つれづれなるまま(小浜正子ブログ)

カリフォルニアから東京に戻り、「カリフォルニアへたれ日記」を改称しました。

祖母の大往生

2015-08-24 22:18:20 | 日記

 母方の祖母・山本初子が7月8日に102歳で逝った。肺炎をこじらせて(これまで何回か回復してたけど)今回は厳しい、という連絡を受けて、その前の週に見舞いに行き、お別れができた。
 20代で4人の子供を抱えて寡婦になり、中学校の事務をして、後半は大阪市唯一の女性の事務長を定年まで勤めた。趣味人で、書道を良くし、アララギで短歌を詠み、山歩きを90歳近くまで楽しんだ。写真の歌は歌集『卯の花』から家族に関するもの(やはり書道をする叔母が書いた)、「南無阿弥陀仏」は96歳で施設にいた時に叔母が世話して書いたもの、もう一つはもっと若い時のもの。号は梅雲。
 成人した子供3人にかける3人ずつで孫が9人、曾孫は13人。私は初孫で、ずいぶん可愛いがってもらった。一番上の曾孫はウチの子供たちでもう社会人、下は高校生。祖母が元気な頃、毎年12月30日にいとこ全員集まって餅つきをしていたので、今でもみな仲がよい。葬儀では久しぶりに全員そろって、尽きない思い出を語り合った。
 8月23日に四十九日の法要を営んだ。最後も安らかだったので落ち着いた気持ちでいる。ずっと世話してくれてきた従弟とその奥さんに大感謝である。