朝露光る ブルーベリー
みなさん 今年 もう食べましたか?
「 発地市庭 」をはじめ このあいだここでお話しした
中軽井沢駅近くの 「 みどりの広場 」 農園の直売所なんかで 摘みたてが並んでいるね
そのまま食べたり 冷凍保存したり、ジャムやドリンク お菓子の素材にと使い道も様々
深い紫色を 染色の素材にする人もいるらしい
近頃では 軽井沢だけでなく全国的に栽培、加工が盛んで 仲間の種類のどれかが
目の老化に効果があると言われてから どの種類もあやかり人気もあるらしい
軽井沢では 栽培種 と言われる最近の品種が出回る以前に
「 クロマメの木 」「 淺間ブドウ 」 なんて呼ばれる 低灌木のベリーが収穫されていて
明治時代からの外国人滞在者が ジャムや生食を伝えたり その需要があったりで
昔から収穫期には その限られた繁殖場所を知っている人が
その「 穴場 」へ出掛け収穫採取して来ていたらしい
ほぼ徒歩で浅間山麓の低灌木地に分け入るし この果実ひと粒づつを手摘みで収穫するので
完熟だと 収穫してかついで下界に戻りつく頃には 潰れたり果汁があふれ出てしまったり
売り物にするには 大変な代物でもあったと昔話を聞いたことがあるね
今の 「 ブルーベリー 」の平均よりも 小さめで より濃い紫の果実なんだ
今でも浅間山麓や離山 石尊山などで 目にすることがあるけれど 低木で
1度に食べごろになっているのは 2~3粒づつ ってところかな
品種改良や栽培方法などの進化で 近頃は粒も大きく 糖度も高いブルーベリーが出回り
中には 通称 「 500円玉 」なんて 特大の種類もあるらしい
それじゃあ 濃紫のミニトマトみたいだね・・
お馴染みの人も まだ なんとなく口にしていなかった人も 旬を迎えている
軽井沢産の ブルーベリーはいかが ? お料理の色どりにも おススメだよ