるものがあります。

 要するに、単位の関係を先に指導して、数字の指導は後で良いと言う事です。

 

 算数講座         あなたを応援

    「出来る事で  希望の光がさして

     自信が芽生え やる気を引き出し

      ここから前進が始まります」

 B 問題(10P)     A問題も(10P)

   「単位」というものは、1単位量に使える単位であって

   これを出来るだけ沢山の単位を思い起こさせてカルタ風の

   「カード」を作る事から始めるのが、この指導の「コツ」に

   なると思います。

    このカードは、非常に扱いやすくて指導に応用がよく効く

   と言うメリットが多く含まれています。使えばこの点よくわか

   ると思います。

    m・kg・個・台・本・頁・時間・分間・秒間・ダース・L(ℓ)その他

   同じもの2枚1組として、また(倍)という文字と(の)(は)(です)

   というカードを同時に作成しておくとより便利です。

 終わりに、「壁」の話の4番に文章読解力・・・

 とありました。

  私は、算数学習に読解力なる国語力は持ちこま

 ないでいただきたい。算数科目で分からない生徒

 に本を沢山読めば文章問題に役立つよはあるの

 でしょうか。これは欺瞞だと思います。

  算数力でしっかりと分かる言葉を使ったり、工夫

 力の伴った子どもに親切な指導を考案するべきで

 出来ないで困っている生徒にとっては、国語力を

 言われると本当に邪魔でしかありません。

 

  私は、困っている生徒を一人でも多く救いたい

 為に研究実践している者で、赤磐市子ども支援

 ボランティアに登録して公民館活動に参加して

 います。(カードの使い方は前回に説明済み)

 

   文章問題アレルギーを解消する手段は、このカルタ風カード

  特にお勧めです。習うもラク・教えるもラク・・・

  どうぞ研究なさって下さい。

 

 


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