母@SYD

ま、これでいいや。いまのとこ。

出産レポート(分娩編)

2006-03-13 12:16:20 | ニンシン
出産レポート(陣痛編)(病院編)に続く、第3弾。ようやく分娩編。(引っ張りすぎ?)

さて、泣く泣く無痛分娩をあきらめた私。
しかし、こうなったら、もう生むしかない。
「じゃ、もうPush(いきんで)していい?」と確認し、OKが出たので、Push開始。
さっきは、「あとで病院のガウンに着替えようね」なんて言っていたのに、
そんなヒマもなく、着てきた自分のTシャツとスカートのままいきむ。
確か、午後2時45分頃。

いきんでもいきんでも、妊娠でタプタプのおなかに腹筋などまったく無く、
空回りする私…。前回の出産が頭をよぎる。
前回、長男の分娩時、頑張っても頑張っても全然ダメで、
そのうちにコドモの心音が下がってきてしまい、自力分娩はムリ、と、
吸引分娩になったのだ。
吸引のカップのようなものを入れるのだが、これがまた、もうとにかく不快。

…なので、今回は、前回より、ちょっと頑張ってみた。
すると、前回は感じなかった妙な圧迫感や、ベビーが下がってきているのが、
ちゃんと感じられる。
そして、カラダの中で「ぷつん」という感覚があり、破水。
ひえ~~~。気持ち悪い~。
「破水した~」と伝え、スカートを脱がせてもらう。
で、Tシャツ一枚になってまたいきみ再開。(間抜けな姿…。)

おなかにぐぐっと力を入れ、ベビーの頭が出てくるような感覚があると、
「Good One!」と助産士のスコットに褒められ、ああ、これか、と。
で、しばらくその繰り返しをしていると、妙~~~に痛くて不快!!!
…なんというか、きちんと書くとグロテスクになりそうだし、
言葉選びが難しいので、省略!

スコットに、「ベビーの頭が出てきたから、鏡で見ながらPushする?」
と聞かれるが、即拒否! 集中できん!
自分で足を開いて、腿を持て、とかも言われたけど、これまた即拒否!

それから、あまりの痛みに、くすんくすん泣き出し、
最後には「イタ~~イ!」という声まで出た私。前回とは大違い。
以前に「私は痛みに強く一人静かに耐えてしまうタイプ」なんて書いたけど、
すみません。私、知りませんでした。こんなに痛いものだったとは。
撤回します。痛いものは、痛い。声だってでるわ。(見事に翻る)
特に、いきみたいのに「いきんじゃダメ」と制されたのが、一番辛かった。

まあ、つまり、前回の出産では、自力で生むことができず、
医師の介助の末の出産で、「とりあげてもらった」ってとこで、
今回初めて「自力」で「産み落とした」ので、その痛みを初めて知ったのだ。
ま、それも助産士のヘルプがあってのことだけれど。

そういう意味では、妙に達成感のあった今回の出産。
無事、産めました。
午後3時13分。陣痛を感じてから3時間強。
病院に着いてから約45分でのスピード出産。

身長50センチ、体重3,695グラムの男の子。
検診のたびに、小さい小さいと言われ続け、
調子に乗って焼肉だの食べすぎたせいか、かなりビッグなベビーだった。
妊娠線もできるわけだ。

すぐに胸の上に乗せてもらい、その小さなカラダを抱きしめる。
生まれたての長男によく似てるガッツ石松だな、と思った。
この子がおなかに入ってたんだ…。不思議な気持ち。(続く?)


生まれたてホヤホヤ。

出産レポート(病院編)

2006-03-11 19:58:57 | ニンシン
前回の続き。

さて、3月1日午後2時過ぎ、車で5分ほどの病院へ。
先日、Maternity Unit Tourに参加した際に教えてもらったとおり、
救急の駐車場に一旦車を停め、Delivery Suite(分娩室?)へ。
エレベーターを降りた瞬間、陣痛がやってきて、立ち止まり、深呼吸する私を、
通りすがった病院関係者が、じっと見守り、
「よし、大丈夫」と歩き始めると、「Good Job!」と励まされる。

受付で名前を告げると、「あ、さっき電話で話したよね。僕、スコット」と、
男性のMidwife(=助産士。男性でも、Midwifeなんだなぁ)が担当らしい。
なんとなく、ちょっとだけ、ひく。

時刻は、午後2時半。

まず採尿。その後すぐにベッドに横になり、おなかにモニターをつけ、
ベビーの心音と、陣痛の様子をチェック。
このモニター、陣痛がくると数値が上がっていき、
陣痛の強さによってその数値が高くなる、というもの。
また、私の場合、高血圧ハイリスク妊婦なので、血圧もチェック。

で、担当の助産士スコットに、
「前回は、病院に着いた時点で子宮口が全開で、痛み止めとか、
 すべて間に合わなかったの。今回は、できれば無痛分娩にしたいんだけど」
と必死に訴える私。
「わかったわかった。じゃ、内診して、間に合えば、そうしようね」とスコット。
が、「その前に、僕はペーパーワークがあるので、そのあとで内診するからね」と、
部屋を出るスコット。

…なんとなく、いやな予感。
病院に着いた時点では、陣痛の間隔は5分おきだった。
が、すでに間隔が3分とか2分とかになっている感じ。
モニタを見ても、数値がどんどん上がっている=つまり、痛みが強くなっている。

こんなに待たされたら、間に合わないよ~と思い始めたとき、
スコットが戻ってきて、内診。
そして、にこやかに、
「ああ~。Good Newsだけど、残念ながら、無痛分娩はToo Lateだね」と。
…またもや、子宮口全開だったらしい…。

無念…。
無痛分娩の夢、消える…。(続く)




出産レポート(陣痛編)

2006-03-07 14:01:56 | ニンシン
早いもので、次男が誕生してから1週間。
二人目ということもあり、新生児のお世話に戸惑うことはなく、
ただ、長男とのバランスに四苦八苦という毎日。

それも、ダンナがほんとによ~~~く気を配ってくれているのと、
義両親が夕飯を作りに毎日やってきてくれるので、だいぶ助かっている。
そんなわけで、長男が保育園に行っていて、次男が爆睡している昼間、
意外にも自由な時間ができたりしている。
…ので、ちょこちょこレポートをアップしていきます。

え~~~。
2月28日の日記で、「まだまだ生まれないかな~」なんて感じだったので、
翌日3月1日。朝から洗濯したり、掃除したり、シーツを取り替えたり、
なんて動き回っていたら、午前10時頃、「おしるし」あり。
ダンナに「いぇ~~い!もうすぐかも」なんてメールで報告。

その後、義両親がやってきたので、息子(長男)と4人で近くの公園に行くことに。
お昼だったので、お弁当(おにぎり)をつくり、出かける支度をしていると、
すこ~し腰とおなかに重たい痛みのような鈍い感じ。(午後12時頃)
ま、気にせずに、と出かけたものの、公園に着いた途端、おなかに痛み。
どうやら10分間隔っぽい…ってことは、「陣痛」!?

いや、まさか…でも…と思いつつ、念のためダンナに電話し、
「まだよくわかんないけど、一応帰ってきて」と。
で、病院にも、「多分陣痛なんだと思うけど…」と電話。
案の定、陣痛が5分間隔になったら来るように、とのこと。
この時、確か午後1時過ぎ。

が、しかし、2年前息子(長男)の時も、同じように言われ、
家でいい子にしつつ、5分間隔になるのを待っていた私。
…それが、7分間隔のまましばらく時間が経ち、「もう耐えられん!」
と病院に電話した途端、間隔が2分になり、急いで病院に行き、着いた時点で、
子宮口全開、はい分娩開始!という状態…。

いやな予感がしつつも、急いで家に帰り、眠くなって泣き叫ぶ息子を、
無理やり寝かしつけしつつ、時計とにらめっこしながら陣痛に耐える私。
その間にダンナ帰宅し、病院へ行く支度を。
で、息子は寝ないが、陣痛の間隔は5分になり、もう一度病院に電話し、いざ!

うまい具合に息子は泣いているものの、すぐに眠ってしまいそうな感じ。
で、義両親に、家のカギを渡したり、息子の夜ご飯やおやつの場所を知らせ、
ダンナと二人、車で病院へ…。
時刻は午後2時過ぎ。(続く)

残念・・・。

2006-02-28 20:59:13 | ニンシン
今日で妊娠39週と4日。
義両親の来豪した日曜から、けっこう休みなく動き回っているつもりなのだけど、
いまだ生まれる気配ナシ。
なんとなく2月中に産みたかったので(私も息子も2月生まれだし)、
よし、今日だ!と勝手に意気込んでいたのだけれど、
現在午後10時40分。なんの変化もなし。…残念…!
ベビーは3月生まれになりそうです。

で、本日は検診日。
少し血圧が高くなっていたのと、ベビーの動きが少ないのが心配。
それで血液検査と、ベビーの心音のモニターなどをして、
いつもよりかなり時間がかかり、疲れてしまった。
(ベビーの方は、問題なし。血液検査の結果は金曜に)

今日も息子は保育園なので、検診後に義両親のアパートに行き、
それからランチを近所で食べ、今日は別行動。
義両親は、CITYへ。私は近くを散歩がてら買い物。
30分くらい歩いたけれど、これじゃまだまだかなぁ…。

息子もいないし、子供は生まれないし、
で、私も義両親もちょっともてあまし気味…。
明日は何しよう…。
私は1時間くらい散歩した方がいいのかもしれないけど、
高齢の義両親に、一緒に1時間も散歩してもらうのはムリだろうし…。
かといって、息子を預けて私だけ散歩ってのも、う~~~ん…。
いい案はないものか…。

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本日の寝かしつけ。

ダンナの帰りが少し遅くなり、そのため夕飯の時間がずれ、
結果、息子のお風呂も遅くなったので、かなり疲れていて眠そう。
ベッドに寝かせ、ダンナが部屋を出るとすでに泣きべそ。
でも、かなり眠い状態だったので、少し頭をなでてあげたり、
いつものCDにあわせてトントンしてあげると、一瞬にして寝てしまいそう。
寝る寸前のところで、部屋を出たけれど、やっぱり大泣き。
…が、あまりに眠く起き上がる力もないらしく、すぐに眠ってしまったようす。

結果的には成功だけれど、もう少し早く寝させるべき。
疲れさせすぎでかわいそう。
日々反省中…。

ショック~・・・。

2006-02-23 19:50:44 | ニンシン
今回の妊娠は、息子のときに比べ、
周りからは「あまり太っていない」と言われるものの、
体重は3キロ位多いし、息子の時に感じなかった下着のしめつけとか、
どう考えても、おなか周りも、今回の方が大きい気がする。
見た目は、まったくそうではないらしいのだけれど…。

で、一昨日の夜、ベッドに横になっていたら妙におなかがかゆくてかゆくて、
あまり激しく掻いたらいけないよな、とそ~っと触ってみたところ、
なにやらおなかの下の方に、妙なポコっとしたラインが。
ま・まさか…と、ベッドから起きだし、鏡でおなかの下の方を写してみたら、
が~~~~ん。。。まさに、これは、ちょこっとだけど、「妊娠線」…。
ショック…。
息子の時は、まったくできなかったのに。

何度見ても、そこにはそのヘンな線があって、
翌日には消えてないかな~と期待をもって見返してみても、
やっぱり消えてはいなくって…。
かなり下の方で、ローライズのジーンズとかはいても、
まず見えない位置だとは思うけれど、やっぱり大ショック。

ああ。
妊娠って、どうしてこんなに女性にダメージを与えるものなの?

もうちょっとガンバレ~

2006-02-21 21:39:39 | ニンシン
本日検診日。
いつものように「問題なし」でサクっと終わる。
もう38週と4日くらいなんだけど、そんなんでいいの?
ちなみに、今日の待ち時間は、matildaが少し前に送ってくれた本、
「VOW王国 ニッポンの誤植」を読み、一人、ぷぷぷと笑いをこらえる。

スーパーで買い物をして帰宅しただけなのに、
なぜかおなかが張るし、ものすごく疲れて眠い。
で、昼寝しながらダラダラ過ごし、その後、新生児の服の洗濯。
キレイに洗ってしまっておいたのに、母乳やミルクのシミは、
必ず残って黄ばんでいるから、不思議。
で、漂白したりしていたので、時間がかかった。

その後、Post Officeへ荷物を送りに出かける。
が、着いて、送り先の住所を持っていないことに気づく…。
(ごめん。matilda。あなたへの荷物でした…。)
しかたがないので、そのまま引き返し、トボトボと歩いて帰る。
…と、今までにないおなかのはりが!
なんだこりゃ?まさか…もしや…いや、そんなはずは!
と一人あせるが、とりあえずしばらくしておさまる。

ああ~~~。コワイよ~~~。近づいてきたよ~~~。

明日から3日間、ダンナは帰りが遅い。
しかもワケあって、連絡もつきにくい状態。
まさか、そんな日に、なんてことは、ないよなぁ。
でも、息子のときも、この日(2月29日)だけは避けたい、と思ってた日に、
陣痛がやってきちゃったので、私なら、やりかねない。

お願い。もう少し、頑張って。
今回は、目標を2月28日に設定しているので(理由はないけど、なんとなく)、今週いっぱいはおなかの中でゆっくりしといてもらわないと。

と、これを書いている間も、いや~な感じの「きゅ~っ」が何度も。
ああ、明日から、大丈夫かなぁ…。

準備開始。

2006-02-15 20:06:24 | ニンシン
今日は一日家に引きこもり。

午前中に、ご近所のTさんが、
お借りする予定だったベビーロッカーを届けにきてくれた。
「おかあさんといっしょ」のDVDを静かに見ていた息子。
TさんとMちゃんが現れた瞬間、少し固まったものの、突然の来客に大興奮。
我が家は、私が掃除&片付けが苦手で、あまり人を呼んだりしないからか、
こうして人が来てくれるのは、息子にとって、とてもうれしいことだったらしい。
一生懸命TさんとMちゃんに、彼なりの言語で、むにゃむにゃお話していた。
そして、さっきまでしずか~にテレビを見ていたくせに、
突然飛んだり跳ねたり、大騒ぎ。
お二人が帰るときには、ちょっと寂しそうにバイバイしていた。

午後からは、息子を昼寝させ、そのすきに私はちょっとだけ活動開始。
セカンドベッドルームの片付けと、収納してしまいたい服を洗濯したり。
で、そろそろ新生児用のものもキレイにしとくか、と、
息子が1歳になるちょっと前から使わなくなっていた、
抱っこひもやスリングなどを洗濯。
ああ、懐かしい。ちっちゃかったなぁ。

でも、さすがに身体が重くなってきて、ちょっと家の中を歩いたり、
洗濯したり、干したりって作業だけでも、おなかがキュ~ッとする。
そして下腹部に妙なプレッシャー。
ああ…。恐ろしい。きっとそろそろだ…。

明日はちょっと買い物に出かける予定だけれど、
引き続き新生児の服などを洗濯しようっと。
これがまたちっちゃくて、たくさん干してあるとかわいいんだ。
息子が生まれる前に同じように洗濯して、「お人形の服みたい」
なんて思ったのが、ついこの間のことみたい。
今でも十分息子の服は小さいけれど、新生児の服は別格。
ああ、今から楽しみ。

「日本女性は強い」?!

2006-02-14 13:27:47 | ニンシン
本日定期健診。
いつものように血圧のドクター、そして産婦人科のドクターの診察。
むくんだり、マイナーなトラブルはあるものの、血圧も問題なし。
ベビーのポジションや心音等、すべて問題なし。

先日、家で片付け等、激しく動いたあとに、
メリメリっと、下腹部に圧迫感を感じ、ベビーが下がった感じがしたのだが、
思ったとおり、ドクターに聞いてみたところ、すでにベビーの頭は、
骨盤に入りこんでいるよう。そうなると、出産もそろそろか。

で、まあ、今日の診察は和やかに終わったのだけれど、
ドクターが、ふとヘンなことを言っていた。
日本女性は、とても「Impressive」だと。
文字通り訳すと、「印象的」ということなのだけど、どういう意味?
と思い、聞いてみると、日本人の妊婦さん、Epiduralと呼ばれる、
硬膜外麻酔を使用する人、つまり「無痛分娩」を希望する人が少ないのだとか。

私の場合、前回は、病院に着いた時点で、子宮口が全開で、
ガスだの麻酔だの痛み止めだの、そんなものはすべて間に合わず、
無痛分娩を選ぶことすらできなかったので、
「私は、使いたくても使えなかったの」と説明し、
無痛分娩を希望した日本人をたくさん知っていたので、
「人によるんじゃない?」と話しておいたのだが、ドクターの見解としては、
「Japanese Women are very Strong.」なのだそう。
「我慢強い」という印象があるらしい。

そういえば、前回の妊娠時も、担当のドクターは、
「君は日本人だから、絶対安産。」と言い切っていた。
その理由を聞くと、「日本女性は、帝王切開率が3%だから」とのこと。
いや~。日本では医師も妊婦も、帝王切開はできるだけ避けたい、
っていう昔からの考えがあるから、そういう数字が出たんじゃないの?
とその時も説明したのだが、オーストラリアでは、病院によっては、
25~50%が帝王切開だったりするらしく(私立病院では希望帝王切開できる)、
オージードクターにとって、その3%という数字は、驚くべきものだったらしい。

また、出産前に通った両親学級でも、「日本人は出産時、静かなのよ」と、
言われていたけれど、確かに、私が出産時に分娩室に入ったとき、
隣の部屋からは、「うお~~~~っ」というオージー妊婦の雄たけびが聞こえ、
それに比べ、声を出す力すらなかった私。
出産の翌日、助産婦さんに、
「聞いたわよ。あなた、静かだったんだってね(笑)」と。

まあ、こんな調子で、おそらくオージーの間では、
日本人は、体は小さいくせに、痛み止めも使わず、大声も出さず、我慢強い、
なんていうイメージがあるんだろう。
私に言わせれば、言いたいことや要求をはっきり言えず、声を出す体力もない、
ってだけなんだけど。(←自分のことですが…)
それに、痛みに対して強いか弱いか、っていう個人差だよな、と。
事実、助産婦さんの説明によると、痛みのある時に、大騒ぎするタイプの人は、
陣痛の時も大騒ぎし、一人静かに痛みに耐えちゃうような人は、静かなのだそう。
私は、間違いなく、後者。

ああ、だんだん近づいてきた。
今度は、どんな感じになるんだろう。
あ、でも、今回はもちろん「無痛分娩」希望です。
いくら痛みに強くっても、やっぱ、痛いのはイヤなんだもん…。

Maternity Unit Tour

2006-02-05 20:43:54 | ニンシン
今日は、出産する病院のMaternity Unit Tourに参加してきた。

これは、出産時に、どこから入って、どこに行き、という流れや、
実際に出産する分娩室、出産後にステイする病室、新生児室等を、
一通り案内&説明してもらうツアー。

前回は、違う病院で出産したのだけれど、同じようにツアーに参加したものの、
ダンナも私も適当に聞いていたからか、または陣痛でパニクってたからか、
実際、車で入ってくる道を間違えていて、駐車場から分娩室まで、
何度も陣痛に襲われ、立ち止まりつつ、ものすごい苦労をして辿りついた、
なんていうこともあったので、今回は、ちゃんと聞いておこう、と。

産科の病棟は、2年ほど前に改装されていて、公立の割にとてもキレイ。
分娩室も、もちろん病室も、清潔そうで、一安心。
ただ、前回は私立の病院で個室に入れたのだけれど、
今回は、2人部屋になりそう、というのがちょっと残念かなぁ…。
バスルームは共用だし、ベビー同室だから、夜眠れなさそうだし。
あとは、入院の日にちが前回より一日短くなるみたい。
(普通分娩の場合、3泊。帝王切開の場合、5泊らしい。)

それにしても、今日のツアー。
コドモ連れOKということだったので、息子とダンナと3人で参加したのだが、
いや~。大変だった。

ツアーは全部で1時間半ほど。ほとんど座る場所もないので、
ずっと立ちっぱなし&歩きっぱなし、という状況も私としては辛かったのだが、
それ以上に、息子が騒いで暴れて泣いて叫んで…。
そもそも、こういう日に限って昼ごはんをきちんと食べてくれず、
お昼寝もいつもより短かったし、で、空腹&眠い状態だったらしい。

あ~~~。なんでうちの子だけいつも大騒ぎなの…?
とダンナと顔を見合わせていた私。
しかし、時間が経つにつれ、他の参加者のコドモたちも、飽きてきたのか、
騒いだり、飛んだりはねたり、小突きあったり、泣き出したり。
昔の私とダンナだったら、「コドモうるさいなぁ」なんて思ってたはずなのに、
今や、「うちだけじゃない!」とちょっぴり安心する自分がいたりして…。

と、こんな感じでツアー終了。
なんとなく出産が現実味を帯びてきた。
まあ、2回目ということもあり、病院は違えども、流れは一緒。
そんなに不安はないけれど、ね。
それよりも、その日がいつになるのか、とか息子は誰に預けよう、とか、
そういうことのが、今の心配の種…。
あ、あとは、入院時に必要なもの、そろそろバッグに揃えておかないと。
明日からまたいろいろ準備するぞ!

睡眠って大事…

2006-01-29 20:54:21 | ニンシン
一昨日金曜の夜、眠りについたのが午前2時で、
それから、どんな体勢をとっても、おなかが苦しく、気持ちが悪く、
加えて、腹の中ではベビーが休みなくぐにょぐにょと動きまわり、
ほとんど眠れなかった。

結局朝6時半にはベッドを抜け出し、
ソファで、上体を起こした体勢で眠ろうとしてみた。…が、ムリ。
一日中、眠くて眠くて、頭がしびれていた。

2年前の妊娠時も、やはり後期には眠りが浅くなったりしていて、
「身体が、子育てに対応できるよう、準備してるんだなぁ」なんて、
のんきに考えていたけれど、ここまで眠れなくなったりはしなかった。

眠りが足りないと、人間ってのは、思考能力が落ちたり、
イライラしてしまうようで、とにかくダメな一日だった。
結局その日は、昼間もずっとベビーは動きまくっていて、
ほとんど昼寝すらできず…。

ダンナが息子を散歩に連れて行ってくれた夕方、少しだけ昼寝。
そして二人が帰宅してから、実家の母から電話。
ダンナが気を利かせて、私が寝ているからと伝えてくれたのだけど、
あとで話した内容を聞くと、祖母の具合があまりよくないらしく、
出産時に、シドニーにヘルプに来ることはできない、ということだったらしい。

しかたがないことだとはわかっていても、睡眠の足りないしびれた頭では、
冷静になることができず、感情の波がどばっとくずれ、
どうしたらいいんだろう…と、思わず泣いてしまった。
義両親が来てくれることにはなっているけれど、それも2週間のみ。
出産時の息子のお世話が必要なので、予定日より早めに来てもらう予定なので、
結局出産後は、ほとんど一人で頑張るしかないのだ。
そんなことを考え、一度涙が出たら、とまらなくなってしまい、
結局一人、1時間以上泣いていた私。


そして昨夜は、ベビーはほとんど動かず、気分が悪くなったりもせず、
安眠でき、頭のしびれもすっかり消え、気分も一新。
一日経ってみると、昨日あんなに泣いたことも、「なんでだ?」って感じ。
まあ、しかたのないこと。なんとかするしかない。
実家の母も、ヘルプにいけず、申し訳ないと思っているらしく、
「金ならいくらでも出すので家政婦さんでも雇って」とか言っているようなので、
家政婦?そんなのいるか!って心で突っ込みつつ、ベビーシッター頼んだり、
金で解決できるなら、そうしよう、と。

やはり、人間にとって「睡眠」は大事。
眠れないと、おかしくなるからね。身体も心も。
…さて、今夜は眠れるだろうか???
腹の中のベビーは、さっきから激しい動きをしてるんだけど…。