水の丘交通公園

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JR四国 7000系電車

2008-11-18 13:17:16 | 電車図鑑・JR新系列一般用車両
予讃線の松山電化に合わせて、平成2年に登場した車両である。

JR移行後、初めて作られた両運転台構造の電車で、路面電車以外で
単行・ワンマン運転が可能な電車としては、日本最初のVVVF制御車になった。
両運転台で電動車の7000形と制御車で片運転台(伊予市・琴平側にのみ運転台がある)
の7100形で構成され、中間車はない。
編成は単行から4連まで組め、6000系との併結も可能である。

車体はステンレス製で、水色の帯を配している。
先頭部は貫通型で、貫通扉の窓下部にワンマン表示がされる。
ワンマン運転時以外は非表示である。
客用ドアは片側に3箇所あり、両端のドアが片開き式で中ドアは両引き戸である。
ワンマン運転時は、中ドアは締め切りとなる。
最近になって各ドアに半自動ドア操作ボタンが設置された。
なお、ワンマン運転は2連でも行われる。この場合、片方の車両は締め切られ、
実質1両での営業になる。

車内は片側をロングシート、片側をボックスシートにして、中ドアを境に
点対称に配置している。これは同時期に登場した1000形気動車と同じである。
窓は一段下降式となっている。
ワンマン運転対応のため、整理券発券機や運賃箱、運賃表示機などが設置されている。

運転室は半室式で、右半分は仕切りも無く、フリースペースである。
また乗務員用ドアも運転室側にしかなく、反対側は監視用の小窓が
取り付けられている。
運転台はデスク型ツーハンドル式である。

主制御装置は先述のとおり、VVVFインバータ制御である。素子はGTOであるが、
7016号はIGBT式に換装して、長期運用試験を行っている。
ブレーキは回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキである。

現在、7000形25両、7100形11両が松山運転所と高松運転所に所属している。
運行範囲は予讃線伊予市~高松間、土讃線が多度津~琴平間である。
トイレがないため、瀬戸大橋線への直通は行なわない。


車内。ボックスシートとロングシートが半々。


7100形。


ラッシュ時に運行される7000形のみの3重連運転。迫力のVVVFサウンドが
楽しめる(車内は混雑するのでそれどころではないが・・・)。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
電車 (電車)
2010-01-10 17:20:37
何処の駅ですか?
返信する
>撮影地について (水の丘@管理人)
2010-01-14 04:19:00
コメントありがとうございます。

さてお問い合わせの件ですが上から順に

①:伊予西条駅(後打ち)

②:高松駅

③:伊予西条駅

④:松山駅

です。
全て三脚無しで②以外はホームからです。
返信する

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