昭和34年~36年に14両が登場した車両である。
都電8000形を範にとり、昇華した軽快なデザインとなった。
ドアは前が2枚引き戸、中ドアが引き戸である。
側面窓は上段Hゴム固定、下段上昇のバス窓で、中ドア後部よりある窓は
引き違い窓で車掌用スペースとなっている。
この窓の上には行き先表示幕があった。
性能面は間接自動制御、釣り掛け駆動でブレーキは発電ブレーキ併用空気ブレーキと
なっている。
標準塗装は上半分がアイボリー、下半分が抹茶グリーンであった。
現在、全車が広告電車になっているので、もし塗られるとすれば、
アイボリーにライトグリーンの帯になるはずである。
昭和42年にワンマン化、昭和45年に灯油式暖房の取り付けなどの改造を行っている。
昭和60年に711号の車体を国鉄五稜郭工場で新造して、
当時流行の「軽快電車」風に更新したが、正面をしぼりすぎ左右の視界がきかないのと、
運転席とドアの位置が合わないなど乗務環境に難があり、以降は増備されていない。
また、冷房化も車体強度の面などで実施されていない。
現在は路線廃止や部品確保などのため4両が廃車になっているが、
残りは今尚、函館市電の主力の一端を担っている。
車内。
車体更新車。国鉄五稜郭工場で改造された。
都電8000形を範にとり、昇華した軽快なデザインとなった。
ドアは前が2枚引き戸、中ドアが引き戸である。
側面窓は上段Hゴム固定、下段上昇のバス窓で、中ドア後部よりある窓は
引き違い窓で車掌用スペースとなっている。
この窓の上には行き先表示幕があった。
性能面は間接自動制御、釣り掛け駆動でブレーキは発電ブレーキ併用空気ブレーキと
なっている。
標準塗装は上半分がアイボリー、下半分が抹茶グリーンであった。
現在、全車が広告電車になっているので、もし塗られるとすれば、
アイボリーにライトグリーンの帯になるはずである。
昭和42年にワンマン化、昭和45年に灯油式暖房の取り付けなどの改造を行っている。
昭和60年に711号の車体を国鉄五稜郭工場で新造して、
当時流行の「軽快電車」風に更新したが、正面をしぼりすぎ左右の視界がきかないのと、
運転席とドアの位置が合わないなど乗務環境に難があり、以降は増備されていない。
また、冷房化も車体強度の面などで実施されていない。
現在は路線廃止や部品確保などのため4両が廃車になっているが、
残りは今尚、函館市電の主力の一端を担っている。
車内。
車体更新車。国鉄五稜郭工場で改造された。