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ねこやま

徒然備忘録

真夜中のマーチ / 奥田英朗

2010-10-25 21:35:49 | 奥田英朗
抜粋

自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、
仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。
財閥の御曹司かと思いきや、
単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、
わけありの現金強奪をもくろむが、
謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。
それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、
美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?

直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

























うーん。
読みやすいくせに、思いのほか読了までに時間がかかってしまった。
とびとびで読んでいたからあまりハッキリ内容は覚えていない。
最終的にこの3人が集まって、完全犯罪を目論む、というお話。
後半は三つ巴戦になってて、読み応えアリ、なんだけど。
どうも、ちまちま読んでたせいで勢いが伝わってこなかった。
一気読みできる、読了後面白かったな~、なんて
爽やかに思えるようなそんなお話なんだけどね。

なぜか途中で奥田英朗が、荻原浩に変わっていて・・・
というのは、わたしの頭の中でという意味なんだけど。
図書館で借りた時は確かに奥田英朗だから借りてみようと思って借りたのに
ちょいちょい読んでるうちに荻原浩だっけ?って思って読んでた。
読了後、解説をナナメ読みしていて、あっ、奥田英朗だった、と気づく。

というのも、なんだかノリが似ていたような気がしたから。
二人ともこういうコミカルなノリは得意だし、上手いし、
軽いタッチのクライムノベルなんて荻原浩のイメージで、
奥田英朗はイン・ザ・プールのイメージが強すぎるんだよね。
そもそも奥田英朗は伊良部シリーズぐらいしか読んだことがなかった
のが原因かもしれない。犯罪小説なんて書くんだ?と思った。

まぁ、でも面白かったんだよね。
次に読む本ないなって時に、ひょいっと渡されて読むのに最適。
なんも考えずにぺらぺらめくってけば、
あの3人の世界にいつの間にか入り込める。

終盤では何度もどんでん返しみたいなのがあって面白かった。

あぁでも、うまく説明できないわー

それはわたしがこれを読み始めたのがけっこう前だからかもしれない。









期限を4日過ぎている。

今から返しにいきまーす。




















余談

フルテツの悲惨な出来事には思わず眉をしかめたけれど
オロナイン買って来いには吹いた




画像はいつものところから拾ってくるんだけれど
これって映像化されてるのね
一緒にDVDまでヒットしてついついキャスト見ちゃったよ
香椎侑宇・窪塚俊介・玉山鉄二か~
なんともはや
この人の本は映像化しやすいのかしらん
DVDを見てみたいと思うほどのお話じゃなかったかな


2009.10.30


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