カラオケを楽しんだ土曜の夜、忘れられない出来事が起こった。
3時間も歌いまくり、歌っていたおかげでほとんど話のできなかった私たち。
パブに移動してゆっくり会話を楽しむことに。
すると、あと少しでパブに入る、というところで、
何かが私の足元で、割れた。
一瞬何のことやら「?」という感じだったのだけれど、
よく見てみると、それは、タマゴ。
誰かが、私たち4人めがけて、投げたのだ。
周りにはそれらしき人はいなかったが、
その少し前に、若い男の子の大きな声が聞こえたような気がした。
おそらく、前方から走ってきた車の窓から投げつけたのだろう。
なぜに生卵を持ち歩いてるの?という疑問があがるけれど、
答えは簡単。
日本人(アジア人かもしれない)を狙って投げるために、
わざわざ用意し、投げつけてはその反応を楽しんでいるのだ。
移民の国、オーストラリア。
年老いた人たちには、反日感情を持っている人も多いと聞く。
それは、戦争の際、日本軍の捕虜に対する扱い方が非人道的だったから。
この事実は、もっと日本で若い世代に知らされるべきなのでは、といつも思う。
また、日本の調査捕鯨に対する反発、というのもある。
少し前に、捕鯨反対を訴えるグリーンピースの船が、日本の船に接近し、
日本の船がその船めがけ放水しているショッキングな映像が、連日流されていた。
しかし、今回はこういった理由で日本人が嫌い、というのとは違うのかもしれない。
ただ、若者が楽しんでいただけ、なのかもしれない。
いずれにしても、「日本人めがけてタマゴを投げられる」なんていう話は、
ゴールドコーストやケアンズなどのあるクイーンズランド州では、
よくあること、と聞いていたけれど、
実際に自分の身におこったのは、今回が初めて。
やられてみると、かなりきつい。
ちょうど私の足元で割れたので、はいていたジーンズとサンダルが汚れてしまった。
でも、どうしてもその場で、それを拭いたり洗ったりする気になれなかった。
そんなことをしたら、屈辱というか、なんだか泣いてしまいそうな気がしたから。
今回のことを、私は、まだ頭の中できちんと整理できていない。
海外に住む私たちは、いわゆる「ガイジン」。
いつまでたっても、移民であり、根付くことはできないのかもしれない。
オーストラリア人すべてが日本人をキライなわけではないし、
バカな若者のバカな行為、と片付けてしまえばいいのかもしれないけれど、
とにかく、私にとっては、ショックが大きかったのだ。
楽しい一日を、一瞬にして壊されたこの出来事。
みんなには言えなかったけれど、実は、立ち直るのにすごく時間がかかった。
…なーんていいつつ、結局その後3時間以上も話し込み、
帰る頃には、すっかり楽しくなっていたんだけれど、ね。
3時間も歌いまくり、歌っていたおかげでほとんど話のできなかった私たち。
パブに移動してゆっくり会話を楽しむことに。
すると、あと少しでパブに入る、というところで、
何かが私の足元で、割れた。
一瞬何のことやら「?」という感じだったのだけれど、
よく見てみると、それは、タマゴ。
誰かが、私たち4人めがけて、投げたのだ。
周りにはそれらしき人はいなかったが、
その少し前に、若い男の子の大きな声が聞こえたような気がした。
おそらく、前方から走ってきた車の窓から投げつけたのだろう。
なぜに生卵を持ち歩いてるの?という疑問があがるけれど、
答えは簡単。
日本人(アジア人かもしれない)を狙って投げるために、
わざわざ用意し、投げつけてはその反応を楽しんでいるのだ。
移民の国、オーストラリア。
年老いた人たちには、反日感情を持っている人も多いと聞く。
それは、戦争の際、日本軍の捕虜に対する扱い方が非人道的だったから。
この事実は、もっと日本で若い世代に知らされるべきなのでは、といつも思う。
また、日本の調査捕鯨に対する反発、というのもある。
少し前に、捕鯨反対を訴えるグリーンピースの船が、日本の船に接近し、
日本の船がその船めがけ放水しているショッキングな映像が、連日流されていた。
しかし、今回はこういった理由で日本人が嫌い、というのとは違うのかもしれない。
ただ、若者が楽しんでいただけ、なのかもしれない。
いずれにしても、「日本人めがけてタマゴを投げられる」なんていう話は、
ゴールドコーストやケアンズなどのあるクイーンズランド州では、
よくあること、と聞いていたけれど、
実際に自分の身におこったのは、今回が初めて。
やられてみると、かなりきつい。
ちょうど私の足元で割れたので、はいていたジーンズとサンダルが汚れてしまった。
でも、どうしてもその場で、それを拭いたり洗ったりする気になれなかった。
そんなことをしたら、屈辱というか、なんだか泣いてしまいそうな気がしたから。
今回のことを、私は、まだ頭の中できちんと整理できていない。
海外に住む私たちは、いわゆる「ガイジン」。
いつまでたっても、移民であり、根付くことはできないのかもしれない。
オーストラリア人すべてが日本人をキライなわけではないし、
バカな若者のバカな行為、と片付けてしまえばいいのかもしれないけれど、
とにかく、私にとっては、ショックが大きかったのだ。
楽しい一日を、一瞬にして壊されたこの出来事。
みんなには言えなかったけれど、実は、立ち直るのにすごく時間がかかった。
…なーんていいつつ、結局その後3時間以上も話し込み、
帰る頃には、すっかり楽しくなっていたんだけれど、ね。
アメリカでもユーロでもよくある話だね。
オーストラリアでもニュージーランドでも
アメリカでもカナダでもみんな白人が占領
してしまったのだ。
今、移民の我々を否定することは白人達を否定
する事に気が付いてないのが情けない。
確かにオーストラリアは敵対の時期もありました。
でも現在、日本を否定したらオーストラリア
は即時倒産しますね。
移民の国であるオーストラリアでは、
「差別」は存在してはいけない、けれど、
必ず存在するものなんですよね。
難しい問題です。
移民一世である私やダンナは、
自分で選んでこの国にやってきたわけだけれど、
二世となる息子にとっては、この国は、選んだのではなく、
もとから自分の生まれ故郷となるわけで、
彼らがこんなイヤな思いをしないような、
そんな未来になっていてほしい、と願うばかりです。
そうですね。自分で国籍を選択できない2世の人は
どう考えるのでしょうね。
あのオーストラリアのユニセフ親善大使でもある超有名な
芸術家の人とパーティーでお話したことがあるのですが、表面的には
大変良い親交が出来そうな人ですが、裏面では
白人優性の理論を持っているかのようでした。
それで大変がっかりした事がありました。
存じ上げなくてすみません。
まあ、人にはやはり表と裏があったりするのは、
しかたがないとしても、裏が他人にわかりやすく、
見えてしまうのは、いただけない、ですよね。