中学校校長先生の一言から、研究が始まったのです。それは平成28年12月の初め頃でした

2017年02月14日 17時50分31秒 | 割合指導物語・・・分かりやすくなけりゃ

 その日の朝、10時に校長室にお邪魔しました。

 学力向上策の事で議論をしていたところ、数学の基礎が出来ていない

生徒が実に多くて困っているというお話が出て、何とか小学生レベルの

問題だけでも解けるようにしてあげたいが、中学校で対策を講じても諸

事情(クラブ・行事消化その他の活動)で、中々急に理解させるところ

まで手が届かず、小学校の段階でもう少し頑張ってくれていたらと言う

お気持ちを率直に申されました。この事は、この学校に限らず他の小中

学校でも当てはまる状況で、今も昔も何ら変わっていない事のようです。

 

 特に小中学校共に「文章問題」の苦手意識が強く、指導の仕方も限ら

れた方法と手段で、変革がなされていないのが現状です。

 

 学生たちのやる気を出させるのに一番必要な事は何か?

 

 それは、わかりやすい指導法を編み出すことしかありません。いくら

叱咤激励をしたところで、できない事はできないのですから!

 

 そこで、私の究極の指導法はどんなものかとなるんですが、これから

説明させて頂くものは、すべて実践済みのお話ですが万人に通用するか

となると、それは分かりません。しかし多くの方(校長先生・74歳69

歳の御夫婦・郵便局局長様・歯科衛生士の方・公民館講座に参加の児童

放課後学習の小学生・中学校の生徒さん他多数)達から画期的な解き方

と言って喜ばれていることは、先に述べておきたいと思います。

 

 「文章問題がつぎつぎ解けるのです」これが、今回作成した小冊子の

タイトルですが、手作りで80部作りました。残部はあと少しです。

 

 小冊子には、小学2年生から中学1年生の問題を載せています。

 

 ほとんどの学生は、1問1分以内で解きます。(今まで自信のない子でも)

今までは、文章を読んでも掛け算なのか割り算なのか分からないでいた

     式が書けないでいた

     文章を読んでも途中でややこしくなって来てまとめられない

     単位のことを言われると余計に分からなくなっていた                 

     文章を読む力をつけなさいと言われたがその方法が分からない

     等、出来ない児童生徒たちにとっては苦行の日々であったのです。

 

    教え方次第で、次のような問題が1分以内で出来るようになります。

   多くの生徒が出来ます。式づくりだけであれば、2年生の児童でも

   6年生の式づくりは出来てしまいます。

    6年生(問題)目的地は15km先です。私たちは時速18kmで

          移動しています。何分後に到着しますか。

    5年生(問題)3mの重さが9/13kgのはり金があります。この

          はり金1mの重さは何kgですか。

 

     この2問は一例です。1問1分試してみて下さい。

     100%近くの確率で解答時間・答えが出ます。

 

     続きは、次回の投稿で!


メッセージ

メッセージ受付