軽井沢のいろいろ~♪ 軽井沢で静かに暮らす 深山のイノシシ があれこれ見たこと聞いたこと

軽井沢に静かに暮らす深山のイノシシが 軽井沢の春夏秋冬 今昔、あれこれ・・ 見たまま聞いたまま書いてるよ

軽井沢のいろいろ  テレビ番組 NHK 「ぶらタモリ」~♪

2015-11-22 | 避暑地 軽井沢のあれやこれ

先週だったか  ボクもここでお知らせしたけれど 昨夜の 「ぶらタモリ」見ました?

 また軽井沢かぁ~ って思ってた人もいたかな? でも 意外な軽井沢で目線が変わったよね ?!

 汽車、線路の昔話も  前にちょこっとした記憶が あるけれど 今日はついでに 昔の道のお話をするね

 軽井沢町の全体に目をやると昔は 碓氷峠ばかりでなく 例えば町の東側 東京方面に徒歩で向かうのに 

 入山峠 和美(わみ)峠 その他にも けもの道に 少し足跡が増えた様なマニアックな道があったらしいよ

 そのうちの 「入山峠」、碓氷バイパスを東京方面に向かって登坂路を登って行くと 群馬県と長野県の境の地点になる

 その県境の左側に  チョコっと路側帯が広くなって金網扉が閉じられた場所があるんだ (そこは鍵が無いと入れない)
 
 フェンスの無い所から 入ってみると そこに軽井沢町の小さい立札があって「入山峠」と表示されている

 今から 1500年位前に 「古東山道」と呼ばれる道が通っていたと言われているんだよ

 具体的な資料は 軽井沢町資料館(冬季は休館)や 佐久市の望月歴史民俗資料館(常設)に展示されているし

 文献は「中山道二十六宿」って本や  前にボクが見せた「足で書いた浅麓だより」などに書いてあるから 興味がわいた人は見てね!

 ちなみに この大昔の道の跡は今でも僅かに道型が残っているんだけれど  立札の近くから下る場所の石が敷かれているのは

 碓氷バイパスの工事で余った石を  ついでに敷いたものだから大昔の道路工事じゃないよ

 それと  日本で最初の官道(国家が命じて作らせた公道)「東山道」の前身と言われるのが「古東山道」で時代もそれ以前の道

 ごっちゃに考えて 「そっちは違う!」なんて学者さんもいるんだけれど 何百年て単位のお話 いろんな道が淘汰されて来たんでしょ

 きっと より安全で早く辿り着けるルートを  その時代も考えて工夫していたんだね ?!

 この入山峠も それきり廃道になったんじゃなく車が身近な移動手段になる前までは 地元の人たちが利用していたんだって

 江戸時代建立と思われる馬頭観音が  ひっそりと街道上の土手の上に佇んでいるよ  ここも「軽井沢の峠」だよ

 最近も 新しい道路が開通すると  住宅街の狭い道路なんかは殆んど人通りが無くなったりするもんね 

 

 
コメント (1)
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