日々思うこと

日々の暮らしの中で、心に留めた様々な思いを、書き込みます。

たけのこ堀の意気込み

2008-04-27 00:32:07 | Weblog
夕方「暖かくなったので筍がどんどんのびているから とりにおいで。」と電話があった。この間いただいた筍も いろいろ楽しんでそろそろ終わりになったので
明日また、頂だきに行くことになった。夫は掘り方を覚えたのでかなりうれしそうだ。筍の掘り方のコツは 先端が曲がっている打ち側にクワをさくっと入れると
簡単に取れる。逆にすると竹の根が張っていてかなり厳しい。頭が出るかでないか?ぐらいのものが美味しいというが、私も夫も少し大きくなっている根のあたりの固いところの歯ごたえがたまらなく好きだ。また、皮の白い部分を丁寧に切り取って あく抜きをしてからきんぴらにすると メンマのようで美味なのだ。
おばちゃんに教えてもらってから、皮は大切な食材になり すぐには捨てられなくなった。筍のスパゲティ・炒め物・天ぷら・刺身・炊き込みご飯・煮物など作るがまだまだメニューはありそうだ。冷凍にできないので保存には限りがあるが、毎日きれいな水に取り換えて 少しでも長く楽しみたい。
この時期は、山椒・タラの芽・蕨・ゼンマイ・こごみなどの山菜も顔を出し、
思い出しただけでも美味しそうなものばかり。
しかし、福島のほうでは、山菜の取り方が分からない人たちが、根っこごと切り取ったり 枝を折ったりして困っているらしい。美味しいものを求めることは
生き物の本能だろうが、あとのことを考えて山の恵みを頂いてほしいものだ。
子供が小学校の頃、リーダー講習会のとき 高原少年の家の館長さんが言っていた言葉を思い出したので書き込みます。
「昔から腹八分と言われているが、十のものを八食べて、又次に続くように二を残すのです。お陰さまとは、動物植物すべての命を頂いて 人は生きているのです。だからおかげ様なのです。」と子どもたちに話してくれました。
何人の子供たちが覚えているかわかりませんが、日本の資源を考えると、腹六分くらいでも贅沢なのかも知れませんね。海、山の自然の恵みに感謝し、自分がいまできることを惜しまず行動して、おかげ様の心を広げて行きたいものです。