割合=比べる量÷比べられる量
比べる量=比べられる量×割合
比べられる量=比べる量÷割合
これらの式は算数教科書に出てくるいわゆる第一用法~第三用法と
言われる文章問題における解き方の用法です。何十年も前から使われています。
文献を見渡しても、・・・研究所(割合研究)、・・・大学修士論文(割合について)、・・・小学校(割合指導の洞察)
・・・教育委員会研修発表会(割合の3用法の難易度についての統計)等の発表は、
延々と続けられ、割合指導の難しさが毎度の事ながら強調され続け、殆どの発表会なり論文も
結論を得ることなく先延ばしの検討課題としてその場を締めくくって終了です。
いったい何時になれば、生徒児童たちは口を開けて待っているその口を閉じる事ができるのでしょうか。
全国の研究者・教師・OB・塾関係者・教育機関 どれだけの人員が関わっているんでしょうか?
全国の保護者の皆さん・教師の皆さん・教育関係の皆さん
「基礎的割合文章問題を数秒で解く」事に一度挑戦してみて下さい。
例示します。
秋雄君は、お父さんと一緒にホームセンターに行って犬小屋作りの材木を
買いにいきました。1枚で178円の物を買って2000円を支払いおつりを
もらいましたが、この材木は何枚まで買えたのでしょうか。
皆さん、このような6年生位の基本的な問題ですが、出来なくて困っている生徒児童の
多さが問題なのです。こういう子達を救う手段を早く確立して欲しいと思うのです。
このような割合の絡む基礎的な文章問題が理解出来ぬまま中学校に上がっても
数学の授業についていけるでしょうか?
指導力のバロメーターとして、上記の例示問題をヒアリングですると
指導者の「割合指導」が子供たちにどれだけ通用しているのかが
よく分かります。また第一用法~第三用法の研究云々より「割合指導」の
確立が先決であるという事がよく分かると思います。
ヒアリングは「割合理解」がなければ解けないからです。
「即答術」は、そこを追求しています。 ヒアリングとは、文章を読み上げて解かせること。(集中力必要)
手作りの本はすでに50冊発行して無償頒布しています。(やく80ページオールカラーA5版)
全国出版は、もう少し(約7ケ月)先になります。
指導者の教え(指導力)
子供の理解(理解力) この2つが 指導力=理解力となるかどうかは、
「割合の教え」にかかっています。
これが「即答術」の所以です。 子供の誰もが「文章問題」が数秒で解けるとなると
素晴らしいではないですか!行動を起こせばなるんです。成せばなるんです。