+・-の符号学習は、関数に繋がっている学習です。関数好きになる為の分岐点です。

2016年01月29日 17時26分27秒 | 割合指導物語・・・分かりやすくなけりゃ

 ブログ投稿は、前回でお休みにしようと思っていましたが、答えを言ってなかったので起き上がってきました。

 ただし、今回で本当に!お休みに入ります。

 

 それにしても、(-8)X(-5)=+の答えになる。   これ、殆どがお分かりになっていません。

 先生自体がそうなんです。恐らく日本人の90%を超える、ひょっとすると100%かもしれません。

 数種類の本を取り寄せて読んでみても、分かったようで分からない。

 説明は至難の業らしい。

 

 出来るだけ簡潔に説明します!

 (-8)X(-5)= 先入観を捨てて下さい。+は増える-は減るの先入観を

            捨てて下さい。

            (-)という符号と8X5は、分離して考えましょう。

  (-)とかいう符号は方向を表しています。  方向なんです。?????

    何の方向でしょうか!

 

  座標を思い起こして下さい。 x軸とy軸を交差させると4つのブロックが出来ますね。  ++の場所 -+の場所 --の場所 +-の場所の4つです。

  上の、(-8)X(-5)の -・-は、4つに分けた--の場所へ行こうとしているのです。   それがどうしました? となりますね!

  問題を見てどの方向どの場所に行くかが分かると、次のような図を書くと

 誰でもが即座に分かります。 では!

               

           (-の領域)      |      (+の領域)

                        |                        

                                             |

                     _____________________________

                                             |

                                             |

                     (+の領域)     |      (-の領域)

    何故、こうした領域を設定出来るのか?

    x軸y軸とも+域は、右上の場所に該当するので、そこを基準とな 

    る(+領域)と設定できる。

    符号問題は、+と-しかないので線分図でも分かるように一  

    方を+とすればかならずもう一方は-となるので、どこか 

    1箇所を+と決めれば +-の性質上、隣接するところは交互

    に +・-となるので上記の図が利用できることになります。

 

    従って、(-)(-)の掛け算は、方向として左下の(+の領

    域)に属すると考えます。

    (-)(+)は、左上の(-の領域)の方向に属し、-をつける

    (+)(-)は、右下の(-の領域)の方向に属し、-をつける

    (+)(+)は、右上の(+の領域)の方向に属し、+をつける

 

     これが、(-)X(-)が、(+)になる事の理由なんです。

 

     この方向と領域を使えることで、関数問題のグラフ図の学

    習あるいは式作り、比例定数の答えを作る際に飛躍的に学

    力向上がはかられます。

 

    中学生の皆さん頑張って下さい。

    このブログのお休み前のプレゼントになれば嬉しいです。                 


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